仁淀川夢甘栗(生)

2013-11-05 15:48:49 | 美食
30年前
プロ向けの料理雑誌『専門料理』に
エッセイを連載したことがある

その時の一回目に
日本の栗は、中国の甘栗や
フランスの焼き栗などと違って
渋皮のすぐにはとれない品種だ
と書いた

しかしついに

仁淀川夢甘栗の
説明を読むと
高知の佐川町には昔から佐川栗という有名な栗があって
丹波栗より小さいけれど、それと違って美味だ
と牧野富太郎が言ったが
その愛弟子の力も得て
佐川くりにも勝る夢甘栗の栽培を始めた
そうな

わかるかー
込み入った文だよ
丹波栗と違っておいしいというのは
間違うと丹波栗はおいしくないがという意味にもとれるが
丹波栗とは違うおいしさの意味であってほしいね
そして佐川栗がおいしかったとしても
この夢甘栗はなんの関係もなく
あらたに(外国種?)栽培され始めた栗なんですよ
あー疲れた

では調理を始めようか
フランスの焼き栗に近くするために
フライパンで蓋して炒った

仕上がりはこんな具合
        
渋皮はとれる、甘さもある

でもね小布施栗みたいな栗のうまみというか
それはあんまり感じない

これを買った三浦屋で
気のせいかレジの人が1980円と打ち出してから
「わっ」
と言ったような…
        

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