空耳 soramimi

あの日どんな日 日記風時間旅行で misako

「陽だまりの彼女」 越谷オサム 新潮文庫

2015-02-25 | 読書


くっきりしたかわいらしい表紙が見えたので手にとってみた。

――その秘密を知ったとき、恋は前代未聞のハッピーエンドへと走りはじめる!

と裏表紙に書いてあった、その秘密ってどの秘密?前代未聞って?

ハッピーエンドにチョット飢えていたし、女子が男子に読んでほしい恋愛小説No1……なのか
映画化、、上野樹里、松本潤。 可愛らしい、春らしい と思って読んでみた。

中一のとき転校してきた真緒は幼女だった、裸で公園を歩いていたという、同級生になったが分数も出来ないバカで、回りはあきれ、ついでに苛められてもいた。
苛めの汚さに僕は切れて、真緒の髪に塗られていたマーガリンを取り上げて真緒を守った。それ以来真緒になつかれた。

12年後再会した真緒はバリバリのできるキャリアウーマンに変身、その上取引先にいた。

出会ってからは、真緒は昔のように僕に近づいてきた。可愛いかった。

二人は付き合いだして、「駆け落ち」と名づけて一緒に住み始めた。ところが。


ほのぼのとした話で、仕事場でもうちでも、わがままだが憎めない二人は、春らしい話だった。


ところが(また笑)とんでもないことが起きる。

これまで読んで、この結末で若い読者はキュン死するという(キュン死と言う言葉を覚えたので早速使ってみた笑)

おばさんは びっくりした。何でこうなるの、これがハッピーエンドなのか。

マァむつかしい人生イカにタコにを離れると、とても爽やかで、映画になったとき、ノダメの上野樹里ちゃんならこうだろうと思える展開だった。






コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2015 咲き始めの梅  | トップ | 「愛に似たもの」 唯川恵 ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
映画観ました (はりねずみ)
2015-03-02 16:05:46
『陽だまりの彼女』若い子に人気なんですね~。キュン死って、初めて聞きました~。DVDで映画だけは観ましたが、たぶん、空耳さんと同じ感覚に陥ったのだと思います。上野樹里は好きなんですが・・・。娘二十歳が、友達がめちゃおもしろいっていうから読んだら、つまんなかった、とぼそりと言ってました。娘は若い子じゃないようです(笑)
返信する
遅くなってm(_ _;)m (空耳)
2015-03-04 09:26:43
これを読んでキュン死するのは若い人なんでしょうね(^∇^)
もうこういう気持ちを忘れてます。
娘さん20歳でも…アッパレです 同感なのでp(*゜▽゜*)q
でも面白かった人もいるようで、一概に決め付けられませんね。
返信する

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事