Tokyo at rain and Tokyo at night MOVIE!

東京の夜景動画ブログです。

Verbal is bubble

2008-07-28 19:33:30 | 業務関連
Otemachi019


今日は朝からよい天気のように思われたが、昼前にはにわか雨が降るなど不安定だったため、洗濯はあきらめて事務所へ向かった。



ただ、自分の原稿も企画も一段落した直後なので、特に仕事らしい仕事があるのでもなく、比較的まったりと雑務をこなした。問題は次の企画へ向けた準備のほうで、曖昧模糊としたやり取りの中から一定の筋道を見出さねばならないことがわかり、手をつける前からうんざりしてしまう。



幸い、撮影のほうは比較的うまく行っているし、自分自身の作品も徐々に方向性が固まりつつあるので、そちらのほうは問題ないのだが、これから他人様といろいろやり取りしながら全体の意思統一を図らねばならないかと思うと、正直言って非常にしんどい。自分、文章を書いて暮らしの糧を得ているにもかかわらず、他人と言葉でやり取りするのがどうにもこうにもしんどく、しかも歳をとるごとにますますその傾向が強まっている。



なんていうか、話し言葉は口から出たあぶくのようにはかなく、むなしく、そして心もとない存在のように思えてならないのだが、かといってなにもかも文字に記せばよいというものでもなく、どうにもこうにも悩ましい…



本音を言うと、打ち合わせやら何やらで他人様と話し合うより、フルプロットの空母戦ゲームやアドテクノスの某経済ゲームでもやっていたほうが、同じように曖昧模糊としていてもナンボか気楽なように思えてならないんだよね。



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ストリートスナップ(ストリートフォト)のゴールデンルール

2008-07-22 19:07:38 | 業務関連
Shiodome016
エントリ内容と画像は無関係です。


今日は午前中から昼にかけては曇っていたものの、昼前から急速に回復して、午後にはすっかりいい天気だった。とりあえず洗濯を済ませてから事務所へ向かい、機材のメンテや買い物のついでにターミナル駅付近で撮影した。



最近は、意識してデジタルでも撮影するように心がけてはいるものの、どういうわけか撮影を重ねるほど醒めていくというか、少なくともはじめて手にしたときの高揚感は急速に薄れ、ただ利便性のみが際立ってくるように思えてならない。ただ、これは今まだ使ったデジカメの全てに発生した現象なので、もしかしたら自分とデジタル画像との相性に起因するものかもしれないが、そうだったら自分のほうを変えていくしかないのかもしれない。
対する銀塩は撮影を重ねるにしたがって「機材として使い込みたくなる感情」が沸いてきたのだから、なんだかんだ言いつつも自分は機材に対するフェティッシュな感情が強く、また「機材のアウラ」に背中を押されていたのは否定できまい。



アウラといえば、ネットコンテンツのハウツーをテーマにした企画が流れてしまい、納品したサンプルテキストも日の目を見ぬまま戻ってきた。せっかくなので、担当者の許可を得てテキストの一部をエントリに掲載するが、テーマは「アクセスアップにつながる写真術」だったのがなんとも世の中の面白いところではなかろうか?
ちなみに、自分は「
ストリートスナップ」というタイトルには最後まで納得できなかったし、担当者の評価は「内容は正しいが、もう少しマイルドにしてください」だった。まさか、デジタルに対して抱く屈折した心情が文章に悪影響を及ぼしたわけではなかろうが、もう少し「アウラを喚起させる文章」にしたほうがよかったのではなかろうかとは思わなくもない。



以下、サンプルテキスト。



タイトル:ストリートスナップでアクセスアップ



アクセスアップの方法はいくつもありますが、ネットに関する専門知識やコピーライタのような文章力、コンテンツそのものの情報価値とは別に、意外と侮れないのはエントリやブログのトップに掲載する画像の人目を惹く力です。例え小さな画像であっても、うまく使えばスポーツ新聞の見出しに匹敵する力を発揮することすらありますから、まずは人目を惹く画像を使うように注意しましょう。



人目を惹く画像といっても、ただ文字にされただけではイメージ出来ないと思います。もちろん、閲覧する人々の趣味嗜好やコンテンツのテーマによってその内容は千差万別なのですが、ある程度まで普遍性を持つ法則のようなものがないわけではありません。それはまず「コンテンツのテーマと深く結びついた画像」であり、もうひとつは「物語性のあるストリートスナップ」なのです。



コンテンツのテーマと深く結びついた画像は当然として(別に商品写真等の撮影ノウハウを紹介する予定と聞かされていた)、物語性のあるストリートスナップがなぜ人目を惹くのかというと、物語性のある写真は人間の持つ好奇心に訴えかけやすく、なおかつ「スナップ写真は作為性を感じさせにくい」ためです。あらかじめコンテンツに深い関心を寄せている閲覧者は、もちろんそのテーマと深く結びついた画像のほうにより大きな関心を寄せますが、漫然とネットサーフィンを楽しんでいるような閲覧者には、むしろ明確すぎるテーマ性が重過ぎることも少なくありません。
その点、ストリートスナップは大半のテーマとなじみやすいために使い勝手がよく、しかもスナップの持つ「無作為性」は閲覧者の警戒心を解きほぐす効果があるため、気軽なアクセスにつながりやすいのです。しかし、人目を惹くスナップ写真といっても、どのように撮影すればよいのかわからないと思います。



そのため、ここで皆さんに「誰でも簡単に取れる感動的なストリートスナップのゴールデンルール」をお教えしましょう。



それは「構図を一点透視図法で組み立て、消失点男性以外の人物を収める」だけです!



例えば、長い廊下の向こうに人影が立っているような画像を想像していただければ、多少はわかりやすいかと思います(当然、図解する予定だった)。まず、透視図法の消失点を強調するために縦画面で撮影し、さらに縦の線が多い路地裏や柱の多い回廊を背景にするか、場合によっては窓枠や出入り口越しに撮影するのがよいでしょう。そして、人間にはどうしても「人影に注目してしまう」傾向があるため、画面には必ず人影を配置します。



撮影に際しては、透視図法の消失点を出来る限り画面中央に設定しますが、消失点を人物と重ねるような構図を組み立て、あくまでも人影を強調するために透視図法を使うと考えてください。ただし、この際に注意しなければならないのは絶対に男性を配置しないことです。なぜなら、男女を問わず、人間は男性よりも女性や子供、老人に注目する傾向があり、あえて言えば男性は消極的に視野から排除される傾向にすらあります。そのため、まかり間違っても男性だけは絶対に配置しないようにして、どうしようもない場合は逆光でごまかすか何か工夫してください。はっきり言って、男性よりは「人形や彫像」の方が人目を惹きます。
また、
その他、可能であればモノクロ画像にしたほうがより叙情的で、物語性を高める効果を持つのですが、その辺は他のコンテンツとの兼ね合いもありますので、全体のバランスを見てお決めください。



最後に、この方法はかなりの効果を発揮するのですが、決定的な弱点があります。それは「同じ手法の画像が2枚以上並ぶと逆効果になりやすい」というもので、実際にその種の画像を並べてみれば簡単に理解できると思います。はっきり言ってしまえば、手法が単純なだけに判明すると閲覧者がしらけてしまうので、サイトやエントリのトップに「1枚だけ使う」ようにしてください。特に注意しなければならないのはエントリのカテゴリわけで、カテゴリ表示にしたとたんに露見するといった失敗は避けてください。
蛇足ですが、これはあくまでも人目を惹くストリートスナップのノウハウでして、画像の美的な良し悪しとは全く無関係なので、くれぐれもその点はご了承ください。



それでは、アクセストップを目指して、がんばりましょ~



以上、サンプルテキスト終わり。



って、やっぱこれじゃぁだめかいのぅ~
てへへ...ORZ



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梅雨明け

2008-07-19 20:14:25 | 撮影とテーマ設定2008~09年3月
Nihonbashi004


今日は朝から好い天気で、とりあえず布団を干して洗濯を済ませてから家を出た。どうやら梅雨も明けたらしいが、今年はあまり雨らしい雨が降らなかったようにも思える。



自分もなんとか原稿を上げ、久しぶりに休みらしい週末を迎えて開放感に浸りつつ、撮影をかねて埋立地へ向かった。最近は銀塩で撮る事が本当に多くなっており、デジタルとの距離感を見失いつつあるようにすら感じられるのだが、そうは言ってもデジタルの利便性は捨てがたく、まだしばらくの間はなんとも悩ましい日々を送るのだろう。



ただ、銀塩環境は日々悪化の一途をたどりつつあり、感材の供給が完全に絶たれることはなかろうが、値上げや供給不足によって事実上使用不可能となる日が現実に訪れる可能性は高い。自分自身の制作という観点では、今年の夏がひとつの正念場というか、デジタルでの制作に本腰を入れるのか、あるいは銀塩と心中するのか、決断のときは迫りつつあるのかもしれない。



とはいえ、本当は両方やりたいんだけどネェ~



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朝からNEGATIVE

2008-07-10 20:29:40 | 業務関連
Nihonbashi003


今日も朝から梅雨時らしい空模様で、傘を持っていくべきかどうか悩む。ただ、天気予報は降雨なしと出ていたため、思い切ってたまった洗濯物を片付け、念のため昼食をとってから家を出た。



難航していた企画も、昨日の深夜には自分の手を離れ、後は機械的な処理工程をただ見守るのみとなったのだが、あまりにも進行が押してしまったため、既に次の仕事に食い込んでいるという始末である。とはいえ、まだまだ資料の読み込みも足らないし、事務所の日常的な雑務も山積みとなっているので、とりあえず気分転換をかねて事務所を掃除した。



掃除の後、たまたま事務所へ遊びに来ていた(そして掃除を手伝わされた)知人と、コーヒーなどを飲みながらだらだら話す。知人は最近「NEGATIVE」に激しくはまっており、目覚めの1曲として蛇ローテーション中という。朝からネガティブで気合を入れるとは、どうにもなんだか字面が悪いなぁと思いつつ、曲を聞かせてもらったらなかなかいける。ついでにWEBで検索したら、メンバーがマジ池面ぞろいでびくぅり!



特にヴォーカルにしてフロントマンであるJonne Aaron(ヨンネ・アーロン)の美形ぶりはもはや反則の域に達しており、こりゃぁ腐ならずともはまるだろうと激しく納得した。ただ、自分は彼らの楽曲を聴いているうちに、なぜだかとってもガンズを聴きたくなってしまい、その足でわざわざアペタイト・フォー・ディスクトラクション(Appetite For Destruction)を買ってきては、いまさらのようにスウィート・チャイルド・オブ・マイン(Sweet Child O' Mine)に胸きゅんさせられてしまうという、大人としてなんだかとっても恥ずかしい1日だった。



でもまぁ、自分はシェリル・クロウバージョンも大好きだし、スウィート・チャイルド・オブ・マインで胸きゅんさせられたオトナは他にも何人かいるだろうと、どうにもこうにもかっこ悪い強がりをひとりつぶやきつつ、現像を終えたネガをスキャンしてWEBにアップしていたら日が暮れた。
方向性を大幅に変えてからは、やはり他人の評価が気になっていたのだが、少なくとも今のところは好意的に受け止められているようなので、とりあえず一安心というところだろうか。ともあれ、また次の一歩を踏み出す前には、目先の原稿を上げてしまわないとならないし、そのほかにも夏場は何かと忙しいのだが、少しずつ気分が高まっているのはよいことだろう。



早く梅雨が明けてしまわないかネェ



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間もなく梅雨明けか?

2008-07-04 23:54:28 | 業務関連
Nihonbashi002


今日は朝から好く晴れて、梅雨明けを思わせる青空が目にまぶしかった。といいたいところだが、東京の空はどこと無く霞がかったような鈍い青白さで、光化学スモッグ警報に追われた「昭和の日々」を思い出した。とりあえず洗濯を済ませて事務所へ向かうが、他の作業者が成果物を上げてくるまでは手持ち無沙汰だったりもする。



事務所で一通りの作業を済ませると、本格的に手が空いてしまったのでひとまず帰宅する。ちょうどよい機会なので、たまっていたフィルムの現像を済ませ、少しはやめの夕食をとって事務所近くの体育施設で運動プログラムをこなした。こうして文字にすると優雅な生活だが、実態は貧乏人が暇をもてあましているに過ぎない。



なにしろ、作業のスケジュールが押しているということは、いつかどこかで遅れを取り戻さなければならないことでもあり、製品化が送れることはすなわち入金の遅れに直結するのだから、手持ち無沙汰になればなるほどストレスもたまるというものだ。とは言いつつも、一方で現像したフィルムに多少なりとも手ごたえを感じている自分がいることも確かで、業務と制作との両立は極めて危ういバランスの上に成り立っていることを、いまさらのように再確認した一日でもあった。



間もなく梅雨も明けようが、自分にとっても梅雨明けとなる日が来るのだろうか、そしてそれはいつなのだろうかと、どうでもいいことをふと考えてしまう。



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