![MUSEE_F0910_002](http://farm3.static.flickr.com/2436/4066898069_7c2e481a9c.jpg)
![MUSEE_F0910_005](http://farm3.static.flickr.com/2709/4067656764_c20012851b.jpg)
![MUSEE_F0910_003](http://farm3.static.flickr.com/2441/4066900367_d6f5813591.jpg)
![MUSEE_F0910_004](http://farm3.static.flickr.com/2777/4067654080_11cd227258.jpg)
-Too hurt-展の会場風景
個展も5回目と言うことで、今回は前回までとは全く異なるインスタレーションにしました。とはいえ、ある意味では写真展としてもっともオーソドックスなインスタレーションなので、むしろ冒険を避けたとさえいえるかもしれません。ただ、今回は「普通にやる」がひとつのテーマだったので、まずその点では大成功だったと思います。
作品についても、基本的には「普通の写真展」となるよう心がけ、特にわかりやすいギミックは仕込んでいません。ただ、いわゆる「決定的瞬間」的クライマックスを志向しているかのような画像を、いわゆる「組写真の方法論」で配置したので、自分の「決定的瞬間を否定するアンチクライマックス」志向や、テイストレス趣味には真っ向から反していました。
その辺がちぐはぐな印象になって、鑑賞者にある種の気味悪さを感じさせるのではないかという懸念はあったのですけど、むしろ「事前に想像しなかった心地よさ」がかもし出されていたように思えます。その点はよい意味での計算違いだった、ということにしておきます。
ともあれ、今回の展示からも大きな収穫を得たように感じています。次回はどんな展示になるのか、まだ決めかねているところも少なくないのですが、来年後半には個展を開く予定です。
最後になりましたが、今回のエントリを事実上の最後として、展示ブログを移転します。
移転先などにつきましては、またご案内させていただきます。
よろしくお願いします。