最後のお歳暮

2018-12-08 17:07:59 | 日記
毎年決まって送って下さるスパイス会社からのお歳暮

スパイシーな珍しい食品が色々入っている

今年は添えられているカードが二種類あった
        

一枚はいつもの年末のご挨拶

もう一枚は、会社が創業家の手を離れて大手資本のグループ傘下に入るというご挨拶

それは決して会社の業績が悪いからではなく

創業家に継承者がいなくなったという理由から

私はどんなに大事にしてもらったことか

料理情報図書館の場所を無償で提供して下さり

沢山の行事に家族のように誘って下さり

カフェを開いたときは支援者にもなって下さった

あの頃はそういうおつきあいがあることを

当たり前のように思っていた

人が次々といなくなる

いつかはいなくなるとしても 時はなんて残酷なのだろう

これが創業家からの最後のお歳暮になることがカードには書かれていた