Tokyo at rain and Tokyo at night MOVIE!

東京の夜景動画ブログです。

展示の紹介と値上げ情報

2006-05-25 20:33:08 | お知らせ

こんにちは、まつしろもりひろです。
ブログは休止中なのですが、昨日観覧した展示があまりにすばらしかったのと、またしてもフィルムが値上げされるということで、思わず筆を取ってこのように書き記してしまった次第であります(朝鮮労働党的表現)。


最初は、表参道画廊にて明後日27日まで開催されている下園城二個展なのですが、これが手放しにすばらしいのですよ。
いや、ほんとに。
まぁ、既に多くの人々が注目していて、また非常に高く評価されているので、自分なんかがここでどうこう言うようなものでもないのですが、とにかく思い切りのよさが作品から伝わってきます。また、技術的にも高い水準に到達しているので、無理をしてでもこの機会にオリジナルプリントを鑑賞してほしいものですね。


ちなみに、併設されている「MUSEE F」では内田亜里展ーMIRROR MODELーを開催中で、こちらも会期は明後日27日までとなっています。
こちらもまた、別の意味ですごく思い切りのいい作品が展示されているのですが、展示空間の設定も含めて、非常に興味深い内容となっています。どちらも非常にお勧めですよ。


でまぁ、その次に観覧したのは〈PLACE M〉で28日まで開催されている越間有紀子写真展「superimpose」で、こちらも非常に優れた内容の展示でした。
越間氏は金村ワークショップの同窓(というのかしらん?)なので、あまり手放しにほめるとひいきの引き倒しになってしまうのですが、それでも〈PLACE M〉において5月に開催された展示の中では最も優れた内容ですね。かなりレベルの低い喩えですが、なんというか「するっと隙間に入り込んでいくような目線」が作品の中心にあって、そのあざとさやてらいのなさが非常にすばらしいといえましょう。


しかし、また感材が値上げされるというのは、正直うんざりです。
コダックは6月1日から、フジも6月中旬から値上げということで、上げ幅はコダックが最大17%、フジもほぼ同等といわれています。
その上、今回は印画紙も値上げということで、銀塩派はますます肩身が狭い世の中になってきましたね。


まぁ、個人的には映画「太陽」の日本公開が決まったということで、三歩後退二歩前進といったところですが、それにしても痛すぎます。
幸い、海外ではそれほど派手な値上げになってなさそうなので、今度という今度こそ個人輸入へ走ることになりそうです。