二十世紀

2011-09-27 00:53:31 | 美食
梨といえば二十世紀です
茶色のあの野暮ったい梨どもは
関東の田舎者(私が言ったのではありません。
「まぼろしの邪馬台国」で竹中直人が言ったのです)
に食わせておけばいいのだ

ナニ、幸水、新水、豊水を
三水と言うのだと

東京に来て
梨の殆どが茶色なのに驚いた
でも甘い、柔らかい、ついつい食べてしまう

西の国でも段々に二十世紀は減り
茶色の梨が席捲している
あの緑の透き通るような色が
夏の終わり秋の始まりを教えてくれる
ちょっと酸っぱいけれど
これを絶やしては季節がなくなる

二十世紀の80%は鳥取県産
ところが最初に発見されたのは
千葉県松戸
それもゴミ捨て場の脇にあった木だとか
関東の皆さま失礼致しました
どうぞ二十世紀も召し上がって下さいませ

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