豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

ミニカー大作戦① “スバル360”

2008年10月21日 | クルマ&ミニカー
 
 わが家の思い出のマイカーを全部ミニカーで集めようという、にわかミニカー大作戦、第一弾!!

 週末に、本当は仕事があったのだけれど、そっちのけでネット上を遊泳して、スバル360だの、スバル1000だの、スバル1100ff-1だの、VWポロだのといった歴代のわが家のクルマのミニカーを探し回った。

 スバル360については、「国産名車コレクション」の創刊号(690円!)についていたらしいけれど、もちろん絶版、版元品切れ。さらに、今年の5月頃(!)、エブロ社から1/12という大型のミニカーが発売されたらしいのだが(定価は2万5000円前後だった)、何らかの事情ですでに販売は終わってしまっていた。

 ひとまず、何でもいいからと思ってさらに探してみると、YUJINというところから出ているカプセル玩具に、“1/43名車列伝スバル360コレクションⅡ”というのを見つけた。
 これが、“おたく星”という所では6個セットで何と1170円である。値段が安すぎて心配だったし、送料、代引手数料の方が高いぐらいだけれど、注文した。そうしたら、月曜日に発送したというメールが届き、きょう火曜日の午前中にはもう届いた。

 荷物をあけると、ガシャボンのカプセルが6個出てきた。組み立て式の模型であった。
 小さい頃から手先は人一倍不器用で、工作は苦手だった。嫌なことになったなと思ったが、駄目もとで、どうでもいい赤い色のスバル360を組み立ててみた。
 意外と簡単に組みあがった。簡単なだけあってチャチである。しかし文句はいえない。1個300円のものを6個1170円(1個あたり200円弱)で買ったのだから。

 わが家の初めてのマイカー、初代スバル360(の中古)はアイボリーのボディに濃茶色のルーフだったが、それと同じ色だった“スバル360K111(1969)”というのを組み立てた。わが家がこれを買ったのは1963、4年だが、しょせんガシャボンである。細かいことを言ってみても仕方ない。
 なんとなく、それらしい雰囲気はある。少なくとも、エブロの1/12のモデルはルーフが白で、わが家の初代スバル360とは違う。

 仕上がってみると、まるでチョロQのように小さい。“1/43名車列伝”なんて嘘ではないかと思って、サイズを測ってみた。
 全長約69mmあった。43倍すると2967mm(=2.97m)である。
 今度は、『絶版車アルバム1950-1969』(コスミック出版)で、初代スバル360の実寸を調べてみた。なんと初代スバル360は、2990×1300×1380だった。まちがいなく1/43であった!
 こんなに小さかったのだ。よくぞこんなに小さいクルマに乗って家族4人で軽井沢などへドライブに行ったものだ。それも旧碓氷峠を登ってである。

 * 写真は、YUJIN製“1/43名車列伝スバル360コレクションⅡ”のなかの、“スバル360 K111(1969)”。“おたく星”で1170円。ただし送料・代引手数料を入れると1970円になってしまった(ほぼ定価どおり)。

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