鳥の巣頭の世迷い言

読書音楽観劇、ハゲタカ廃人、そしてアラシックライフをエンジョイしている三十路のお気楽会社員・ガバ鳥のblog

明恵上人ブーム

2009年09月22日 23時02分28秒 | 日常

どうも、明恵上人ブームが勝手に到来。

もともと白州正子さんが、明恵/西行を取材した伝記や、河合雅雄さんの明恵の夢記について書いている本を見て以降、どうも気になっていたが。
<上記の本を読んだのが高校生の時だから、あしかけX年になるわけだけど・・・。(数えたくないな)

NHKの白州次郎(正子の夫)のドラマをちょいと小耳に挟むに及び(TVドラマ自体は見れない。TVが故障してるから。。。)、またしても白州正子ブームが私の中に到来している。

明恵上人の
あかあかやあかあかあかやあかあかや あかあかあかやあかあかや月

雲いでて 我にともなう 冬の月 風やみにしむ 雪やつめたき

の和歌(特に前者)は、やっぱり秀逸だと思う。
あと、彼の「阿留辺畿夜宇和(あるべきようは)」で、結構救われる人もいるんじゃないのかな、と推察される。


高山寺に行きたいな・・・。
シルバーウィーク自体は、仕事でつぶれてしまったからいつか、時間を作って行きたいな、と思った今日この頃。




福山☆夏の大創業祭 -稲佐山

2009年09月03日 21時37分08秒 | 舞台・コンサート感想




行ってきましたよ、長崎の今年最大の音楽イベントへ。
福山☆夏の大創業祭 -稲佐山!!!!

生まれて初めて行く、POPs系ライブ。
今までは、クラシックコンサートしか行ったことなかった私。

今年は、長崎への音返しをしてくれる、ということで。長崎の稲佐山で福山雅治がライブをしてくれる、とのことで。
こりゃ行くしかネー!!と絶叫してライブチケット抽選に参加。そしてゲット。<F1ブロックでした。
まさか取れるとは思ってなかった。そして参加出来るとも思ってなかった。
仕事が押せ押せだったから。
長崎市内在住とはいえ、稲佐山まではかなりの時間を喰うことになるし・・・。
<今までも、数々のチケットを紙くずとさせてきた。

故に、参加できて本当に嬉しかった。そして、セットリストの中で知ってる曲が僅かだったにしても、ライブ自体は本当に楽しいものとなった。

実のところ、私は福山のCDを持っていない。福山はメジャーなので、ほとんどラジオで流れてしまうのでそのままメロディーを覚えてしまうし・・・。
故に、音楽は知っていても曲名と一致しないという出来事が多発することになる。
その中でも、今回のライブで好きになった曲は沢山あった。幸福論、蜜柑色の夏休み、18、道標、明日のshow今でも目を閉じると、ライブの音源そのままでメロディーが流れてくる。
<だってCD持ってないもん。脳内の音源はライブで聞いた福山のメロディーだけさ。

特に、長崎駅で流れているメロディーと18とが一致した時は、ビックリしたものだ。メロディーと詩、そして福山の歌声、それが一緒に鳴って18に成っているのだ、というバカバカしいまでの初歩的な事実を初めて認識した瞬間かもしれなかった。
J-popsを聞かなかったのは、私が歌手と詩の力を軽視してきたからなのだろうが、それにしてもこれに気付かせる福山の声、というのは力強いものがあるのだろうか。
<上手い下手は別として。そこらの評価は私には出来ない。ゲージツ評論家ではないから。

長崎女子高校の龍踊りも良かったし、イルミネーションも綺麗だった。そして、花火も最高に綺麗だった。
ビッグNスタジアム(パブリックビューイング会場)に参加していたニセモノの福山(ミッチーと大山という2人らしい)とDJとの掛け合いも良かった。
オールスタンディングの立ちっぱなし、という条件を軽くクリアーする程度にはライブに凄く集中出来た。
各所で「持ってこーい、持ってこい」コールがかかったのは(龍踊りの前)、矢張り長崎市民の参加が多かったせいもあるだろう。
もちろん、net社会だし福山が長崎出身であることを鑑みて、他県民のファンであっても「もってこい」コールをする習慣がライブであるのかもしれないが・・・それについては私は情報を持っていないので言及出来ない。
<長崎市民/長崎県民限定でチケットを発売する機会が少なくとも3回以上あったことからすると(少なくとも2回TVでの先攻発売、1回netでの抽選 1回新聞での抽選販売 etc etc)、かなりの枚数が長崎人に渡ったのではないかと踏んでいる。

なんにしても、生まれ故郷に包まれている福山は、どこかしらリラックスと感謝と緊張とが程よく混じっているような感じでもあった。
彼本人は、しきりに感謝の言葉を告げていたが、長崎市民としては、私こそ長崎に元気をくれてありがとう、とも言いたかった。
長崎に可能性を見出せずに飛び出して行った18歳の青年。
20年たった今となっては、その彼自身が一つの可能性となっているのではないかとも思ったからだ。
彼のライブで長崎にもたらされた経済効果は15億円以上とも言われるが、これ1つとっても元気にする要因になるだろう。

福山を長崎に呼ぶべく署名に走り回った青年会議所のメンバーにも感謝だし、署名してくれていた7万人の市民(気付いてたら私も署名したのに・・・!)にも感謝だな。
明日から頑張ろう、と気分を奮い立たせて稲佐山のライブ会場を後にした私は、本当に充足感を感じていた。
それは、ライブに参加したどのファンも同じだっただろう。

『ましゃ、長崎に元気をありがとう。オイたちも頑張るけん!!』







(JR長崎駅前の寄せ書き。福山さんのサインも。)


+++++++セットリストとしては

1.約束の丘
2.HELLO
3.MELODY
4.それがすべてさ
5.IT'S ONLY LOVE
6.milk tea
7.survivor
8.phantom
9.幸福論
10.Fellow
11.蜜柑色の夏休み
12.Good Luck 13.遠くへ
14.旅人
15.vs. ~知覚と快楽の螺旋~
16.Peach!!
17.Gang☆
18.RED×BLUE
19.追憶の雨の中
20.化身
21.想 -new love new world-
22.明日のSHOW
23.道標アンコール24.KISSして
25.18 ~eighteen~26.最愛