Tokyo at rain and Tokyo at night MOVIE!

東京の夜景動画ブログです。

行進間射撃

2007-07-04 19:07:49 | 撮影とテーマ設定2006~07年11月


今日は朝から雨模様だったこともあり、事務所でおとなしく仕事を進めつつも、合間を見てネガの整理などをチョコチョコこなした。



ネガをチェックしながら思ったのだが、小型1眼レフのストリートフォトなら人物が入ってないと、どうにもさっぱり面白くない。もちろん、小型カメラで優れたランドスケープをものにしている作家もいるし、街角の小さな物体や壁の模様などをミニマルに捉える人々も少なくない。むしろ、人物に引き寄せられすぎて、最近流行の梅佳代テイストに陥ってしまう危険性もあり、人物の面白さに着目しすぎるのは問題ですらあるのだろう。
まぁ、自分は中判から大判で都市風景かスタティックなポートレートばかり撮影していたから、個人的な新鮮味が判断を鈍らせている可能性が高いんだけどさ。



自分は小さな機材との相性が極端に悪く、うっかりコンパクトカメラなんかつかった日にゃ、本当の意味で失敗写真を量産しかねないので、小型1眼レフといってもいわゆるフラッグシップ機を使う。ごついカメラでお散歩写真というのも微妙だし、そんな有様では木村伊兵衛的な「さっと撮る写真」なんか到底不可能なのだけど、それはそれとしてふと立ち止まってしばし考え、もたもたしながらシャッターを切るという一連の動作が、おもったより外連味のないカットにつながっているように思えているので、もぅしばらくはこのスタイルで行こうかと思う。



まぁ、そもそも自分は不器用なので、主砲スタビライザーならぬステディカムでもつけないと、歩きながら撮影出来ないんだけどな。



それに、なんのかんのいっても外連味たっぷりの絵柄が受けるのは昔からで、いかにして外連味をなくしつつ作品の質を上げるかというのは、本当に難しいことでもあるのだけどさ。それでも、だんだんとストリートフォトが面白くなってきてるし、作品に対しても以前よりは興味がわいてきた。



それでも、梅雨が明けたらまた大判に戻ると思うけど、今年こそは夏にがんがん撮影したいな。


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