豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

この夏の軽井沢(2023年8月15~17日)

2023年08月28日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 8月15日に、二男夫婦と孫が軽井沢にやって来た。
 3歳の孫の軽井沢デビューだが、あいにく天気予報では連日雨の予報である。予報が外れることを祈りつつ、雨に対応できるイベントを考えておいた。

 8月15日の12時15分、定刻通り、あさま609号で軽井沢駅に到着。
 おじいさん、おばあさんがいつもと違う場所で待っていたので、孫はちょっと戸惑った表情。しかし、大好きな新幹線 “かがやき” に乗って来たのでご満悦の様子。

 来る途中に「アクシデント発生!」というメールが息子から届いたので、何事かと思ったら、東京駅に向かう山手線の駅のホームで、孫の靴が線路上に落ちてしまったのだという。駅員に頼んだが、列車の運行に影響するので線路上に降りることはできない、後日取りに来てくれと言われてしまったとか。
 幸い、雨降りを予想して雨靴を持参していたので、黄緑色の蛙のイラストが入った雨靴を履いて登場した。

   

 そんな訳で、まず駅前のナイキで、子供用のスニーカーを買う。幸運にも、15センチのジャストサイズがバーゲンに出ていたので、1999円でゲット。
 カラフルでかわいらしいし、何といっても履きやすそう。3歳児でも一人で履くことができた。
 ほかの孫たちにも毎年買ってやっていたのと同じものだが、上のふたりの孫たちに合うサイズは最近ではバーゲンに出なくなってしまった。

 幸い天気予報は外れて、15日は曇り空だが明け方からの雨はやんでいて、ショッピング・モールの芝生で遊ぶことができた。

   
   
 トンボを追いかけ回し、キッズ・パーク(だったか?)で、トーマスの豆機関車に乗り、トランポリンのような遊具でジャンプしまくって、大はしゃぎだった。
 足腰の弱った私たちは、相手をしながら、追いかけまわるのに一苦労、二苦労だった。
 ここのトーマスが気に入って、また乗りたいというので、帰京する17日、新幹線に乗る前にふたたび立ち寄って乗ることにした。

       

 8月17日の正午、12時発の新幹線で次男一家は東京に帰って行った。
 紙パック入りの峠の釜めし(!)と、鶏弁当を買い込んで行ったのだが、「美味しかった」と車中からメールが届いた。

     

 われわれ老夫婦は、この日の午後から、布団を干したり、シーツや枕カバー、タオルを洗濯するなど、帰京の準備を始めた。
 この夏、はじめてツルヤ近くのコインランドリーを利用した。滞在の後半は曇りや雨の日が多く、洗濯物がなかなか乾かなかったので。
 夕方、追分のコンビニに立ち寄った。霞にもやる浅間山には秋の気配が忍び寄っていた。

     

 そして8月20日(日)の午前9時、いつも通り家を出発し、発地市場に立ち寄って野菜を買い込んで帰京。

 確か、毎年8月20日が、旧軽の諏訪神社の花火大会ではなかっただろうか。
 この夏は一度だけ、万平ホテルにアップルパイを買いに行った以外は、旧軽には出かけなかったけれど、かつては20日の諏訪神社の花火を、旧道に面した明治牛乳軽井沢出張所の庭から眺めるのが恒例だった。
 この花火が終わると、軽井沢の夏も終わり、旧道に出張した店の店仕舞いが始まり、人々が去り始めるのだった。
     
 2023年8月28日 記

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この夏の軽井沢(2023年8月9日、11日)

2023年08月24日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 8月11日(金)は「山の日」というらしい。

 風越のアイスアリーナにスケートに行く途中、発地市場に立ち寄った。スケートの一般滑走は13時10分から14時40分までの1回だけなので、それまでの時間つぶしである。孫たちは雲梯(うんてい)で遊んでいる。
 空の青と、山の木々の緑と、白い雲が美しい。山頂に鉄塔が見えた。

     

 その前々日、8月9日が雨降りだったので、アイスアリーナにスケートに出かけた。
 スケート靴を履くのは10年ぶりに近い。しかもここにはフィギュアの貸靴しかなかった。フィギュアの靴など、幼少期以来履いたことがなかったので、恐るおそるのリハビリテーションになってしまった。孫を教えるなどとてもできない。

 その折、ホッケーのユニフォームと防護をつけて上手に滑っていた小学校低学年の少年を見かけた。リンクサイドのベンチで隣り合わせになったので「上手だね」と声をかけた。
 軽井沢バッファローズというチームのメンバーだという。おじさん(本当はおじいさんだけど)も学生時代にアイスホッケーをやっていて、軽井沢スケートセンターで夏合宿の時に軽井沢高校と練習試合をやったことなどを話す。
 最近の軽井沢高校は強いのだろうか。ぼくたちの頃は、日光高校、八戸工業、苫小牧東(?)などと共にインターハイの常連校だった。

 あまりにも情けない滑りだったので、この日、8月11日にリベンジに出かけたのだった。
 今度こそと孫の手を取って滑り出したのだが、ぼくのほうがバランスを崩して孫を道ずれに転んでしまった。申し訳ないので、それ以後は1人で滑った。
 東京に帰ったら東伏見のリンクで少し練習をしよう。そして来年からはホッケー靴を軽井沢に持参することにしよう。

 2023年8月24日 記

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この夏の軽井沢(2023年8月11日)

2023年08月22日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
「きょうの軽井沢」といいながら、8月11日の軽井沢の風景をというのも何んだから、タイトルを「この夏の軽井沢」に改めた。

 場所は、追分というか、借宿の浅間台公園(とわが家では呼んでいる公園だが、地図を見ると正式な名称は「ふれあい公園」とか何とかいうらしい)から眺めた浅間山。

     

 ここからも、浅間山の、あの南側の山肌に彫られたハート形のクレーターがくっきりと見えた。
 もう忘れかけてしまったが、この日も気もちのよい夏空だったのだ。
 幼い孫が一生懸命にトンボを追いかけていたが、結局1匹も捕まえることはできなかった。ぼくが子どもの頃の軽井沢の空には大量のトンボが舞っていて、虫取り網を振りまわすだけでトンボのほうから網の中に飛び込んでくるくらいだったのだが、トンボもずい分少なくなってしまった。

 2023年8月22日 記

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高峰高原ホテル(2023年7月31日)

2023年08月21日 | 軽井沢・千ヶ滝

 きのう朝(7月30日)のNHKラジオ「山カフェ」(?)で、ゲストの小林綾子が、山好きのお母さんの影響で小さい頃から山登りを始め、高峰高原が入門者向きにお奨めだと語っていた。
 その話をきっかけに、高峰高原ホテル(上の写真)までドライブすることにした。

 軽井沢を10時に出発して、1000メートル林道、国道18号を経由し、浅間サンラインを松井農園入口で右折して、チェリーラインとかいう曲がりくねった山道を10キロほど登って、高峰高原ホテルに到着。標高は2000メートルあるというが、気温はそれほど涼しくはない。

          

 真っ青な夏空に、いくつも逞しい入道雲が湧いている。濃い緑の山間の眼下に広がっていたのは小諸の街並みだろうか。
 何年か前に、小高い小山の頂上にある真田幸村の居城跡から見下ろした上田の町を思い出した。同じ長野県というだけで類似性があるわけではないが、どことなく風景が似ていた。山並みと夏空と真っ白な積乱雲のせいかもしれない。
 日帰り入浴に浸かってから、高峰高原ビジターセンターというところでソフトクリームを食べる。周りはトレッキングというのか、山歩きから戻ってきたハイカーが数組。年代はぼくと同世代で、がやがやと煩くしゃべっている。

     

 来た道を戻るのも能がないので、「嬬恋方面」という道路標識にしたがって、嬬恋、鬼押出し経由で帰ろうと思ったが、ホテルの人が「途中は舗装されていない道路もあり、お奨めできない」というので、来た道を戻ることにした。

     

 下りは急カーブもああまり気にならなかった。浅間サンラインから眺める浅間山はどこか無骨で、火山だなあと思わせる(上の写真)。軽井沢から眺める浅間山は裾野をゆったりとなびかせて、優雅な印象である。

 2023年8月1日 記 

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この夏の軽井沢(2023年7月28日)

2023年08月20日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 7月28日(金)、軽井沢にやって来た。
 南軽井沢交差点を左折した所の気温表示は29℃となっていた。軽井沢にしては暑い方だが、下界の暑さに比べれば涼しいものである。
 日ざしは真夏のそれで、真っ青の夏空に純白の積乱雲がもくもくと立ち上っている。
 浅間山も群青色の山影を輝かせ、ハート形のクレーター(噴火口?)をくっきりと浮かび上がらせている。
 上と下の写真は、バイパス沿いのケーヨーD2 から眺めた浅間山。

     

 昼食は追分そば茶家で、天せいろともりそば。最近は、夫婦で天ぷら2人前を食べることがきつくなってきた。

     

 夕食後、中軽井沢図書館で借りてきた宮崎駿の「風立ちぬ」を見る。
 「風立ちぬ」といえば堀辰雄だろうが、堀とは全く関係のない戦闘機の設計者をモデルにしたストーリーで、唯一主人公の、婚約者が結核を患っていて富士見のサナトリウムに入院したりして、死期が近いということだけが堀の「風立ちぬ」を思わせる。そういえば、その女性の名前が「菜穂子」だった。
 そんな女性の臥せっている部屋で主人公が煙草を吸うシーンがあった。戦前とはいえ、そんなことが許されたのだろうか。死期の迫った結核患者自身が煙草を吸うならまだしも・・・。
 
 軽井沢らしき場所が出てきた。「草軽ホテル」となっていたが、三階建ての山小屋風のホテルに二人が滞在する。正面玄関やオープンテラスなどの外観は万平ホテルを思わせる。
 ※ただし、万平ホテルは現在改築中で、あの山小屋風の外観はどうなるのだろうか。改築現場の横の空き地で、アップルパイの販売だけをやっていた。

 菜穂子がキャンバスに向かって絵を描いている場所は追分にしては明るすぎるが、きょうの軽井沢の夏空には似つかわしい光景だった。
 大型のパラソルを飛ばす突風は、「風立ちぬ」というには強すぎはしないか。
 一昨年の秋、堀辰雄を読んでいた頃、小学館文庫だったかの表紙がなぜかアニメ風で違和感を覚えたのだが、宮崎のアニメ映画上映に便乗した出版だったのだろう。

 夜になると期待以上に気温は下がり、やはり東京とはケタ違いの涼しさで、掛布団をかけて寝ることができた。

 2023年8月1日 記

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