わが家には、これまで“シトロエン2CV”のミニカーしかないと思い込んでいたが、実は、2、3年前に義理の姉を軽井沢ドライブに案内した時に、そのお礼と言って、ショッピング・プラザの“ブルックス・ブラザーズ”の横丁を入ったところにある小さなミニカー・ショップ(?)で、“VWニュー・ビートル”のミニカーをプレゼントされたのを思い出した。
800円だったので、貰うほうもあまり負担にならないプレゼントである。
“KiNSMART”製、1/32のミニカーで、ドアが開く。1/43と比べるとかなり大きい。その後、この店で、同じ“KiNSMART”の“BMWミニ・クーパー”のミニカーも買った。こっちは1/28である。
どうもこの“KiNSMART”という会社は、仕上がりの大きさを揃えたいらしく、ニュー・ビートルとミニ・クーパーの大きさはほぼ同じである。
丸いクルマが好きなぼくとしては、ニュー・ビートルは気になるクルマのひとつであるが、徳大寺先生のクルマ評では、車幅の感覚がつかみにくく車庫入れに苦労すると書いてあったし、中味はゴルフⅣだというので躊躇していた。中味をゴルフⅤと換装してきたら、かなり迷っただろうけれど、そんなこともない様子である。
以前、秋の軽井沢をベージュ色のニュー・ビートルが走っているのを見たときは、「ほしいなぁ」と思ったものだが、黄色はあまりいただけない。
* その黄色いニュー・ビートルのミニカー(KiNSMART製、1/32)を、今年のフォルクス・ワーゲンのカレンダーの前で撮った。
ちょうど10月の図柄は、黄色いニュー・ビートルの後ろ姿である。リアのウィンドウに青空が映っている。ちょっとハメコミ合成くさいけれど。