スクーリング弁当

2012-05-01 00:28:53 | 美食
大学の東京校舎に行くときは
大抵お弁当を持って行く
学舎の前にレストランがあるなら別だが…

「皆さん、ラウンジで食べましょう」
という先生に従って
外に昼食に行かない面々だけ
テーブルを寄せて会食することになった
皆どこかで調達してきた昼食

前日が初顔合わせだった先生は
「石井さんのお弁当は手作りですか」
「はい有りあわせのものを詰めただけです」
「昨日もそのお弁当箱だったから」
「いやーん」
前日は大分離れたところに先生はいたのに
見られていたなんて

すると間をおかずに助手の女性が
「石井さんのいやーんは上品ですね」
それこそいやーん。
そんな意外なことを言われるなんて。
振り返ってみても、いやーんと言うこと自体
あまり上品な感じはしない。
コメントはいりません。

午後の長丁場の卒論テーマ発表会が終わり
先生たちから
「皆飲みにいくぞー」
と声がかかった
こんなとき、三回くらいしつこく言われないと付いて行けない私
それだけじゃない
大体皆の行くところは居酒屋みたいなところと想像がつく
私はそういう無造作な食事ができないたちなんです
超の付く貧乏人のくせに
食べ物の材料は誰よりも吟味します
肉や魚は産地、鮮度、製法が本物じゃないと買いません
混ぜ物の調味料を使った料理なんていやーん
だから何も食べなくてもいいなら付いていったでしょうが
パスしました
(今後の切り抜け策として
うちに来てもらうならどうだろうと考えています)

そんなこと言って
もし居酒屋に誘う恋人ができたらどうする
あー、行きますね
但し、年二回まで