鳥の巣頭の世迷い言

読書音楽観劇、ハゲタカ廃人、そしてアラシックライフをエンジョイしている三十路のお気楽会社員・ガバ鳥のblog

T-34を観てチェコやロシアでの地図旅行を始めるの巻3

2020年07月23日 12時13分17秒 | 日常
随分間があいてますが、T-34を観てチェコやロシアでの地図旅行を始めるの巻2の続きです。
お蔵入りシーンに使われたものあり、これどこのシーンに使われたんだ...?ありです。
正直、知ってる情報がほとんどでしょうが、備忘録としてよろしくです。

そしてロケ地巡りしてやろ、全部回ろう...と思って移動距離を計算しましたが、エグくて倒れそうでした。
無理...1回じゃ無理...チェコは2回くらい時間と余裕が欲しいし、ロシアも含めて6回くらいに分けないといけない(行くつもりなのか?いけるつもりなのか?)。


1. Военно-Техническая Кинобаза Мосфильм(モスクワ州オブラスト)
ロシアにあるミリタリーテクニカルサイト モスフィルム基地
ここで少なくとも、1. 白鳥の湖、2. T-34の整備/作業場、3. ガソリンスタンド(T-34が逃亡してからガソリンを補給したところ)が撮影されたようです。
IGの撮影情報で検索すると、T-34の撮影風景とは違う戦車の画像も出てきたので、そういう撮影がしやすいところということでしょうか。
google earthで見る限り、森の中に施設がポツン...
*IGの撮影情報→撮影情報の掲載の地図からGoogle mapで検索→ヴォエントゥル・ム(Воентур М)という博物館/美術館施設で住所は割り出し

kirill.aparin(2017年7月29日付け)のIG
(T-34の新型を見るシーンで;Военно-Техническая Кинобаза Мосфильмの撮影時情報)
mickey_poter(2017年6月20日付け)のIG(作業場;Военно-Техническая Кинобаза Мосфильмの撮影情報)
zverkoff_evg(2017年7月3日付け)のIG(ガソリンスタンド;モスクワ州オブラストの撮影情報あり)
mr.evss(2017年7月3日付け)のIG(ガソリンスタンド;Военно-Техническая Кинобаза Мосфильмの撮影情報あり)

Танк Т-34 пытается заехать... реальная машина!!(2017年6月21日にYou tubeに投稿された撮影風景)

ВОЕННО-ТЕХНИЧЕСКАЯ КИНОБАЗА(モスフィルムのテクニカルサイトについて1)
Военный антураж в кадре: где искать спецтехнику для киносъемок(モスフィルムのテクニカルサイトについて2)
Voen tourツアーサイト
google map(ヴォエントゥル・ム)


google map(ヴォエントゥル・ム)より


2. Музей Победы(勝利博物館/大祖国戦争博物館;モスクワ)
大祖国戦争(独ソ戦)に勝利した記念に建てられた博物館。
これはソ連軍がベルリンを制圧したシーンとして撮影されたようですが、映画ではカットされたと思われます。
トリップアドヴァイザーでツアーもやってるようですね。

daniilrudnitsky(2017年7月6日)のIGより
Музей Победы (Центральный музей Великой Отечественной войны) на Поклонной горе
トリップアドバイザー(勝利博物館)
博物館の公式サイト

3. Rudolfinum(ルドルフィニウム)
???
MARS MEDIAの記事の流れからしてチェコにある都市の名前としてのrudolfinumと思い、チェコの都市/村の一覧を英語とチェコ語で確認したのですが、Rudolfinumは確認できず。それっぽい名前の都市は他にあるのですが...どれを撮影したやつなんでしょうか。
駅の撮影かな...と思うのですが(イヴシュキンたちがおりた駅)、ちょっとよくわからない。
wiki(English)でT-34 shootingでヒットしたT-34 wikipedia (English)のページにあるRudolfinumのリンク先は、音楽ホールの方のルドルフィヌム(プラハ)でした。
1876-84年に建てられたものでチェコフィルの本拠地で、実際にナチスドイツが接収して音楽ホールとして使っていたこともあり。念のためにメインの音楽ホール(ドヴォルザークホール)や美術館エリアやその他の部屋の写真を見ても、映画のどのシーンに使われたのかが分からない/スタッフのインスタグラム等にもそこで撮影されてたっぽいのが見当たらない。
もう「国の英雄」クラウス・イェーガー大佐が退屈な顔で(ヒトラーも愛したという)ベートヴェンの音楽を音楽ホールで聞いてたシーンがあったような気がしてきた。
どうせプラハに行くことがあったらクラシック音楽をチェコフィルで聴きたいと思ってたので、いっそのこと現地で確かめようかなあ。
<知ってる方がいらっしゃったら教えて欲しい...(シオシオ)

DIRECTOR ALEXEY SIDOROV FINISHED FILMING «T-34»
以下、記事の抜粋(*英語版の記事)
The shooting started on February 23rd and lasted for 61 days. Part of the filming process took place in Moscow, Kaluga and Moscow regions, the other one – in Czech Republic, cities of Prague, Loket, Rudolfinum and Terezin. More than 25 large-scale sceneries were built – among them the Russian village, the concentration camp, the German training ground, the railway station. Five historical and war consultants were working on the set.

(2021.03.28追記)
4. Museum on the Demarcation Line(チェコ)
ツイッターでフォローしてる、みずたまさん(みずたま@tama2017fu)がキャッチされていた、撮影で使われたパンターやT-34が収められているチェコの博物館(ロキカニー)。







公式サイト:https://www.bahna.eu/
例のペイントされたT34が爆走してる映像があった(公式フェイスブック):https://fb.watch/4wghqNYZxe/