鳥の巣頭の世迷い言

読書音楽観劇、ハゲタカ廃人、そしてアラシックライフをエンジョイしている三十路のお気楽会社員・ガバ鳥のblog

ジャクロ(の舞台)のためにイギリスへ@チケット予約編

2018年05月29日 12時48分00秒 | 舞台・コンサート感想
さて、これまで、大野さんの個展を見るために(本人不在の)上海に飛んだりしてたワタクシですが、ついに推しの芝居を見るために、この度、ロンドンに飛ぶこととなりました。
なんで、どうして、こうなった。

遡ること4月24日。
ツイッターをいつものように遡っていた時に、推しであるMy man Jack Lowden(byトムグリ先輩;Tom Glynn-carney)が主演の舞台をロンドンDonmar Warehouse劇場(@ロンドン)でやるとの一報が。
演目は、シェークスピアの“尺には尺を”(Measure for Measure)。
メインロールはクズ男のアンジェロ(公爵代理)、修道女のイザベラ。
それを女優のヘイリー・アトウェルと交互に演じるとのこと。
(公式HP:Donmar warehouse 'Measure for Measure'

…クズ男と修道女を我が推しジャクロ(ジャック・ローデン)が交互に演じる…?!

思い起こせばジャニオタになってからも、それよりも前も、私は推しの舞台を実際に観たことがなかった。
大野さん(嵐)の舞台の時はジャニオタになってないし、松本さん(嵐)の舞台の時は落選してるし。二宮さん、相葉さん、櫻井さんの時も(以下省略)。
ジャニーズ以外の…長谷川博己さんの舞台も、高橋一生さんの舞台も、その時にはファンになってないから観る機会がなかった。

ということで、ついに私に、推しの舞台を観るチャンスが訪れた訳です。面白そうな題材のを。
ただし、ロンドンで。

ロンドンね、遠いしね、むりむりむり!観劇のためだけになんて!
そうです、そう思いますよね。
私は平凡な会社員で(高給取りのバリキャリとかではない)、ジャニオタするのに精いっぱいな毎日を過ごしている訳です。札幌遠征するのだってヒイヒイ、名古屋遠征するのだってヒイヒイ。福岡遠征にはさすがに行けないような積めないオタクだよ!
しかーし、オタク本能とは恐ろしいもの。
我が家の有給消化状況、あるいは財政状況を無視して、指が勝手にH*Sのサイトを開いて格安航空券を探し始め、勝手にホテルまで探し始め…。(調べてから諦めようとか考えてる)
そして、なんとうっかり、だいたい札幌遠征と同じくらいの費用という結果をはじき出してしまった訳で。

いやいや、ジャック・ローデンですよ!映画・ダンケルクのコリンズだよ、映画の主演もしたこともある輝けるイギリス期待の俳優ですよ、チケットなんて極東のパンピー(私)なんて相手にされずに直ぐにソールドアウトするって!そもそもDonmar劇場の座席は251で、ソールドアウトするプログラムも珍しくないって本に書いてあるし(←流れるように調査してた)。
と思い直し、ひとまず「チケットが取れたら行くか考えよう」という謎の結論に落ち着き。そして、チケットを取ると決めたならば、ひとまず劇場の会員(いちばん安いやつ)になって優先予約を受けるように手続きをとって、来る優先予約日に備えた訳です。←この時点で何かおかしい

で。
結果としては、まあご想像の通りなんですが、取れちゃったわけですね、チケット。
当日にログインしてみたら60人待ちくらいの表示が出ていたのですが(日本のWEB予約システムとはだいぶ違う。イライラしなくていいから好きかも)、しばらく待ってたら、アッサリと予約画面に動くことができて、予約が完了しました。あっけない。

はい、そういうことで再びH*Sのサイトに行って、文字通りの格安チケットを購入し、行くことにいたしました、ロンドンに。
ただね、私、7月にダンケルク(仏)~ロンドン(英)に行くんですよ、ダンケルクのロケ地巡りで。んで、また秋にロンドンに行くわけになったんですよねえ、ジャクロの舞台で。(ばかだあああああああ!)
ま、ジャクロに会えると思えば実質無料ですよ、ええ(まっすぐな瞳)。

まあ、これに関しては節約+節約+節約をしつつ、行くしかないかなあとは思っています。
だってこんなの、人生で1回きりかもしれませんからね。観劇でロンドン!
また次が…とか悠長に構えていられないのです。私が、あるいはジャクロに何か事故とか事件とかがあったら、あっという間にその『次』は失われてしまいますからね、あっけないくらい簡単に。(ジャニオタ的には今年の以下略)

ということで、どったんばったんしつつもチケットは取りました。
あとは劇場でちゃんと無事に観劇できればいいなあ…。


++++

<番外編>
今回、チケットを申し込み中、システムにエラーが発生してしまい、オフィスの方に何回か、問い合わせのメールを出すことになりました(私のチケットはちゃんと取れてる?!)。
ソールドアウトにドキドキしながら、しずかに慌てながら決済まで済ませた…つもりだったのですが、最後のOKボタンを押したとたんに無常にも[ERORR]表示が。

「あああああああああ(死)」

ソールドアウトもでる劇場の予約で、予約できたか出来なかったが分らないというピンチな状態に。慌ててオフィスにメールを飛ばして、予約の確認をお願いしました…。幸い、劇場オフィスの方からすぐに「君の予約OKだったよ!不安だったらEチケット発行に切り替えてそっちに送付するよ!」という返事がきたので、「そうなん?じゃあ、ぜんぶEチケットで送って!」ということで、あっさり解決いたしました。
←実はうっかりチケットをドンマー劇場受け取りにしてた。ばか。ので、劇場受け取り分(予約した分すべて)をEチケットに切り替えてメールで送ってもらった。

そういう訳で、ドンマー劇場オフィスのMさん(イギリス人)には、システムエラーと私のうっかりミスのフォローとで大変お世話に。ジャクロの舞台は一般発売日の当日に全日全席完売になったので、問い合わせへのレスポンスが早くて助かりました。Mさん、ありがとう…。

さて、ということで、チケットは準備できました。あとは本当にイギリスにちゃんと行って劇場に辿りついて劇を見れればいいわけです。
…なにも起きません様に。(格安航空券だからさ…)


++++

今回、予約をする上で参考にした本

海外の舞台観劇に関する本(チケットの取り方、トラブルについて等、経験にもとづき様々なバックグラウンドの執筆者たちが書いている)
「Ring up the Curtain2」(haru、サークル名:在処、2018年発行、同人誌)
ダンケルクのロケ地巡りをするにあたっても、彼女のツイッターアカウントからの情報+同人誌(誌名:On my way)を参考にしています。
(PixivのBoothから通販可能)