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日々のちっちゃなヨロコビを見つけたい

無事に帰国~

2009-01-08 01:41:55 | 海外

無事に帰国~。
鳥インフルエンザにやられなくてほんと良かった・・・・。
中国・・・、あんなにそこら中に鳥類が放し飼いとは・・・想像以上。
あんなとこ旅して「鳥インフルエンザに気をつけてください」とか言われても、防ぎようが無い気がする。

 

今回は今まで行ったことの無い中国内部を旅してみた。
ネットで存在を知ってから、どうしてもどうしても行きたくてたまらなかった、開平という街

5、6階建てくらいもある高さの、中洋折衷の不思議な形をした要塞のような建物が、農村地帯ののどかな景色の中にニョキニョキと乱立するすごくシュールな風景。
ひと目見て心鷲づかみにされた。

昔、多くの華僑の人々がその土地から世界に飛び出して成功を収め、そこで得た財産を故郷に残る家族に送り、そのお金で建てられた豪勢な建物。


当時周辺の治安が悪かったので、財産や家族を守るためにこういった頑丈な造りにしたのだそうだ。
今は住む人もなく廃墟になっているものがほとんどだけど、それでもまだ1800軒くらいこのエリアには残っている。

 

車で走っていると、あっちにも、こっちにも、不思議な形をした建物が現れては消え、本当にワクワクする街だった。
中に入れてくれる家も幾つかあった。
当時の家具や、住んでいたファミリーの写真なんかがそのまま残されて
いるものもあった。
頂上まで登りきってそこから眺める下界の景色もまた格別だった。
来て良かった・・・・・・・、と心の底から思った。

 

 

言葉が全く分らない上に、ガイドブックやネットなんかにもほとんど情報が無いんで、街に無事に辿り着けるのか、着いたところでそっからどうやってそれぞれの建物を探し当てればいいのか非常に不安ではあったが、いろいろな人に出会い、様々な助けを借りて、無事に見たかった全ての村を周って来ることが出来た。


情報収集のためにマカオから国境を越えたはいいが、観光案内所が分らず迷い込んでしまった入国管理局のオフィスで、私が開平行きのバスの情報を探していると理解すると、わざわざお昼休みを犠牲にして、一緒に小一時間もあちこちのバスターミナルを歩き回って、行き方と、バスの時刻を調べてくれて、地名の読み方まで教えてくれた親切なお兄ちゃん、本当にありがとう
あなたの助けなしには、私はあそこへ辿り着くことができませんでした。


開平のターミナルで会った、丸一日かけて効率的にいろんな名所を全て周ってくれたガイドのおじさん、本当にありがとう
言葉は全く通じないし、誰も居ないような草むらとかどんどん入って行くんで始めのうちは超怖かったけど、おじさんだからこそ案内できる最高の撮影ポイントに連れて行ってくれるんだと分ってからは、とってもワクワクしてあちこちついて行ったよ。
そして、地元の人しか絶対来ないであろう、うらぶれた風情の、でも最高に美味しいお店で食べたおじさんチョイスのお昼ごはん、絶対忘れないよ。

自分だけだったら、きっと一箇所、二箇所くらいしか周れなかったと思う。
会えて本当によかった

 

 


顔見知りになった屋台の人たちもホテルの人たちも、みんな私を見つけると、手を振ったり、微笑みかけたりしてくれる。
じっと目を見て、すごく楽しそうに話しかけて来てくれる。
あったかいよ。中国の人たち、とってもあったかいよ


もっともっと中国の見知らぬ小さな街を訪ねてまわりたくてたまらなくなった。

やっぱ、一人旅って最高に楽しいにゃ~

 

 

コメント
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