鳥の巣頭の世迷い言

読書音楽観劇、ハゲタカ廃人、そしてアラシックライフをエンジョイしている三十路のお気楽会社員・ガバ鳥のblog

T-34を観てチェコやロシアでの地図旅行を始めるの巻

2020年05月24日 15時52分37秒 | 日常
「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」という独ソ戦を背景にした戦車の映画にハマって以来、ロシアやドイツ、ロケ地となったチェコの地図をじっくり眺めるようになっております。
チェコを眺めながら、お、ここはクリンゲンタール、お、ここは収容所の所長(グリム少佐)の家かな...?と思いながら、google mapやトリップアドバイザーにフラッグを立てたりお気に入りに入れたり...です。エンディングのクレジット、あるいはファンダムのtwitter/スタッフのinstagram経由→一次情報の確認がほとんどですが。
まあ、After COVID-19の世界において、個人の観光旅行がどこまで可能になるのか定かではないのがありますが。
とはいえ、いつかは...2022年くらいには、なんとか行けるようになってないかな?と思いつつ、まずは情報集めから始めようと思っています。
COVID-19のことがなくても、時間もお金も知識もないし、すぐに行けるようにならないし。←悲しき下っ端会社員の宿命
ということで、ひとまず地図旅行をしつつバスや電車の路線も調べつつ...メモ書きをするところからスタートです。




1. テレジーン(チェコ)
イヴシュキンが収容された捕虜収容所のロケ地。グリム少佐(収容所の所長)のお家や、ヴァイス少尉(んっふって笑ってた人)のオフィス?にもなってる。
テレジーン自体、ナチスドイツが収容所を設置した場所であり、多くのレジスタンスやユダヤ人がここに送り込まれ、ここから更にアウシュヴィッツへと送られる囚人も。
1942年から45年までの間に看守の虐待や病気で7000人ほどが死亡。子供も収容されてたようで、子供が書いた絵も博物館には展示されている。
大要塞と小要塞があり、小要塞の方が一般開放されている。
プラハからバスで1時間ほど。
テレジーン収容所公式ページ
チェコ観光局のページ

なお、テレジーンで撮影があったという記事もあった。これを見る限り、チェコで10箇所ほど撮影されたらしい。どこですか、詳しく教えてください...。
FOTO: Filmařský ráj: Rusové natáčí v Terezíně film Tankisti

2. Úterý(ウーテリー)
クリンゲンタール戦のロケ地。街中については、ここが撮影に使用されている。
トリップアドバイザーによると、別の映画のロケ地にも選ばれて撮影が行われたみたい。
プラハからは鉄道とバスを乗り継いでいくしかないみたい。
すごく小さな町で、トリップアドバイザーでホテルやレストラン情報が見つからないので、それを考えると、プルゼニという都市を(プラハから電車で行ける)拠点にして移動をした方が効率がいいかもしれない。(全く無いとは思わないけど、すぐに見つからない、遠い所にあるとか...)
アクセスするのに結構面倒臭そうなロケ地。
プルゼニからならバスで90分程度。許されるならレンタカーで巡りたい...そしたらプラハから車で2時間で行けるっぽいのに。



ぎゃ?!と悲鳴がでた路線の検索結果


3. Loket(ロケト)
クリンゲンタール戦のロケ地2。橋の上での戦いについては、ここが撮影に使用されている。そしてどうも、ヴォルチョクたちがビールやキャベツや服をもらった街(ワイマール?)のロケ地でもあるようです。
人口3000人程度の小さな町。
トリップアドバイザーを見る限り、観光地だからホテルもレストランもある。プラハから電車やバスで3時間程度。
2泊くらいしてニコラウスに思いをはせたいところ。

ロケト城


うん、まだ行けるな...と思った路線の検索結果(基準がだんだんオカシクなってる)

<5/28追記>
Loketの中でも、náměstí T. G. Masaryka(=T.G. square; English)はイヴシュキンとイェーガーの最後の決闘の場面に使用されてるようです。
以下、チェコのサイト(Cesco-Slovenska filmova databaze)の口コミを一部抜粋
Z dalších českých lokalit zavítal filmový štáb například do tzv. pevnostního města Terezína. Filmařům se velmi líbilo, jak město leží na obou březích řeky Ohře, která Terezín rozděluje na Malou a Hlavní pevnost Terezín. T-34 se natáčel ale také v Lokti na Sokolovsku, konkrétně na jeho náměstí T. G. Masaryka, nebo v bývalém vojenském cvičišti pod zříceninou hradu Klenová, který armáda v roce 2007 prodávala za devět milionů korun. Mimochodem, jakmile v česká armáda prostor opustila, ocitlo se místo v obležení všech lapků, kteří odvezli vše, co se dalo zpeněžit. Takto zmizely u některých bývalých armádních staveb například i kovové schody, která skončily patrně v některé ze sběren. (Paity)

以下、英語訳(google翻訳)
From other Czech localities, the film crew visited, for example, the so-called fortress town of Terezín. The filmmakers really liked how the city lies on both banks of the river Ohře, which divides Terezín into the Small and Main Fortress of Terezín. However, the T-34 was also filmed in Loket in the Sokolovská region, specifically in its T. G. Masaryk Square, or in the former military training ground under the ruins of Klenová Castle, which the army sold in 2007 for nine million crowns. By the way, as soon as the Czech army left the area, the place was under siege by all the paws, who took away everything that could be monetized. In this way, for example, metal stairs disappeared in some former army buildings, which probably ended up in one of the collection points.(Paty)

4. Castle Kačina(カチナ城)
グデーリアンとイェーガーがヒムラーに会いに行ったところ。外観とか、図書館のところとか。
クトナーホラにあるお城。プラハから電車とバスを乗り継いで90分程度で割と近い。プラハから1日旅行のプランもあるくらい。
お城のすぐ近くにバス停がある。人骨で飾られたチャペルの方がクトナーホラの観光スポットとして人気らしい。
ロケト城のようにチェコの観光局のサイトに単独ページはないけども、劇場特集のところに名前がある。
以下、抜粋。
<カチナ>
チェコ国内の古典主義建築物としては最も美しい建物の一つに数えられている カチナ城は、ホテック伯爵家の居城として19世紀初頭に建てられたものです。劇場は、未完成の礼拝堂とともに、副棟の中に納められています。この劇場も礼拝堂同様、長い間資金不足のため未完成の状態にあり、やっと完成したのは1850年以降のことでした。その後20年間は伯爵一家の家族演劇の舞台として使用されていましたが、一家が演じた作品の中には、ルドルフ・カレル・ホテック伯爵が自ら書いたものもありました。当時の設備のうち現存するものとしては、美しい装飾が施された観客席、舞台装置、および装飾物の一部が挙げられます。劇場は、城内部の見学コースにて見ることができます。
URL)https://www.czechtourism.com/jp/a/historical-theaters/ (2020/05/24参照)
チェコ観光局


まだ近いな...と言いつつ、プラハを中心にロケ地は転々バラバラ。

カチナ城についてはEDのクレジットや、さっきのクチコミのところでも言及がされている。
以下、抜粋
Scéna ve 40. minutě se odehrává v knihovně zámku Kačina. (josca)
/The scene in the 40th minute takes place in the library of the Kačina chateau. (josca); google翻訳による英語訳

5. Военно-исторический музей бронетанкового вооружения и техники в Кубинке クビンカ戦車博物館(ロシア)
モスクワ郊外にある戦車の博物館。
某ロシアの俳優さんのIGによると、ここもロケ地として使用されていた模様(というより、大戦期のロシア/ドイツの戦車があったからかな?イェーガー大尉の中隊のIII号も含めて)。
俳優さんの写真はドイツ国防軍の服(ちょっとヴォルフに似てた)+III号戦車だったので、ネフェドヴォ戦のロケ地とて使用、そしてキーファーさんは武装SSの戦闘服(いわゆるイタリア柄のやつですね)を着てたのでクリンゲンタール戦のロケ地としても使用していたと思われる。
戦車の中身とか、詳細なところが映るシーン(接写)は博物館の本物を使ったとか?

ベラルースキー駅(Белорусский вокзал)から電車でクビンカ駅まで1.5時間程度?
なお、隣にあるパトリオットパークの方が戦車の展示としては充実してるっぽい(パトリオットパークに移し始めているとのこと)。
公式ホームページ

俳優さんのIG:dmitry.chinkov (2017/7/3付)


うーん、ダンケルクの時も思ったけど、移動距離がエグくて笑える....。
この他に、イェーガーを演じたヴィンツェンツ・キーファーさんがインタビューに答えてたブランデンブルグ門とかにも行きたいし...となると、例えばチェコとドイツを鉄道で移動して...と夢は膨らんで行きますわな。
でもチェコってT-34がなくともすごい魅力的な国だから(何と言ってもムハ(ミュシャ)、スメタナらを産んだ国だよ?!錬金術の町だよ?!)、プラハ単独でも遊び倒したいくらい。
まあ、COVID-19のパンデミックは終わってないし、2022年以降にならないと移動は難しいと私は勝手に踏んでますが(ウイルスと共存するにしても、ワクチンや治療薬は必須でしょう)、ひとまず行けるようになるその日まで、準備は怠らないようにしようと思ってます。
私、チェコ語もロシア語もダメだし(ドイツ語は大学で勉強したけどスッカラカンです!!)。
お金も貯めないと行けないしね。
それまでは、まずは体調を整えて、映画上映(待ち兼ねたぞ3時間拡大版の劇場上映、絶対観に行くぞ3時間拡大版)で内臓がちぎれる準備をして、随時情報をアップデートしつつ地図旅行をしておきます。


[2020/5/24 追記]
路線の検索に使ったのは以下のサイト(チェコ観光局のサイトにもリンクがあります)
https://www.cd.cz/default.htm




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