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鳥の巣頭の世迷い言

読書音楽観劇、ハゲタカ廃人、そしてアラシックライフをエンジョイしている三十路のお気楽会社員・ガバ鳥のblog

嵐ライブツアー2016 Are You Happy? ソロ感想:札幌公演1日目(2016/11/11)

2016年12月05日 04時10分03秒 | アラシックなライブ+イベント
幸運なことに、嵐ライブツアー「Are You Happy?」の札幌公演(11月11日ー13日)に入ることが出来ました。
詳細なレポートは他の方がすでに出していらっしゃるので、それは割愛しようと思います。
端的にいうと、「ああ、楽しかった!」と思えるライブでした。
去年のJaponismは、いうなれば、ジャニーズの歴史や日本の伝統文化などを嵐が少なからず背負った形となっているようでした。
対して、今回のライブは文字通り、背負うことも気負うこともないもので。
会場を出た後に感じたのは「ああ、楽しかった!」だけでした。
(←別段、Japonismが楽しくなかったというわけではない。念のため。)


取り急ぎ、感想をば。

*大野さんソロ
なんというか、カッコいいのとシュールの間をいったりきたりしていた感じでした。
特に、モニターに流れている映像がシュールの極みをいっており…。
カッコいいだけでない、愉快なだけでない、シュールなだけでない、凄いだけじゃない、そんなトムヤムクンスープのような。
初見の印象としては、寺山修二の戯曲「毛皮のマリー」のポスターみたいな(横尾忠則がデザインしている)。
部屋に閉じ込められてこじ開けようとしているような動作を表すパントマイムは見事だったし、
フレーズの合間に踏まれたステップも見事なものだったし、
歌声も伸びて綺麗で...だったのですが、後ろのスクリーンで流れる映像が(笑)
沢山の小さな大野さん(Jrを想定?)が踊っていたり、その中の一人がヘッポコ踊りをしていたり
あるいは、ひょうきんな顔をする大野さんがいたり...。(ちなみに、映像の内容は毎日少しずつ違っていたようです。)
本当に、どういう反応をするのが正解だったんだろう?と今でも分りません。
そんな、「????!!!!」というソロでした。

*櫻井さんソロ
CDを聞いた時の印象は「手堅いな」でした。
夫にしたいNo.1!みたいな印象をもつ櫻井さんですが、なんか、そんな印象でした。
実際のライブでみると、エンタメ感満載の大人の可愛らしさがあふれたものでした。
翔さんは真面目とフザケと気遣いの間で生きてる人間な感じがありますが、それがよく出てたなーと。
ただ、最初の挨拶の際に先にハケル⇒着替える⇒挨拶
という感じですが、挨拶(アオリ、もしくはC&Rを伴うもの)をするときには既にソロの時の衣装だったので、若干、のーみそが混乱しそうになりました。
ソロの衣装がホワワーンとしたものだったからもしませんが。←コットンシャツ+パンツみたいなやつで。
ドラマ撮影の後とあって、体や顔の肉も絞れられており、シュッとしておりました。素敵。

*相葉さんソロ
あもーれー!と言いたくなるような舞台、エンタメショー的な感じでした。
カッコいいというのもあるし、楽しいというのもあるし。
相葉さんが他のグループのショーをプロデュースしたり台本を書いたりしたら楽しいだろうな、と思うような。
それくらい、独創性がありユーモアがあるものでした。
相葉さんの普段はおとぼけ天然いやしキャラ...という感じを受けますが、この時ばかりは「運動神経キレキレの男っぽい人」という印象を持たざるを得なくなる、そんなショーだったと思います。
バク中もカッコよく決めておりました。
次の曲の「青春ブギ」へのつなぎも素敵でした。素敵!相葉先輩!と掛け声をかけたくなりましたw←やめれ


*二宮さんソロ
大海の中に浮かぶ小舟みたいだなー...と最初に思いました。
ゆらりゆらゆら、沢山のファンのペンライトに囲まれて踊る、白い衣装のニノちゃん。
沢山のJr.に囲まれて踊っているのに、ひどく1人を感じるというか、そんなソロでした。
シャキシャキと踊るニノの姿がまぶしかったです。
なんというか、孤独に見えて、なんだかとってもアイドルだなーっと思いました。←語弊のある言い方
今回は踊ってくれて嬉しかったです。
勿論、前回のタップも素敵だったんですけどね。


*松本さんソロ
さすがMJ!的な、そんなソロでした。
彼の生きてきた道そのものがリンクされているというか。
特に、後ろに流れる映像が。
MJとかかわってきた人たち(小栗旬、中村勘三郎ファミリーなど)の画像が順々に流れていき、それが歌詞とよく絡まっていて。
松本さんの歌声は甘く感じる部分(文字通り、スイートな意味で)があるのですが、歌声にもマッチしてたなと。
涙腺がダラダラになってしまった、そんなソロでした。
松本さんのファン歴が長いひと、あるいは歌舞伎クラスタにとっては忘れられないソロになるんじゃないかなーとフト思いました。
(いや、MJいつもカッコいいんだけどね。)



今さらながらのネタバレ気味な感想メモでした。

嵐ライブツアー2016 Are You Happy?セットリスト:札幌公演1日目(2016/11/11)

2016年11月20日 17時12分47秒 | アラシックなライブ+イベント
幸運なことに、札幌公演に参加することができました。
感想は諸々あるのですが、先に札幌のセットリストなどを先にあげます。
(以降、ネタバレ含みますので、ご注意ください)



+++

セットはシンプル。年々、セットはシンプルになっていってる感じ。
しかし質素でもない。
一人でもお客を入れるためでもあるかもしれないし、あるいは、演出アイディアに注力するために特装にお金をかけなくなったのかもしれない。

白い枠が額縁のように巡らされている。
花道は縦に一本のみ。横への道はない。
最初に見たときはバックステージもない(後にステージが移動?してくる)。

全体として、ライブが終わった後に「ああ、楽しかったなああ!!」という感想を持ったライブだった。
いつも楽しいのだけど、より多幸感を感じさせるものというか。
挨拶の内容にも個々の感謝とかジャニーズの伝統とか(例えばJaponismの時のような)ものが感じられなかったせいもあるかもしれない。
翔さんのビジュアルも、ドラマ撮影があったからか、シュッとしていて大変よかったw

+++

1. オープニング(←観客の悲鳴のせいで、セリフが聞き取れないところがあったのでセリフについては、よく分からなかった)
モノクロの映像。
どちらかというと、ライブのメイキング映像。
(これをOPに持ってくるということはメイキングをDVD初回限定版の特典にはつけないということかなー?と邪推)
私服+衣装の嵐が、楽屋やレッスンルーム、仕事場の楽屋、雑誌の撮影場所、ロケ地で登場。
相葉さんだと志村動物園か相葉まなぶのロケ地?と思わせるような映像
翔さんだとNews Zeroの収録現場からの移動中、
翔さん+MJだと、non-noの取材(嵐ブンの2)の合間(ピアノのある部屋に2人でいるという…)
大野さんはマッサージチェアに座ってビクビクとしてたり
ニノはトナカイの被りものをしてたり
これらが流れた後に、一人ずつリレー形式のように、Are You Happy?と言い、「11/11 Sapporo」の表示が現れる。

ステージ両側にバンドが登場(下から登場)。
しばらく音楽が続き(心もち、長い)、ステージ中央の箱?ぽいところから嵐5人が登場。
曲がスタート

2. Ups and Downs

3. Supersonic

4. I seek

5. Oh Yeah!

6. Love so sweet

7. SunShine(櫻井ソロ)

8. To my homies

9. Drive

10. Step and Go

11. Don’t you get it.

(4人による大野ソロへの前フリ)

12. Bad Boy(大野ソロ)

13. Tow to tango

14. 復活Love

15. 青空の下、キミのとなり

16. (MC)

17. Baby Blue(松本ソロ)

18. Miles away

19. 果てない空

20. Wonder Love

21. また今日と同じ明日が来る(二宮ソロ)

22. Amore(相葉ソロ)

23. 青春ブギ

24. (ハッピーメドレー)Happiness

25. (ハッピーメドレー)きっと大丈夫

26. (ハッピーメドレー)A.RA.SHI

27. (ハッピーメドレー)Troublemaker

28. (ハッピーメドレー)Love Rainbow

29. (ハッピーメドレー)言葉より大切なもの

30. (ハッピーメドレー)ワイルド・アット・ハート

31. (ハッピーメドレー)感謝カンゲキ雨嵐

32. (ハッピーメドレー)愛を叫べ

33. (アンコール)A day in our life

34. (アンコール)五里霧中

35. (アンコール)エナジーソング

36. 挨拶

37. Daylight

その瞳にうつるもの@ZERO 10年 写真展

2016年10月24日 22時02分07秒 | アラシックなライブ+イベント


写真家である大村克己さんが撮影されたNews Zeroの写真(Zero 10年 写真展)を見に、日本テレビ麹町スタジオへ行ってまいりました。
写真は、2014年ー2016年に撮影されたものを中心に飾られていました。
リオオリンピックのオリンピアン、アーティスト、被災地(石巻など)、政治家、様々な顔が飾られていました。
写真を通して様々なニュースの記憶が思い起こされましたが、写真がNews Zeroのアーカイブの役割を果たしているかのようでした。
基本的に、ニュース番組はアーカイブされないですし。
これを見ると、ああ、大友さんがNews Zeroについていてくれて良かったなあと。

展示された写真の中、翔さんのうつったものは3枚ありました。
1) 2014.12.14 House of Representatives election; スタッフの話を聞いている翔さん(白黒写真)
2) 2016.07.10 House of Councillors election;安倍首相へのインタビューの時
3) 2016.07.10 House of Councillors election;少し髪を触っているようなカット
キャスター席からキリリと見つめる彼の視線の先には何が映っていたのかな...などと、ぼんやり考えてしまいました。
(前回の写真展の時、防護服を着た翔さんの写真が展示されていましたが、なんだか、あの時の瞳を思い出しました。あの瞳の先に映ったものが分ればなあと、今でも思います。とても非現実的な感情ですが。)

言うまでもなく、News Zeroは放送開始から10周年。ということは、翔さんのキャスターも10周年ということで。
写真の中の翔さんのキャスターぷりも、すっかり板についてきたようでした。
(ベテランキャスターの風貌...とは、他のキャスター陣からもコメントされていたような。2012年のセミナーあたりで。)

言うまでもなく、キャスターを10年...というと、月4回とすれば年間48回、10年で480回をの出演をこなしていることになります(単純計算で)。
ずいぶんとキャスターらしくなったなあと思いました。
10年の間には、夏冬のオリンピックがあり、東日本大震災があり...こうして人の世は移っていくのだな、変わっていくのだなと思ったものです。
←親戚のおばちゃんの感想か。
(別段、大きなイベントや災害が人を成長させたのだ!などと声高に言いたいわけでもないし言いたくもないのですが(個人的な意見ですが、私は障害や震災を「乗り越える」という表現が嫌いなのです...。)、これらが人に何らかの影響を与えるのは間違いないのだろうなとも思いました。)

それにしても、大村さんの写真、本になって出版していただきたいと思いました。
写真展に足を運ぶことができる人間は限られますし。
本当に惜しいなと思うのです。沢山の人に見てもらいたいのです。翔さんのファンのみならず、様々な出演者のファンのみならず、より多くの人たちの手に渡ってみてもらいたい。
大村さんの写真は一つの「報道番組」のアーカイブとして、時代の瞬きの目撃者の記録であると思うのです。
そして切り取られた一瞬は常に美しいのです。
権利の関係はもちろんあるでしょう。今回の展示だって、様々な条件の元でOKを頂いたものでしょう。これまでの展示でも、展示を拒否された写真だってあるかもしれません。
出版となれば、許可を得るのにまた沢山の労力が必要になることでしょう。

しかし、それでも、それを超えてでも、より多くの人の目に触れてほしいと思う。
そんな風に思った写真展でした。


・会場設置のメッセージ(ニュアンス)
<写真家・大村克己>
本日はご来場ありがとうございます。
News Zeroによりそい、撮影した「時」の断片が、Zero10周年の節目に日本テレビの特設会場で展示される運びとなりました。
10年という時の流れと寄せる想いは人それぞれあると思います。
我々が生きているこの時代はどこに向っていくのか。
人々は永遠に問い続けるのでしょう。
映像の形もどんどん変わっていくことでしょう。
写真の果たす役割は記録です。
それが記憶とつながっていく…。
News Zero写真展を通して私が感じたことです。
皆様はどんな感想をお持ちになるのでしょうか?

<キャスター・村尾信尚>
10年前のあなた、何を思い何をしていたか?
10念前の私たち、若い人にニュースを解りやすく伝えようとNews Zeroを始めました。
2008年、世界経済はリーマンショックで不況に。
不況の底から抜け出たものの、今でも世界は不安定な状況です。
2011年、東日本大震災、福島第一原発事故。
被災地や被災者の皆さんへの支持はこれからも必要です。
2015年、安全保障関連法が成立。
日本をどう守るのか?防衛政策が大きく変わろうとしています。

これまで来た道を振り返れば、これから行く道が見えてくるのでは…。
そんな思いでこれまでのZeroの歩みを大村克己さんによる写真で綴りました。
私たちの軌跡をどうぞご覧下さい。




News Zero 10周年 記念シンポジウム(2016年10月1日)

2016年10月07日 12時02分12秒 | アラシックなライブ+イベント



幸運なことに、10月1日に開催されたNews Zeroの公開シンポジウムに参加できました。
写真を撮った大村さん、アナウンサーを務めるラルフ鈴木さん、三浦プロデューサーなどがパネリストとして参加していました。

私は翔さんのエピソードも聞けないかな..という下心満載で参加したのですが、ちょいちょい面白い翔さんの話がきけてよかったです。

勿論、News Zeroという報道番組に携わる人たち(しかも、旧いニュース番組である今日の出来事の後番組としてできた、比較的新しいニュース番組)の話も興味部会ものでした。

例によって、少し長いレポートを現在作成中であります。
私が感じた面白かったこと、翔さんファンとして面白かったこと、などを中心にお送りできればと思います。

FreeStyle祭りの総括的な

2016年04月08日 23時10分45秒 | アラシックなライブ+イベント
去年の夏に上海から始まった大野智さんの展示・FreeStyle (フリスタ)ですが、今年の春の大阪にて無事に終わりましたね。

幸運にも、私は上海、東京、大阪の展示会すべてに足を運ぶことができました。
正直なところ、上海に行くとも思ってなかったし、東京か大阪のどちらかに行ければいいやとも思っていましたが(できれば東京。近いから)、なぜか気付いたらすべての会場に足を運んでおりました。
<本当に謎

ただ終わってみれば、やっぱり全部行って良かったなとも思っています。
やはり、会場ごとにコンセプトは少しずつ異なっていましたから。

上海の展示(FreeStyle 楽在其中)は、数年前に実施された大野さん初の展示・FreeStyle の改良版であったり初の海外での展示であったりと、昔の大野智を巡る旅でもありましたし、私自身の心象を巡る旅でもありました。
大野さんは絵を日記代わりに描いている..というようなことをインタビューで語っておりましたが、まさに、生の声が聞こえてくるかのような雄弁さがありました。
私は大野さんが初めて展示を催したときにはファンではありませんでしたし(興味もなかった)、それまでの彼の軌跡をリアルタイムで知っているわけでもないのですが、たぶん、その軌跡を絵を通して、よりクリアーに感じたような気もします。
ある種の生生しさ、生臭さを感じた絵やフィギュアでした。

東京の展示(FreeStyle II Tokyo)は、初の展示(FreeStyle Iともいうべきか?)から数年たったこともあり、確実な技術の向上が見られたり、出会ってきた様々なアーティストの影響をつぶさに見ることができました。草間弥生さんを思わせるたくさんの水玉で裏面をおおった侍の子供の絵であったり、奈良さんの描く女の子を彷彿とさせる少女の絵であったりと。
また、前回の展示では見られなかった新しい技法が見られたりと。
侍の子供の絵は、震災の前後に描かれていたことも相まって、静謐、強さ、意志、といったものを感じました。
裏に描かれた水玉も1つ1つで体を形成しているんだなと思うような配置と色で。
奈良美智さんが褒めていたパグの絵もよかった(奈良さんはもう1枚描いた方がいいんじゃない?ともアドバイスしてましたね。展示会には1対の犬の絵がどっかりとおかれてましたなあ。)。

大阪の展示(FreeStyle II Osaka)では、東京とは異なる絵が展示されていました。大野さんの自画像(ananの表紙にもなった自身の写真をモデルに描いたものと推察される)と、上海でファンが色塗りに協力したタツノオトシゴの絵、謎のビリケン(あるいはお地蔵様的な)もどきのフィギュア。
特に、自画像の前では少し立ち尽くしてしまいました。
大野智が思う「大野智」がこれなんだな…と思ってしまい。彼のスタンスのようなものを感じたというか。
これについては色々意見が分かれるところではあるのですが、2015年9月頃にあった一連のスキャンダル騒動を経て描かれたものじゃないかとか思ってしまい…うごーっとなってしまいました。
(余談ですが、展示会場にパグの絵がちゃんと飾られていて、そしてその絵が会期終了まで無事でいて、本当によかったなあと思いました。)

これら展示を通じて思ったのは、私という人間が大野智という稀有なもの(アイドルというか芸術家というかアーティストというか色々。)に出合って魅了されているんだなあーという、ある意味ものすごくありふれた感情でした。
私は嵐の中では櫻井翔さんが指針/船長のような感じで心の中にどっかりと鎮座しているのですがね…きれいなものには心が惹かれるのは仕方ないよなあと思った展示会ツアーズでございました。






上海(小指一本分の協力とともに;ファンの協力で色塗りがされたタツノオトシゴの絵はFreeStyle2 in Osakaで展示)







東京




大阪