昨年、コロナ閉塞から解放されたくて、人気の少ない静かなところに行ってみようという話になりました。
なにか目的をもって、と言っていた時に、西国三十三所巡拝が終わったというのを友人から聞いたところだったので、それだ、お寺なら静かだしいいんじゃないかな、記念に御朱印帳を持つと極楽キップだね、なんていうので行き先は即決。近場から巡り始めました。
土曜日の休日に行くなら翌日は休みだし今週は明日香方面へ。
なんだかいい思い付きで、予定の古いお寺三十三のうち、一昨日の長谷寺行きで十八のお寺の参拝が終わりました。
本とに静かなお寺は、古い歴史を忍ばせる風格もあって広い境内を歩くと静かで落ち着きます。カメラを忘れたりしたところはすっ飛ばして11日は六番札所の長谷寺でした。記憶に新しいところで。
仁王門
登廊(のぼりろう)
本堂
2月14日の「だだおし法要」に使うたいまつが置いてありました。
本堂から一切経蔵、五重塔が見えます。
下に広がる境内の風景
紀貫之故里の梅
本堂にある屋根に繋がっている礼堂 ここも壮大な懸造り
牡丹のお寺で寒牡丹が綺麗でした。寒牡丹は冬に咲く種類で無理に咲かせているのではなくて(寒そうで気の毒に思っていたのですが)れっきとした真冬に咲く品種だそうです。
冬に見る牡丹がありますが、それは夏冬二季咲きの冬バージョンなので、同じ牡丹でも性質は違っているとか。
牡丹で有名な寺なので初めて訪れた時は登廊が混雑していました。今は寒牡丹が綺麗なのですが、少し時期が遅いのとやはりコロナのせいなのか人はまばらでした。