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巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

亀井と阿部の精神的な強さ

2012-05-12 13:10:41 | 巨人
プロ野球の選手というのは、人一倍精神的にタフでなければつとまらないと思う。世間の注目を浴び、怠慢プレーには容赦なくマスコミが叩くし、ファンのヤジを浴びる。まして人気球団である巨人の選手ともなればそのプレッシャーはハンパではない。

今月の2日と8日の試合で2人の選手がヤリ玉に挙げられた。

まずは亀井。2日の広島戦で前進守備を敷いていたにも関わらず、本塁生還を許したプレーに原監督が激怒した。
「しっかり守らないといけない。2点目を許した亀井の守備は信じがたいね。攻撃的な守備ではない。どういう言葉で形容していいか分からないくらい、見苦しい守備だね」とバッサリ切り捨てた。

原監督は試合後の会見で亀井批判に終始したという。もちろん翌日のスポーツ報知にはデカデカと掲載されたので当然、亀井自身の耳にもイヤでも入る。この会見を聞いたA先生(ツイッターでやりとりしてるライターの方)は


今夜の原監督の会見、1つの事件だったと思います。
 いくら何でも、最初から最後まで1人の選手を名指しで批判するとは、聞いていて悲しかった、寂しかった、原さんらしくなかった。
 結果を出せなければ何を言われても仕方のない4番とは違い、ごくたまにしかスタメンで使われない亀井をあれほど罵る必要があったのか。



とブログで嘆いている。
確かに一理ある。4番と準レギュラーの選手ではチームの勝敗を背負う重みが違う。
だが原監督はそれだけ亀井に期待しているのだ。2009年にはWBCのメンバーにも入り、巨人では5番打者で日本一に貢献した選手が、このまま準レギュラーで終わっては困ると。

亀井のスゴイのは、その翌日の試合で試合を決める決勝ホームランを放ったことだ。実はその前の打席では送りバントを失敗。心が折れそうだったに違いないが、見事汚名返上弾となった。
前日批判した原監督もこの1発には大喜びで、亀井と恒例のグ~タッチをする前に「カメ~~」と大きな声で叫んで出迎えた。
A先生は「事件」と評したが、このシーンを見る限り、2人には周りには見えないがあると安心した。亀井にもわだかまりはないだろう。


一方、8日の試合では阿部がやらかした。
やらかした詳細は省くが、私もブログやフェイスブックで酷評した。せざるをえないというか…やらかした本人も「いい訳できないミス」と認めている。当然マスコミも叩く。

だが阿部も次の試合で2安打2打点と活躍しチームを勝利に貢献した。

私は凹むと気分を変えるのが下手で、引きずるタイプ。
亀井と阿部の精神的な強さは見習わなければならない。