空耳 soramimi

あの日どんな日 日記風時間旅行で misako

クラス会

2024-05-29 | 日日是好日

    今年も仲間に逢おう                               
 
    よく似たものを私は仲間と呼んできた
    雲には雲の仲間
    風には風の仲間
    優しさには優しさの仲間

    掌や心や時の中に仲間を集めて
    じっと見つめているが 

    時は急いで流れ
    いつか雲になり
    風になり
    どこかの知らない人になる

    目に見えない知らない世界に住んで
    新しい世界を連れてくることもある

    君たちか?
    風が木の葉を揺らし
    雲は小さな影を作って部屋の中を行き過ぎるのは

    遠い昔の優しい時間を思い出す

    騒がしい足音を思い出す

    見えないものに
    名前をつけたこともあった
    遠い昔のあるときが
    今と重なるように見える気がする

    風や雲と話していると

    あの時の声がする               

    みんなどこへ行った、

    中島さんの「地上の星」のように

    見送りもしないのに消えていいのかな

 

    三年二組51名。名前を呼ばれたら大きな声で手を上げよう

 

    行先も告げないで案内状が時ととともに流れていった君たち

    みんなどこへ行った

                    

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読書の世界は広く、私の世界は狭い?

2024-05-28 | 日日是好日

懲りずに今日また新しい本を積んだ。

「空飛び猫」講談社文庫 村上春樹さん訳の童話

「気軽に生きるこつ」三笠書房 この頃いろいろ重かったので

「たぬきの本」共和国  カモメさん主催、本が好き!のコミュニティーに参加本、面白そう(^^♪

「ミシンと金魚」集英社 すばる文学賞なら外れないかも

「ラブカは静かに弓を持つ」 集英社 弦楽器はいいな、特にチェロ。評判がいいので私も。

 

既読本

「しろがねの葉」「信仰(村田沙也加さん著)」「夜明けのすべて」「震える牛」「雪冤」「ぼくの死体をよろしくたのむ」「死を弄ぶ少年」「ハヅキさんのこと」「秘密なら、言わないで」「読み解き 般若心経」「惑いの森」「マクベス」「大きな鳥にさらわれないよう」

 

読みかけで中断

「毒猿」

 

こうして狙いを定めると書かねばという気持ちになるかも、改めて積みなおし机を整理した。

大きめの机でよかった。両脇机を広げてみたら全部の本が何とか乗ったが、床掃除まで増えた。

なんという雑然。本選びと記憶の無秩序。既読といってもまるきり初読みみたい。よしもう一度読み直してみるかな。面白かったし。

 

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袖振り合うけど

2024-05-28 | 日日是好日

 あさ時間があると時々散歩をする。同じ頃家を出るのか、細い農道を歩いてきてよくすれ違う人がいる、ぱったり正面から会うときはまぁどちらかが道を譲る。面倒なので先に脇によけて待っていると、たいていちょっと頭を下げてくれる。滅多に人に会わないだろうと、少し早い時間に出て一人で歩くのが爽快なのだが、あちらの人からも気軽に歩きたい気持ちが伝わってくる。私も野の花を見て歩いている時間はとても貴重だ。

 よく出会って 少し気になる二人組みの人たちがいる。うちは坂なので、どうもずっと下方の家から話しながら歩いてくるらしい。二人共大きな声で常に話している。間の悪いことに後ろから追いつくことがある。困ったことなので、挨拶をしてちょっと急ぐ。それでもお互い気になってはいるようで。毎朝前後して歩いてくる。道を変えてみたら、また柿畑でばったり会ってしまった。又お会いしましたね、の顔をしてみたが効果なしでばつが悪かった。ちょっと気になる。二人とも少し先輩のような年頃だし、ゆっくりした散歩でいつも私と似たコースを一回りの様子。

 袖振りあうも他生の縁 というが、初めてあっても何所かで出会っているような感じがする人もいる。でもこの感じでは、今世で初めて逢った人たちのようで、とはいえ二人ともすごい人見知りの星から来た人かも。初めて会っても声をかけるとといい人だったりすることもあるので、どこ人かは気にしないことにして。

でも道か時間を変えようかな。まだあちこちに田畑が残っている散歩道があるし。

 

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カルチャースクール

2024-05-25 | 日日是好日

今年は本を100冊は読もうとこっそり計画した。内緒の年頭の辞を公開したのは積読山が崩れそうになったし、書けば少しは今年の推しになるかも。読んだつもりでも内容をほとんど覚えていなかったという、驚愕の現実に気が付いたし。

読んだら書くということもしなくなった。振りかえればもう5月も終わりそう。それに感想を書いたのもわずか19冊で、これではアノ果てに向かってまっしぐら、かも。

 

それで読み始めたのが川上弘美さん、積んでいる好きな作品に手が伸びて。

短編集「どこから行っても遠い町」の目次7番目「急降下するエレベーター」というところまできた。

そこで友人の家を訪ねるシーン。「うちの母親って、カルチャースクールの講座、5つもとってるんだ」

とここで止まった。

カルチャースクールか、私も何度か新聞の折り込みを見たことがある。どれか行ってみようかな。庭の花の世話と、スーパー、図書館あたりしか動かないのは世間が狭くなるかも。それで十分満足しているが、いささか狭いかもと思ったし。

 

で、ステンドグラス、手芸教室、陶芸。もしこれを頑張ったら家に作品があふれそう、習字、絵画も今更、などと勝手に理屈をつけていたら、どれも気が向かず。一度受けてみた歴史教室も家にそんな本は積んであったし。と習いたいものが見つからなかったことに気が付いた。

カルチャースクールだって時間がかかる。まして5つなんて。とやかく言える筋合いはないし、言う気もないが、ふと思った。

時間があれば積んである本をせっせと読もう。と考えがぐるぐる回って今に戻った。

ここまで書くのに時間がかかった。タイピングでも頑張ろう。

 

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