空耳 soramimi

あの日どんな日 日記風時間旅行で misako

初夏の光

2007-05-30 | 山野草

見上げると
光が
蒼い雫になって落ちてくる

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たんぽぽ飛行

2007-05-26 | 山野草

こどもたち さようなら

親しい風に頼んでおこう

丸い大地が見えるまで
高く高く舞い上がるよう
澄んだ光が降り注ぐ
広い野原に下りるよう

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蜘蛛の糸

2007-05-25 | 山野草

よく晴れた朝
森の中へ
オーロラを見に行く








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約束

2007-05-24 | 山野草



シロツメグサの花言葉は「約束」という
少女の頃に覚えたわずかな花言葉の中から
「約束」という文字がまた咲く季節になった

シロツメグサが咲くと
聞き流した約束
挨拶代わりのちょっとした約束が
いつ果たされるのかと待っているようで

花と花とをつないで
忘れていた人の手に掛けてあげなければ
すぐに花の季節が終わって忘れてしまうに違いないのに
待っている人がいるかも知れないのに









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海の光

2007-05-17 | 山野草


海の果てで光が生まれて
波を渡って届く朝がある

やがて光は夢のように消え
海は深い青に包まれ
終わりのない思いのように
繰り返し波頭が寄せている

星が煌く頃
行き着くところのない海の道は
どこまでも時を渡っていく
















コメント (2)
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