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鳥の巣頭の世迷い言

読書音楽観劇、ハゲタカ廃人、そしてアラシックライフをエンジョイしている三十路のお気楽会社員・ガバ鳥のblog

どこにでもある、日常的な。@神様のカルテ2

2014年03月23日 16時31分38秒 | アラシックな映画・TV・ラジオ
3月21日に行って参りました、翔さんが主演の映画「神様のカルテ2」の鑑賞へ。
例によってぴあからツレナイ返事を頂いたので(ええ、初日舞台挨拶へ応募してアッサリ落選。。。orz)、某映画館で衛星中継を涙を流しながら見てましたがね。

それはさておき。

映画は、続編でありながら、前作を引きずらない「新しい」作品でありました。
前作が青年が悩みながら医者としての生に覚悟をもつ成長物語だとしたら、今回の話は医者であるイチト先生の周りの夫婦の物語、あるいは人として繋がって行く物語だなと。

ツイで感想メモとして呟いたのですが、
映画にはどこにでもいる人たちが紡ぐどこにでもあるような出来事しか描かれていません。
例えば大きな災害が発生して災害ヘリコプターが飛ぶ。。。というような、大きな事件が起こる訳でもないのに、絶望の中に希望が見つかるような物語だと思いました。

ごくごく普通の人が絶望の中から希望を見つけ、淡々とやるべきことをしていくのです。
つまりは人の営みそのものを丁寧に描いているのだなと。

翔さんは「同世代の人たち、30代40代の人に見てもらいたい」と言ってましたが、観客の性別・世代を選ばない、とても良い映画だと思いました。
もちろん、同世代はドストライクなテーマだと思うのですよ。仕事ということについて考える契機にもなるかもしれませんし。
私なんぞ、これからも仕事を頑張るぞ!と妙にモチベーションが上がってきたんだしね。

そうそう、
藤原竜也さんが演じるタツ先生(進藤辰也先生)も素敵でした。
全体的に翔さんがマルマルとして可愛い担当になっていたので、タツ先生はカッコ良い担当だったのかしら?と思いました。<やっぱり肩が違うのよ。←ファン発言


映画では不覚にも、ワタクシ、だーだー泣いてしまいました。
ほんと、映画で泣くことなんて、滅多に無いワタシなのですが、ぐずぐずと。感動を押し売りする作品じゃないのにね。



これから映画館へ行く人は、ハンカチかタオル必須ですぞ。

残酷なまでに奇麗な青い空@家族ゲーム8話

2013年06月05日 23時57分17秒 | アラシックな映画・TV・ラジオ

今日のEDの空は、本当に奇麗。どこで撮ったんだろう。「残酷なまでに青い空」って、本当にあるんだね。




楽しみで仕方がない、翔さんが主演の「家族ゲーム」(水曜の夜10時~)
残酷なまでに青い空が印象的だった第8話の感想を、とりとめもなく語ってみたい。





「これはゲームだよ。か、ぞ、く、げーむ」
そうしてゲームは幕をあけた。
突然やってきた家庭教師は道化を演じながら、たしかにゲームをしていた。真剣に。
ウソをはらみながらも生活している沼田家が、吉本のウソに持ちこたえるか?そうじゃないか?
崩壊する一歩手前どころが、壊して進んで行く「外科的な」ウソに。

ゲームは今の所は吉本の圧勝ですが、どーなることやら。
今現在(8話)は、沼田家は崩壊している。賭けに負けてる状態。

ただ、その崩壊自体は彼がそう仕向けたんじゃない。沼田家が自分たちで選んだことなんだというところがミソ。

「彼らが選択したことだ」
といったのは、魔王の成瀬も同じだったかな。
悪事を実際に働いたのは、犯人たちだった。辞めることはいつでも出来るようにしていた。
彼(犯人/成瀬・吉本)は、飽くまで「きっかけ」に過ぎない。

荒野先生も、それは同じことだったのか?
成瀬と吉本、偽りの身分を被く孤独の魂は重なり合うものがあるが。


家族のために不正をしたと主張する父、
家族のために家に縛り付けられたと言う母、
家族のプレッシャーのために犯罪にはしったという兄、
家族のプレッシャーのために引きこもりになり落ちこぼれになったという弟、
そして訪れるカタストロフ。
高級住宅地にすむ幸せな理想な家族・・・のはずが、見事としかいいようがない反転。



それにしても、空があまりにも奇麗なのが印象的。
家族が一つ崩壊しても、世界はいつも通りに進んで行くんのががよく解る。だから残酷なまでに空が奇麗な青のままで。
その青い中、荒野が独り往くのか?
「人を殺してしまった」彼は、どこへ往くのか?



まったくもって気になってしょうがない。
あと2話しかないのが信じられない。
どきどきしながら大人しく吉本荒野(田子雄大)についていこうと思っている。

いいねえ。

2013年05月14日 22時17分24秒 | アラシックな映画・TV・ラジオ



壊れるまで君と向き合おう。





家族ゲームを夢中になってみています。
翔さんが主演のこのドラマ。

毎週が濃厚で時間があっという間に過ぎてしまう。
おそらく、翔さんにとっての代表作の1つとなるかもしれません。このままの勢いでいけば、ですが。

吉本荒野という人は、どこからが思惑でどこからが本当なのか解らない不気味な人間。
爽やかなパブリックイメージとはうってかわったこの役が、実は櫻井翔にしっくりあってる理由を翔担さんはうっすらと勘づいてはいるんだろうな・・・とワクワクしながら見守っております。
<びば~!!!!

感想については次回以降に。
簡単には書けないんだよなあ・・・なんかさ。ドラマの筋自体もね、イロイロ深みや遊びがあってさ。
<沼田家が向田邦子の「阿修羅のごとく」みたいだな~とか、吉本先生の口ずさむドリフの歌とか、EDの遊び(看板がマツキヨじゃなくて家族ゲームになってる)とか。

好き嫌いが別れるドラマになるだろう。
賛否両論があるだろう。
食わずキライがあるだろう(松田さんや長渕さんの作品を見ていた方は特に)。
だけど。
見る人は見るし、忘れられないドラマになるだろうと私は思う。
<実際、私の周りの人間(notアラシック)の視聴率/録画率は高い。見ている人は見ている。


いいねえ。
<最近の口癖なり!

プラチナな初日舞台挨拶の感想

2013年03月16日 19時38分31秒 | アラシックな映画・TV・ラジオ










今日は待ちに待った、プラチナデータの初日。
私は幸運なことに、TOHOシネマズスカラ座で開催されましたプラチナデータの初日舞台挨拶(前半;9時開始の部)に参加することが出来ました。
同時中継で放送されたから、きっと色んな地域の映画館でもこの光景を見ていた人も多いんだろうな・・・という興奮と共に、キャストと大友監督の言葉をじっくり感じることが出来ました。

映画の内容については、ネタバレが危険なためここでは割愛。
根底として流れてくる「愛」を感じ取ってくだちいってことで。
カーアクションも素敵だし、走って逃亡する神楽の緊張感やリュウの色っぽさをじっくりを感じて頂きたい。
エロ大魔王(私の中ではとっぷのとっぷ)トヨエツさんは、折しもニノを二代目に指名してたけど、たしかにエロかったなあ、と。
初代に負けず劣らず(初代、とはトヨエツさんも自称してました。)、ホントーにね。
細やかな音、数々のしかけ、原作と映画のストーリーは異なるものでしたが、あまりストーリーが破綻することもなくまとまっていました。
東野圭吾ファンとしても安心できるんではなかろうかとw


舞台挨拶は映画の後に入ったこともあって、ネタバレOKのものでした。
答える内容も、ネタバレが無いように話すというムズカしいものじゃなくてキャストにとっても司会者にとっても何よりなことで。
イロイロな話をしてました。
ほめられるたびにニノくんが顔を下に向けてたのが印象的でした。
映画はシリアス展開ですが、キャスト陣の仲がとてもよく挨拶の内容もワチャワチャしてたのもギャップで萌えましたw
大友さんが言ってたことですが、プラデでは大きなセット組で撮影に臨んだからその関係で俳優さんの待機場所が4畳半のスペースしか取れなかったそうで。狭いスペースに集まった俳優陣は生瀬サンの飼育してる珊瑚を話のネタに時間を過ごしていたそうな。
長い回しをしたり、セットの組み替えをするせいで待機時間が多い撮影になったのだけど、俳優陣の仲が良くて監督も一安心だったそうな。
狭いスペースにギュッと集まって話をしていたキャスト陣を想像してキュンwとしましたな。

全体的なキャスト陣の盛り上げ役は生瀬さんだったみたいだけど、楽しい現場になってたのかな(飼育している珊瑚の話をしていたのに誰も飼うといってくれなかった。。。と消沈気味?だったけど<笑)。
あと、大友サンが意外と顔が小さかったことに驚いたなあ。<フリーになってやせたかな?


にしても、今日は本当に幸運な体験をすることが出来ました。
私の席は、劇場を前後に分ける通路に面していた所にありました。初日舞台挨拶をWSや劇場でご覧になったかたは解ると思うのですが、ちょうど目の前、30cm先でテレビや写真の撮影が繰り広げられたのでした。
<よくある、観客と一緒に看板をもったりして撮影するやつ

目の前の通路に踏み台を置くためのシールが張られており、そこに黒い踏み台(撮影のための踏み台)が設置されました。
目の前の30cm先をキャストが通りすぎて、黒い踏み台に登り、撮影に臨んでいたのです。

なんという幸運なことか!!
通りすがりの二宮くんは良い匂いでした・・・えへw
大友監督の横でニヤニヤ笑いながら両手をふって映り込んでしまっている黒ぶち眼鏡な女がいたら私です。
見つけたら、みなさま、笑ってやってください(あ、でも唾を吐きかけないでください m(_ _)m

メディア用の撮影する時のフラッシュの光はとても強烈で、正直前が見えなくて右も左も解らなくなるくらい強烈でした。少なくとも、私は撮影が終わってからも目の奥がチカチカするくらいでしたから。
その中、踏み台の上のニノは「冷静な笑顔」で撮影に臨んでいました。もちろん、それはトヨエツさんや鈴木保奈美さんなどの他の俳優陣についても同じ事。
特にニノは、スタッフさんの「こっちが真ん中でーす。」という(下手上手などの方向を指す)声にも、笑顔のままで「あ、こっちか」という小さな独り言を行っていたので。
ああ、プロフェッショナルがいるんだな・・・と眩しい思いで彼を改めてリスペクトしましたね。

大友さん曰く、「高カロリーな映画」で「無理目の(目標)設定で撮影した」映画だもの。
何度の鑑賞にも耐えられる、この映画をじっくりじっくり味わっていこうと思いました!

くうううう、嬉しいなあ、素敵だなあ。
暫くは夢見心地のままで毎日を過ごすことが出来そうです。


+++++++++++++++++

プラデ挨拶メモ1
水原さん「リュウは二宮さんより優しかった」だとw
これには、ニノはソリャないぜ的な態度。<ぶっって反応してた。
そんな二人はカメラが回ってない時は水切りをして遊んだりしてた。
大友監督曰く「(無音の某シーンの時)二人はシーンとは全然関係ない話をしていた」そうで、結構リラックスして芝居してたのかな。

プラデ挨拶メモ2
挨拶がライブ中継されていることを受けて、やたらと自分のゆかりの地を推す人が多かったなあ。
豊川さん「僕は特にね、西荒井の人に届けたい」
鈴木さん「私は松山にお届けしたいと。」
生瀬さん「西宮のみなさーん♪12時56分、生です!」
大友監督「盛岡のみなさん見てますか?」


プラデ挨拶メモ3
大友監督「僕の映画のテーマはちょっとずつムリめ。イロイロなところをムリめに設定している。(だから)僕の映画は高カロリー映画って言われてます。最初は一気に見てもらって、次は人の表情や違うパーツ、ドラマ性とか。一回だけでなくて何度でも見てもらえるように作っています。」


プラデ挨拶メモ4
実はニノと豊川サンが実際に一緒に芝居をしてた時間は短い。逃亡のストーリーだしね。
でもニノと豊川サンが近しい所は一緒に撮影をしてた。背景を一緒にしたりして、二人の距離が離れていても、実は近しい所にいるんだよ、という監督の演出の意図があったらしい。
監督曰く「(これは)ラブストーリーの王道ですよ。」

プラチナな試写会

2013年03月09日 20時57分48秒 | アラシックな映画・TV・ラジオ




幸運なことが重なって、日テレのプラチナデータの試写会へ行く事ができました。
一足先にプラチナデータを味わうことができまして、ひどく今、二宮ブームがきております。


さてさて。
そのプラチナデータを見た感想ですが、直後の私のツイッターには
「試写会、終わり(`_´)ゞ良かった。前売りチケット買いまし急ぐψ(`∇´)ψ」
とある。
それから、
「アラシックとしては大友監督に、ニノをかっこ良くエロく撮ってくれてありがとう。大友監督ファンとしては嵐の二宮くんに、大友監督に大きな看板をありがとう。両方のファンとしては、本当に嬉しいヽ(;▽;)ノ」

アラシックと大友クラスタの融合された、この映画。
大友監督にとっては、嵐の二宮和也という看板を持つ事が出来た幸運があり。人気原作であること、人気のある二宮くんや豊川さんを頭に据えることによってもたらされる資金(投資とか)と優秀なスタッフを確保することが出来ただろうという幸運を。
二宮和也というトップランナーと一緒に仕事を出来たことも含めて。
<勿論、元々の大友監督の積み上げてきたものも十二分に発揮されていることもあります。それ以上の効果が相乗的にもたらされたってことで。

二宮くんにとっては、大友監督という優秀でインテリジェンスに富んだDの作品に参加できたという幸運があり。数々の俳優にとってのターニングポイントとなってきたDの環境で、二宮くんの色んな表情や芝居を引き出すことができたんだろうなという幸運を。
大友組でたくさんのキャッチボールが出来たんだろうなということも含めて。

両方の幸運を感じることが出来て嬉しさを大爆発させてましたね、ワタクシ。
我ながらモチつけとか言いたくなりましたもん。自分に。

映画で心配だったのは、「近未来」の舞台で起こっているDNAプロファイリングの現場がショボイPoorなものだったらどうしよう?ということだった。
なまじ、自分の知ってる分野だと、特にね。厳しくなりますもんで・・・<らすほみたいに。

結果としてはイライラしないで済んだなあと。
DNAデータなどなど、理系の学術情報についてスタッフの方々は真面目に情報収集をしたんだな…という印象がありました。
小道具提供に、科学機器や試薬のメーカーや遺伝子診断薬を提供している企業があることも一因かな?と思います。
<画像をみれば商品名と販売元なんてマルワカリです。ライフサイエンス系の方は解ると思います。登場していた機材のほとんどが某有名ブランドでしたので。
さすがわ大友サン、ありがとう!とノンキな感想も抱いたりしてね。

にしても、プラチナデータの根底的なテーマというのは、もちろん、科学技術ではない訳で。
根底的に流れてるテーマは、「愛」だと思いましたよね。
イロイロな形の愛が流れてましたよ。ま、これ以上は劇場でお確かめくださいませ。
図らずも、大友さんは神楽と浅間のラブストーリーと言ってましたが(完成披露試写会)、違う形でイロイロな所にイロイロな人たちの愛がありましたのでね・・・。
単なる、アクション、ミステリー、なエンターテイメントじゃないぞ、と言っときますわん。

にしてもですね。
試写会会場の音響が、少し残念で。
雨脚がせまってくるときのシトシトという音のひろい方が雑だったなあと。
コレに関しては、音響の良い劇場で味わいたいなと思いましたよ。
大友監督の作品のファンとしては細かい繊細な音が素晴らしいので、本当にこれは劇場で確認したいところ。
<TOHO系の劇場よりもユナイテッドとかバルトとかの方が好みかな。。。個人的にね。


そしてね。
3月にワタシが遭遇した上野駅の撮影や某商店街の撮影は、やっぱりプラデの撮影だったと確信しましたよ。見覚えある通行人と背景を確認したし<笑
<二宮君や豊川さんなど主要なキャストには遭遇せず。スタッフさんが黙々と準備だけしてました。


ま、長々と試写会の感想を書いているけどアレだ。
ワタシが言いたいのって、試写会帰りの山手線の電車の中で興奮しながら打ち込んだ、下のつぶやきで片付くんじゃないのかって気がしますけどね。


プラデの印象▷青い、音響がこっている、死体が綺麗、エロい。
結論▷音響の良い劇場で全身で楽しむべしヽ(;▽;)ノ



さあ、劇場で楽しもう♪