巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

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ミスと圧倒的「個」に屈し習志野準V

2019-04-05 18:30:16 | 野球
春の風物詩とも言われるセンバツ高校野球が終わりましたね。
決勝のカードは東邦VS習志野。私からすると生まれ故郷VS地元というゆかりのある地域同士が、しかも決勝で対戦するという嬉しい出来事でもあった。結果は東邦の完勝。千葉県勢センバツ初優勝は持ち越しとなった。さぞ森田健作は悔しがっているだろう。

超高校級の選手がいない習志野からすれば、接戦に持ち込まなければ勝てないが、序盤の2つのミスがあまりにも痛すぎた。
まず初回、1番の根本がヒットで出塁。手堅く2番・竹縄がバントしたが、これが併殺打となってしまった。
そして4回。先頭の1番・根本がまたもヒットで出塁。2番・竹縄の場面で今度はエンドランを仕掛けた。打球は前進したレフトがキャッチ。その時、走者の根本は3塁を目指して走っていた。1塁に戻らなければいけないのに。当然、1塁にボールが送られ2アウト。またも併殺打になった。

ひょっとしたらエンドランではなく、単独スチールだったのかもしれない。それでも打者が打ったか、打たないか。そして打ったなら金属音がするわけだから、打球の行方を確認しなければいけない。もしかしてレフト前に落ちると判断したのか?
真相はわからないが、あまりにも凡ミスだった。決勝戦でこれだけミスをすると厳しい。

またタイトルにある圧倒的「個」というのはもちろん東邦のエース・石川昂弥のことである。
打っては2本塁打、投げては完封。化け物である。

試合前、私は習志野が有利だと思っていた。
石川は前日の準決勝で完投、球数も140を超えていた。
対して習志野のエース・飯塚は前日はリリーフで3回しか投げていない。この差は大きいと思っていた。

が蓋を開ければ石川が完封。素晴らしいが、実は春はこれが可能ではある。夏のように炎天下で試合をするわけではないので。実際、松坂大輔はセンバツは1人で投げ切ったし、過去にも1人のエースだけでセンバツ優勝を成し遂げたチームは結構多い。

とはいえ昨夏の金足農の吉田輝星が1人で投げすぎた問題は、棚上げされた感はある。
星稜が勝ち進んでいたら…、奥川は連投していただろうか?

もちろん、今大会は明豊など多くのチームが複数投手制を使っていた。
習志野もそうで、エース飯塚は今大会の登板はすべてリリーフ。決勝戦、満を持して先発してくるだろう、と思ったがそうはしなかった。単純に勝利だけを追い求めれば飯塚先発なのだろうが、そうはしなかった。夏を見越した、ということもあったかもしれないが…。

そんな習志野が優勝すれば、「エース1人に頼り過ぎ問題」に一石、いや、かなり大きな一石を投じることができたと思う。
これって2番じゃダメなんですよ、蓮舫さん。こういうのって、やはり1番になることが大事なんだよねえ。
それだけに習志野が負けたことは、残念でした。地元・千葉の優勝が見れなかったとか、個人的なことは、この際どうでもいい。別に東邦が悪いわけじゃないんだけどさ。

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