巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

これでは先発投手は育たない

2016-06-12 10:28:13 | 野球
最近の野球を見ていると先発投手が完投することはもちろん、7回すら投げ切れずに降板するシーンをよく見ます。
10日に行われたソフトバンク対巨人戦もそうでした。

ソフトバンクの先発・東浜巨は好投を続け、6回まで無失点でした。
1対0とソフトバンクのリードで迎えた7回、坂本、長野に連打を許し無死1・2塁。バッター阿部慎之助の場面で工藤監督は交代を告げました。阿部も「え?代えるんだ」とネクストで驚いた顔をしていましたね。交代を告げたことにも驚きましたが、出てきたのが左のセットアッパーではなく、右のスアレスだったことに、もっと驚きました。

結局スアレスは阿部に打たれ同点になり、東浜の勝ち投手の権利はなくなりました。
試合はソフトバンクが勝つのですが、目先の勝敗にこだわりすぎだと思います。

東浜は鳴り物入りでプロの世界に入りましたが、過去3年で6勝と結果を残せませんでした。
4年目の今年に入り、ローテー入りし、ここまで4勝。彼のポテンシャルがようやく発揮され始めたところです。

ここで今や球界のエースになりつつある巨人の菅野相手に投げ勝つことができれば、大いに自信になったでしょう。(ちなみに菅野と東浜は同世代で菅野の方は1学年上)
ところがピンチにあっさり交代。しかも阿部相手に左投手を出されたのであればまだ納得でしょうが…。

ソフトバンクは現在、パ・リーグを独走しています。
たとえ東浜にこの試合を託し、負けても何ら痛くもないでしょう。
それなら続投させて、自ら招いたピンチを自分の力で抑えるように仕向けてほしかったです。これが8回、9回なら話は別ですけど。球数も確か100球未満だったはずです。

これでは先発投手は育ちません。
そして交代を告げたのが投手出身の工藤監督というのが残念です。

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