4月某日、Casa Brutusで翔さんが訪れたホテルオークラ東京へ行って参りました。
狙いは、翔さんが味わったオーキッドルームのフレンチトースト。
勿論、翔さんはオークラに態々フレンチトーストのみを味わいに来た訳じゃなので、エントランスの作りや家具も含めてじっくり味わって参りましたが。
(茶室は今回は味わえず。残念。)
それにしても、東京のオークラホテルに入ったのは初めてだったのですが、そこかしこに施工主と設計者の拘りを感じてしまいました。
ピリピリするものがあるのです。
建築主の大倉喜七郎はホテル設計に関して谷口吉郎に平家納経模本を見せ、「藤原期の雅を建築によって再現せよ」と難題を出したとのことで、建築を介しての美意識のバトルがあったのかしらん?と思ったりもして(ref; 1)。
椅子とテーブルのデザインは長大作だそうだけど、カッコ良かったな。家にあったら素敵だなと思いましたもんね、身の程知らずにも。
さて、肝心のフレンチトーストですが、さすがはオークラのフレンチトースト!と思うくらい美味しかったです。フレンチトーストセットの値段はサービス料金含めて4100円という脅威の値段でもありましたが、これは一生に一回味わっても良いよねとか思いました。
(因みに我らが翔さんは、フレンチトーストは家族でよく食べにきてたそうで、くうううう!と感じた次第でございます。)
外はカリッと中はふんわりでホックリ。フルーツも美味しい。美味ー!でございました。
カトラリーも完璧。欠けた所がないというか。
(結構、端っこの欠けたお皿をだしたり、シルバーの曇ったりしてるのを出すお高いお店も多いから)
モダンアートの建物としても素晴らしく、サービスも素晴らしい、スンゴイスンゴイを連発してホテルオークラを後にしたガバ鳥でございました。
次は茶室に行く予定ですが、これも楽しみです。
Ref1) 建築家さんから見たホテルオークラ東京についての興味深いブログ記事はこちら←★