僕には家事妖精なメイドがいます (美少女文庫) | |
青橋由高 | |
フランス書院 |
主人公は臼木英太郎という男子高校生。色々事情があって、祖父の持ち物である洋館に引っ越してきた。なんとその洋館はシルキーという家事妖精付き。この家にある暖炉についてイギリスからやってきたらしい。それも超絶美女で出るところは出ておりスタイル抜群。
シルキーとは、イングランドに伝わる家事をやってくれる妖精のことだ。絹のドレスを着ているのでシルキーと呼ばれる。
そのシルキーの名は茶野絹葉。イギリスから来ているのにどうしてそんな名前なんだろうというツッコミはさておいて、英太郎は、「お絹さん」と呼ぶ。もう完全に、イギリスから来た感じではないような気がするが、気のせいか。
絹葉は、家事妖精なので、家事全般はもちろん、英太郎のお世話も行う。もちろん夜のお世話まで。
英太郎は絹葉に一目ぼれ、絹葉も英太郎のことが大好きに。2人が出会ったときは、絹葉はちょっとツンのようだったがあっという間にデレ状態になってしまう。その後は、何につけてもとにかく2人いちゃいちゃ(笑)。
いや、こんな妖精付の家に住んでみたいという人は結構多いんじゃないかな。いくら人外でもこんなに可愛らしければ構わないんでは。
☆☆☆☆
※初出は、「風竜胆の書評」です。