犬養万葉今昔―犬養孝先生著「万葉の旅」を訪ねて

犬養孝先生名著「万葉の旅」記載の万葉故地309箇所を訪ね、先生が撮られれたのと同じ場所に立った写真撮影を目指す紀行。

■今昔396越中国庁址(一)

2009年09月19日 | 今昔(12)北陸(一)(二) 万葉の終焉
★三十歳前後の五年間 都を離れ 国守として過ごした ここ越中
 帰京の喜びとともに 心に帰来する 越中の日々

 閉ざされた雪の中での 望郷
 異郷の風物に 好奇の心を開き 詠み来った 歌の数々
 
 今 任を解かれ 別れに際し 憶良の詠歌がよみがえる
 ”天ざかる ひな五年いつとせ 住ひつつ 都の風俗てぶり 忘らえにけり”
                            (巻五―八八〇)



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