今更な感じがあるのですが。
ゴールデンウィークの始まりでウキウキな4月29日に、美輪明宏版 椿姫(テアトル銀座)を鑑賞してきました。



学生の頃から、美輪さんの舞台を毎年のように見てきたのですが(初めてみたのは、江戸川乱歩原作/三島由紀夫脚本の黒蜥蜴)、まあー、スバラしかった!!
美輪さんの舞台自体が、既に「非日常」への入り口となっているのが本当に五感で感じ取ることが出来るのです。
演出で会場にまかれる香水、美しい花々、音楽・・・。
「(日常で疲れている)お客様に非日常を」と言わんばかりの、美輪さんの哲学の行使、そのものに圧倒されます。
勿論、劇そのものも魅力的です。
高級娼婦のマルグリットと、純朴な青年のアルマンの恋。
「無性の愛」というのは、美輪さんが実践してきた哲学そのものですが、舞台上でそれが美意識につつまれて現れてました。
なんというか・・・娼婦と紳士のダンスで思いっきり社交界の薄汚さ俗っぽさを表して。森の中の小さな家で無性の愛を表して。
その対比が素晴らしい。
正直、美輪さんもご高齢な「オジイさん」であるのに。少女のようにアルマンに甘えて全てを彼の愛に委ねきったマルグリットを演じる・・・というのがタダ者ではない。
<勿論、老人だからこそ、子供と同じ位の純粋さをもっている、ということもある。能楽の演目に「鷺」というのがあるが。シテを演じられるのは、老人か子供だけなのだ。純粋性を演じるために。
美輪さんの手の動き足の動き視線の動き、それぞれがまた素晴らしかったのかな。
動き一つ一つに鍛錬の後が見えてくるから。
高級娼婦が受ける教養の一つ一つが優雅な扇の捌き方や歩き方に現れているし。
純粋な乙女であることが、白いドレスと軽やかなステップに現れているし。
まったくもって良かったのだなあ。
個人的には、デディット・ピアフを演じた「愛の讃歌」や、怪盗黒蜥蜴を演じた「黒蜥蜴」が一等好きだけど。
椿姫も、やはり美輪さんの代表作になるだけのことはあるのだなあ・・・と感じる次第。
良い経験でした。
夢の舞台にふさわしく、着物を着て舞台へ向かいましたが、違和感がなく溶け込めた?のも嬉しいことでした。
<私は、元能楽部の部長な着物スキーです・・・。
ゴールデンウィークの始まりでウキウキな4月29日に、美輪明宏版 椿姫(テアトル銀座)を鑑賞してきました。



学生の頃から、美輪さんの舞台を毎年のように見てきたのですが(初めてみたのは、江戸川乱歩原作/三島由紀夫脚本の黒蜥蜴)、まあー、スバラしかった!!
美輪さんの舞台自体が、既に「非日常」への入り口となっているのが本当に五感で感じ取ることが出来るのです。
演出で会場にまかれる香水、美しい花々、音楽・・・。
「(日常で疲れている)お客様に非日常を」と言わんばかりの、美輪さんの哲学の行使、そのものに圧倒されます。
勿論、劇そのものも魅力的です。
高級娼婦のマルグリットと、純朴な青年のアルマンの恋。
「無性の愛」というのは、美輪さんが実践してきた哲学そのものですが、舞台上でそれが美意識につつまれて現れてました。
なんというか・・・娼婦と紳士のダンスで思いっきり社交界の薄汚さ俗っぽさを表して。森の中の小さな家で無性の愛を表して。
その対比が素晴らしい。
正直、美輪さんもご高齢な「オジイさん」であるのに。少女のようにアルマンに甘えて全てを彼の愛に委ねきったマルグリットを演じる・・・というのがタダ者ではない。
<勿論、老人だからこそ、子供と同じ位の純粋さをもっている、ということもある。能楽の演目に「鷺」というのがあるが。シテを演じられるのは、老人か子供だけなのだ。純粋性を演じるために。
美輪さんの手の動き足の動き視線の動き、それぞれがまた素晴らしかったのかな。
動き一つ一つに鍛錬の後が見えてくるから。
高級娼婦が受ける教養の一つ一つが優雅な扇の捌き方や歩き方に現れているし。
純粋な乙女であることが、白いドレスと軽やかなステップに現れているし。
まったくもって良かったのだなあ。
個人的には、デディット・ピアフを演じた「愛の讃歌」や、怪盗黒蜥蜴を演じた「黒蜥蜴」が一等好きだけど。
椿姫も、やはり美輪さんの代表作になるだけのことはあるのだなあ・・・と感じる次第。
良い経験でした。
夢の舞台にふさわしく、着物を着て舞台へ向かいましたが、違和感がなく溶け込めた?のも嬉しいことでした。
<私は、元能楽部の部長な着物スキーです・・・。