去年の夏に上海から始まった大野智さんの展示・FreeStyle (フリスタ)ですが、今年の春の大阪にて無事に終わりましたね。
幸運にも、私は上海、東京、大阪の展示会すべてに足を運ぶことができました。
正直なところ、上海に行くとも思ってなかったし、東京か大阪のどちらかに行ければいいやとも思っていましたが(できれば東京。近いから)、なぜか気付いたらすべての会場に足を運んでおりました。
<本当に謎
ただ終わってみれば、やっぱり全部行って良かったなとも思っています。
やはり、会場ごとにコンセプトは少しずつ異なっていましたから。
上海の展示(FreeStyle 楽在其中)は、数年前に実施された大野さん初の展示・FreeStyle の改良版であったり初の海外での展示であったりと、昔の大野智を巡る旅でもありましたし、私自身の心象を巡る旅でもありました。
大野さんは絵を日記代わりに描いている..というようなことをインタビューで語っておりましたが、まさに、生の声が聞こえてくるかのような雄弁さがありました。
私は大野さんが初めて展示を催したときにはファンではありませんでしたし(興味もなかった)、それまでの彼の軌跡をリアルタイムで知っているわけでもないのですが、たぶん、その軌跡を絵を通して、よりクリアーに感じたような気もします。
ある種の生生しさ、生臭さを感じた絵やフィギュアでした。
東京の展示(FreeStyle II Tokyo)は、初の展示(FreeStyle Iともいうべきか?)から数年たったこともあり、確実な技術の向上が見られたり、出会ってきた様々なアーティストの影響をつぶさに見ることができました。草間弥生さんを思わせるたくさんの水玉で裏面をおおった侍の子供の絵であったり、奈良さんの描く女の子を彷彿とさせる少女の絵であったりと。
また、前回の展示では見られなかった新しい技法が見られたりと。
侍の子供の絵は、震災の前後に描かれていたことも相まって、静謐、強さ、意志、といったものを感じました。
裏に描かれた水玉も1つ1つで体を形成しているんだなと思うような配置と色で。
奈良美智さんが褒めていたパグの絵もよかった(奈良さんはもう1枚描いた方がいいんじゃない?ともアドバイスしてましたね。展示会には1対の犬の絵がどっかりとおかれてましたなあ。)。
大阪の展示(FreeStyle II Osaka)では、東京とは異なる絵が展示されていました。大野さんの自画像(ananの表紙にもなった自身の写真をモデルに描いたものと推察される)と、上海でファンが色塗りに協力したタツノオトシゴの絵、謎のビリケン(あるいはお地蔵様的な)もどきのフィギュア。
特に、自画像の前では少し立ち尽くしてしまいました。
大野智が思う「大野智」がこれなんだな…と思ってしまい。彼のスタンスのようなものを感じたというか。
これについては色々意見が分かれるところではあるのですが、2015年9月頃にあった一連のスキャンダル騒動を経て描かれたものじゃないかとか思ってしまい…うごーっとなってしまいました。
(余談ですが、展示会場にパグの絵がちゃんと飾られていて、そしてその絵が会期終了まで無事でいて、本当によかったなあと思いました。)
これら展示を通じて思ったのは、私という人間が大野智という稀有なもの(アイドルというか芸術家というかアーティストというか色々。)に出合って魅了されているんだなあーという、ある意味ものすごくありふれた感情でした。
私は嵐の中では櫻井翔さんが指針/船長のような感じで心の中にどっかりと鎮座しているのですがね…きれいなものには心が惹かれるのは仕方ないよなあと思った展示会ツアーズでございました。


上海(小指一本分の協力とともに;ファンの協力で色塗りがされたタツノオトシゴの絵はFreeStyle2 in Osakaで展示)


東京

大阪
幸運にも、私は上海、東京、大阪の展示会すべてに足を運ぶことができました。
正直なところ、上海に行くとも思ってなかったし、東京か大阪のどちらかに行ければいいやとも思っていましたが(できれば東京。近いから)、なぜか気付いたらすべての会場に足を運んでおりました。
<本当に謎
ただ終わってみれば、やっぱり全部行って良かったなとも思っています。
やはり、会場ごとにコンセプトは少しずつ異なっていましたから。
上海の展示(FreeStyle 楽在其中)は、数年前に実施された大野さん初の展示・FreeStyle の改良版であったり初の海外での展示であったりと、昔の大野智を巡る旅でもありましたし、私自身の心象を巡る旅でもありました。
大野さんは絵を日記代わりに描いている..というようなことをインタビューで語っておりましたが、まさに、生の声が聞こえてくるかのような雄弁さがありました。
私は大野さんが初めて展示を催したときにはファンではありませんでしたし(興味もなかった)、それまでの彼の軌跡をリアルタイムで知っているわけでもないのですが、たぶん、その軌跡を絵を通して、よりクリアーに感じたような気もします。
ある種の生生しさ、生臭さを感じた絵やフィギュアでした。
東京の展示(FreeStyle II Tokyo)は、初の展示(FreeStyle Iともいうべきか?)から数年たったこともあり、確実な技術の向上が見られたり、出会ってきた様々なアーティストの影響をつぶさに見ることができました。草間弥生さんを思わせるたくさんの水玉で裏面をおおった侍の子供の絵であったり、奈良さんの描く女の子を彷彿とさせる少女の絵であったりと。
また、前回の展示では見られなかった新しい技法が見られたりと。
侍の子供の絵は、震災の前後に描かれていたことも相まって、静謐、強さ、意志、といったものを感じました。
裏に描かれた水玉も1つ1つで体を形成しているんだなと思うような配置と色で。
奈良美智さんが褒めていたパグの絵もよかった(奈良さんはもう1枚描いた方がいいんじゃない?ともアドバイスしてましたね。展示会には1対の犬の絵がどっかりとおかれてましたなあ。)。
大阪の展示(FreeStyle II Osaka)では、東京とは異なる絵が展示されていました。大野さんの自画像(ananの表紙にもなった自身の写真をモデルに描いたものと推察される)と、上海でファンが色塗りに協力したタツノオトシゴの絵、謎のビリケン(あるいはお地蔵様的な)もどきのフィギュア。
特に、自画像の前では少し立ち尽くしてしまいました。
大野智が思う「大野智」がこれなんだな…と思ってしまい。彼のスタンスのようなものを感じたというか。
これについては色々意見が分かれるところではあるのですが、2015年9月頃にあった一連のスキャンダル騒動を経て描かれたものじゃないかとか思ってしまい…うごーっとなってしまいました。
(余談ですが、展示会場にパグの絵がちゃんと飾られていて、そしてその絵が会期終了まで無事でいて、本当によかったなあと思いました。)
これら展示を通じて思ったのは、私という人間が大野智という稀有なもの(アイドルというか芸術家というかアーティストというか色々。)に出合って魅了されているんだなあーという、ある意味ものすごくありふれた感情でした。
私は嵐の中では櫻井翔さんが指針/船長のような感じで心の中にどっかりと鎮座しているのですがね…きれいなものには心が惹かれるのは仕方ないよなあと思った展示会ツアーズでございました。


上海(小指一本分の協力とともに;ファンの協力で色塗りがされたタツノオトシゴの絵はFreeStyle2 in Osakaで展示)


東京

大阪
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