goo blog サービス終了のお知らせ 

鳥の巣頭の世迷い言

読書音楽観劇、ハゲタカ廃人、そしてアラシックライフをエンジョイしている三十路のお気楽会社員・ガバ鳥のblog

アフタヌーンな日々@ダンケルク

2018年01月30日 00時23分33秒 | ダンケルク
沼ってない、まだハマってない、と呪文を唱えているものの、我が家の中にはダンケルク関連のものが増殖しつつある日々です。
沼にハマったと未だに認めたくはないですが、どうもやっぱりあきらかに、映画「ダンケルク」から本国?へ帰還できてない今日。
某大佐のように「認めたくないものだな」などと余裕をこいて言ってる場合ではありません。
RAF(Royal Air Force; 英国空軍)関連のグッズや本、ダンケルクの戦い関連の書籍、英国雑貨などなどで、猫の額よりも小さな部屋がますます狭くなるという。
まさにスペースの戦い。

(閑話休題)

さて、「ダンケルク」が洋画(イギリス)ということもありますが、国内で販売されているものが書籍も含めてとにかく限られているため、欲しい資料やグッズがあれば、それらはもっぱらamazonであったり、イギリス/フランス/ドイツ/アメリカからの個人輸入(取り寄せ)になります。
英語はともかく(といっても得意じゃない)、慣れないフランス語やドイツ語に四苦八苦しつつ、なんとか入手するの繰り返しです(Google翻訳先生に圧倒的感謝!!!)。個人で海外からものを取り寄せなんて、そうそう経験ありません。なんでどうしてこうなった。
そして、この熱は本や雑貨だけでなく、私の食事習慣にも影響を与えてます。
というのも、我が家における紅茶の消費率がうなぎ上りなのであります。だってほら、ダンケルクの中でしょっちゅうトミーやコリンズたち(登場人物たち)が紅茶飲んでるからさ…。
私はミーハー体質なので、登場人物や演じてる俳優さんの影響をすーぐ受けるんですね、はい。
ということで、RAF記念の紅茶(Royal Air Forces Association Tea for Heroes;Rare tea company社)やら、英国軍御用達の紅茶(リントンズ社)やらを取り寄せて飲んだりしている日々です。味覚を通してダンケルクをまた楽しんでるという訳ですね、むっふっふ。
特に、RAF記念の紅茶は日本で売ってないということで個人輸入でございます。
わざわざ!紅茶を!飲むために!個人で紅茶をイギリスから取り寄せるなんて、どんな紅茶道楽野郎なんだと思いますが、少なくともダンケルクに夢中になる前はコーヒー愛好家であった私にとっては考えられなかったことです。
他にも、スーパーの輸入菓子コーナーでイギリス産のショートブレッド(ウォーカーズ社)を買って食べてみたり、同お酒コーナーでイギリス産のビールであるバスペールエールを買って飲んでみたりと、縦横無尽縦横斜めにイギリス病を発症させています。
いつか、ダンケルク愛好家の方々と”Afternoon”とか言いながら、アフタヌーンティーを頂いてみたり、バーでエール+ハギス(スコットランドの郷土料理)を頂いてみたいものです。今は会社のデスクや自宅のテーブルで1人でチマチマと紅茶と菓子を頂く日々ですが。
にしても、やることなすこと初めての体験が多くて、やっぱり好きは自分の世界を広げるものだなあと改めて思います。
嵐といい、シン・ゴジラといい。いい味出してます、ダンケルク(しかし財布はさびしい日々を過ごして以下略)。

++

1) RAF記念紅茶;Royal Air Forces Association Tea for Heroes(Rare tea company社)
Traditional British tea at its finest - made as a bespoke blend for a Battle of Britain WW2 navigator. A more delicate flavour than a modern Breakfast tea, it has soft florals balanced by smooth, malty notes.

日本への直接輸送が可能。当該商品のホームページは以下の通り(英語)。
Royal Air Forces Association Tea for Heroes

2)英国軍御用達紅茶;Traditional/トラディショナル(リントンズ社)
さすがに軍に納品している商品そのものは発売していないが、同じメーカー同じブレンダーが作った同じ配合(Traditional)のお茶を販売中。
リントン社は日本国内に支社があるので全て日本語で対応可能(リントンズジャパン)。通販あり。当該商品のホームページは以下の通り。
リントンズジャパン トラディショナル
英国軍御用達の紅茶についてリントンズジャパン社のスタッフさんがコメントしているブログ記事は以下の通り。ブログには英国軍式の紅茶の入れ方の指南もあり(以下に部分抜粋)
イギリス軍御用達の紅茶商

<英国軍式の紅茶の入れ方>
◆イギリス軍の紅茶の淹れ方 【トラディショナル(ティーポット用ティーバッグ)】
①ティーポットをあたためる
②ティーポットに【トラディショナル】ティーバッグを1包入れる
③即座に新鮮な熱湯を注ぐ
④抽出時間は3~5分 ※ストロングティーがお好きなら5分
⑤まずカップにミルクを先にいれておく
⑥カップにティーポットの紅茶を注ぎ入れて完了

◆急いで淹れなくてはいけない時 【カッパス(マグ用ティーバッグ)】
①マグカップに【カッパス】ティーバッグを1包入れる
②即座に新鮮な熱湯を注ぐ
③色が濃く出たら、ティーバッグをとる
④ミルクを後にいれて完了
※香りコクを楽しみたければ、もう少し長めにティーバッグを抽出


ダンケルク沼にハマる正月休み(地図旅行の巻)

2018年01月08日 19時10分50秒 | ダンケルク
クリストファー・ノーラン監督が脚本+演出をした映画「ダンケルク」沼にハマりつつあります。
映画が公開された九月の時点で、品川でIMAX、立川で通常ver.をそれぞれ1回ずつ見に行ったりはしたのですが、この時は沼にハマる気配はありませんでした。
せいぜい、ダンケルクの撤退戦(ダイナモ作戦)やその後のBOB(バトル・オブ・ブリテン)について史実をネットで調べる程度だったのです。
もともと、ノーラン監督のファンでもなく、トムハさんのファンでもなく、戦争映画にも興味がなかった私。
ツイッターに「品川IMAXにダンケルクを見にいったら長谷川博己さんがいた!」というだけで観に行きました...はい、ミーハーです。
その後、まあ面白かったし、ということで円盤をかって正月休みに楽しんではいたのですが、そこで突如として沼に落ちてしまいました(まだハマってはないと言張る)。
遅効性の毒にやられた気分。
ということで、
今はまだ地図旅行でしか行ってませんが、いつかは行きたいダンケルク、ウェイマス、RAF museum(ロンドン)、ということで、備忘録がわりの下調べメモを記載。
ちなみに、パリからダンケルクまで電車で1.5時間、ダンケルクからカレーまで電車で1.8時間、カレーからドーバーまでフェリーで1.5時間、ドーバーからロンドンまで電車で2時間ってところです。
ドーバーにはダイナモ作戦(ダンケルク撤退戦)の本拠地があったそうなので(ドーバー城)、そこにも行ってみたいところです。

1. ダンケルクで銃声を聞いたトミーが走った通り
5 フュジレ通り

2. ダンケルクでトミーがのりこえた門扉があるところ
ダンケルク市内 36 ベル・ラード通り

3. ダンケルクでトミーが走り抜けた通り(フランス兵と遭遇)
ダンケルク市内 16 ベル・ラード通り

4. ダンケルクでトミーが走った海岸へ抜ける道
ダンケルク市内 16 ディーグ・ド・メール

5. ダンケルクからイギリスにフェリーでわたるには
ダンケルク⇄ドーバーのフェリーはDFDS Seawaysのみが運航。しかし、DFDSは徒歩のみのお客はダメなので、ダンケルクからカレーに電車で移動し、カレー⇄ドーバーで運航しているべつの会社(P&O Ferries;最多で1日23便、最短ルートでは1時間30分でフェリーを運航)でドーバー海峡を渡ることになる。
<DFDS Seawaysのweb siteに"We do not accept foot passengers on our ferries between Dover-Dunkirk & Dover-Calais, these services are for vehicles "

P and O Ferries

6. ダンケルク市内戦跡ツアー
戦跡めぐりのツアーがでている。のりあいバスのようなもので市内を2時間程度まわる。ロケ地も巡れるらしい。観光協会で申し込めるとのこと。ダンケルク博物館(1940 ダイナモ作戦)も興味深い。
Tourisme et des Congrès de Dunkerque

7. Princess Elizabeth
ダイナモ作戦に参加していた客船「プリンセス エリザベス号」がそのままレストランに。
Princess Elizabethアドレス

8. RAF museum(ロンドン)
フォーティス隊(隊長、ファリア、コリンズ)らが所属する英国空軍の博物館。スピットファイアを見に行きたい。RAFスタイルになってるお土産のテディベアも可愛い。
raf museum

9. 戦争博物館(ロンドン)
スピットファイアの展示もあるが、もっと広義の意味での戦争の歴史に関する展示が観れる。ダイナモ作戦に参加したリトルシップも展示されている。
帝国戦争博物館

10. ウェイマス(ドーセット)
ムーンストーン号が出航した港。ロンドンから電車で二時間程度。観光協会からロケーションガイド(HP)も出ている。
ドーセット観光協会HP

1) ムーンストーン号が係留されていたところ
16 カスタム・ハウス・キー

2) ウェイマスヘラルド社(新聞社)があったところ
12 カスタム・ハウスキー

11. ドーバー城
ドーバー城にOperation dynamoの司令室がある。ラムゼー提督以下16名のスタッフが詰めていた。チャーチルとラムゼー提督のバルコニーからフランス方面を眺めている写真もある(帝国戦争博物館所蔵の写真)
English Heritage Dover Castle

12. Sandowner(ラムズゲート)
ラムズゲートの港に停泊している船で、ダイナモ作戦に参加した。ムーンストーン号のモデルとなったもの。船長は長男を連れてダイナモ作戦に参加して救出に向かったそう。
船長の名前はライトラー、かの有名なタイタニック号で二等航海士をしていた。ちなみにライトラーの次男は空軍のパイロットだったが1939年9月に死亡、長男も海軍に所属下が45年に北アフリカで戦死とある。
google map(ラムズゲート)

13. Spitfire and Harricaine memorial museum(ラムズゲート、マンストン)
空軍基地がある町にふさわしい博物館。名前の通り、英国空軍に所属していた戦闘機スピットファイアとハリケーンが展示してある。
博物館公式HP

14. Swanage railway
ドーセットにある、機関車が走る鉄道。アレックスとトミーがのった汽車がここ。鉄道を封鎖して撮影されたことが地元新聞に掲載されていた。
Swanage railway

15. FRAC(ダンケルク)
「ダンケルク」で作製+使用されたセットや小道具が展示されている(ー2018年9月まで)。
FRAC Grand Large - Hauts-de-France

16. ギブソンとトミーが最初にあったビーチ(ダンケルク)
ギブソンが死体を埋葬していた場所+トミーが用を足そうとしていた場所(googleマップ検索しまくった筆者の推測←多分、ここらあたりのはずなんだ...)
286ティーグユーロブランジュ

17. La coccote (ダンケルク)
ダンケルクのビーチに面した通りにあるレストラン。キャストが頻繁に利用していたそう(Travel magazineより)
値段もそこそこで、トリップアドバイザーでの評価も良い。
La coccote (公式サイト)
ひとまずは、こんなところです。
ロケ地をめぐるにはお金と時間をつくらねばなりません...(ガンバらネバー)←貧乏人の悲鳴

++++
5/2, 5追記