巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

やっぱプロってスゴイわ(゜-゜)

2013-02-24 23:38:01 | 野球
巨人2-1楽天

オープン戦2戦目で初勝利。注目の菅野が3回を無失点。
ですが今回はその事には触れません。この試合で一番印象に残ったシーンについて書きましょう。

7回表、楽天の攻撃。ランナーが出ると代走にルーキーの島井寛仁を起用した。彼は沖縄出身。両親も観戦に訪れていたようで、そのあたりを配慮して出場させるのがいかにも人情派の星野監督らしい。すると、レポーターからこんな情報が入った。

この選手、とにかく足が速くて、昨年の社会人時代には58回の盗塁をすべて成功させています

と。当然ベンチからも「走れ」のサインが出たのだろう。自分の武器である足を披露するべく盗塁
しかし、あえなくアウトとなった これを見た瞬間、

やっぱプロってスゴイわ(゜-゜)


って思ったね。しかも笠原&加藤のバッテリーだからね。お世辞にも一流選手とは言えないバッテリーでもきちんと刺す。素晴らしいね島井にしてみれば「うわ~、マジかよ」って感じでしょ。「井の中の蛙、大海を知らず」とはまさにこの事だ。

でも島井にすれば良い肥やしにしなければならない。盗塁というのは、ただ単に速いだけじゃ成功しない。リードの幅、スタートの速さ、相手投手の癖を見抜く洞察力。これらが伴っていないと成功しないのだ。幸い、チームメイトに昨年の盗塁王で足のスペシャリストである聖沢諒がいるので、どんどん吸収すればいい。

ちなみに、この島井という選手を調べてみたら異色の選手だということがわかった。
中学時代には100メートル11秒台の俊足を買われ、野球部でありながら陸上の大会に出場し、3年生の時には走り幅跳びで6メートル81センチを記録。これはいまだに県の中学記録となっている。

高校卒業後、熊本の社会人チームでプレイしていたが、生活のためスーパーで働きながら野球を続けた苦労人。
最近は育成から2億円選手になった山口(巨人)や、独立リーグから首位打者を獲得した角中(ロッテ)のようにシンデレラ・ストーリーを歩む選手が出てきている。ちなみに2人ともWBCの日本代表だ。
もちろん島井にもその可能性がゼロなわけではない。174センチと体格には恵まれていないが、赤星憲広(元阪神)のように、170センチなくても活躍しているせんしゅはいる。今日は地元で見事に赤っ恥をかいたわけだが、さて今後どうなるか?


菅野、23日に好投した宮国に関してはまたの機会に。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする