火曜日に届いたYUJINのガシャボン玩具の“スバル360”(K111、1969年)と、その前に、さくらや新宿東口ホビー館で買った“スバル1100 ff-1”(エブロ製)とを並べてみた。
いずれも1/43だが、その大きさの違いに驚く。スバル1100だって、最近のクルマの大きさに比べたら小さなものである。
『絶版車アルバム1950-1969』(コスミック出版)によれば、スバル1000(1966年)が3930×1480×1395mm、スバル1100FF-1(1969年)が3930×1480×1390mmとなっている。
わが家で2台目のスバル360の次に買ったのは、発売されて1、2年たった頃のスバル1000だったけれど、サイズ的には、スバル1000と1100ff-1はほとんど同じだから、大きさだけの比較なら1100ff-1でも同じである。
何といっても、全長が1メートル近く長くなっている。
スバル360からスバル1000に買いかえた時の、あの室内の広さの感動はこれだけの差によるものだったのだと、あらためて実感した。
もう一度、スバル1000なり、スバル1100ff-1の実車に乗ってみたいものである。現在のクルマでいうと、どのクルマの広さに近いのだろうか。イメージとしてはダイハツのシャレードとか、カローラⅡあたりである。
実物の写真を見ると、スバル1000はシートやインパネなどもずい分簡単なものであるが、それがかえってレトロに感じられる。
ただし、こうして並べてみても、スバル360には独自の雰囲気が漂っていて、今でも悪くない。シトロエン2CVとも違う、VWのビートルとも違う、フィアット500とも違う、やっぱり“スバル360”なのである。
* 写真は、エブロ製“スバル1100ff-1”の1/43のミニカーと、YUJIN製“1/43名車列伝”の“スバル360 K111(1969)”。