空耳 soramimi

あの日どんな日 日記風時間旅行で misako

夏空

2008-09-08 | 山野草


2008.8



障子を開けて狭い四角い空を見る

薄い夏雲の下にさてどうしようかと考えている入道雲がある

まだ疲れなかった子供の頃は 雲の下を
草いきれのたつ土ぼこりの道を走っていた

クラブ活動の休憩は仰向けに寝て
木の間から白い空を見ていた

今、温度差も感じないガラスの内と外
じっと中に潜んでいると
夏の匂いは次第に薄くなっていく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする