<ロンドン2日目>
大興奮の夜があけた次の日の朝、私はホテルの部屋のデスクでウンウンと頭をひねっておりました。
言わずともしれたことですが、泥縄的準備のためでございます。
この日は昼公演と夜公演が控えている、しかもこれが私にとって最後の観劇の機会となる..ということもあり、なるべく下知識+α(耳を英語に慣れさせる)を頭に叩き込んでおきたかったのです。
この字面だけ見るとなんと健気で真面目なファンだ..などと我ながら思うのですが、第1の目的は観劇中に寝ないためなので、努力のクオリティーとしては大したものじゃないという... orz
2時間ほどウゴウゴ勉強した後は朝ご飯をモリモリ食べ、Sherlockの撮影地にもなったらしいラッセルスクウェアの公園を通り抜け、最寄り駅へ。
最寄り駅までの光景
最寄り駅からは地下鉄に乗ってロンドンブリッジ近くにあるHMSベルファスト号へ(*)。ここで内部見学をしたり写真をバッシバッシと撮った後は2回目の舞台鑑賞をするべくドンマー劇場へ移動です。
*HMSベルファスト号の見学については別記事(続・旅ケルクの記録2(ロンドン編2)@ダンケルク ロケ地・ゆかりの地を巡る旅)を参照のこと。
ここで私、ちょっと会場に来るのが早くて(開場2時間以上前に到着してしまった(汗))、劇場近くのお店で時間をつぶそうとウロチョロしてました。会場入りするジャクロに遭遇しないかなあと邪な思いをここでも抱いておりましたが、やっぱりジャクロに会うことはありませんでした。ちなみに、この時に会場近くでたまたま立ち話をした英国人のオバちゃん(たぶん舞台鑑賞ベテランのオタ;以降、心の中で舞台先輩の名前で呼ぶ)から、「彼は午前中の早い時間に会場入りしたわよ」との情報が。ジャクロの朝は早いのでござる。
まあ、
ジャクロに会うことは出来ませんでしたが、舞台先輩と喋っている最中に、舞台に出演していた俳優さんたち(マリアナを演じた女優さんとかイロイロ)に次々と遭遇することが出来たので、やっぱりラッキーだったかも。
舞台先輩がサインをリクし始めたお陰で、その尻馬に乗って、幾人かの俳優さんたちのサインを頂くことが出来ました(舞台先輩、ありがとうございます。もうロンドンに足を向けて寝ない。)。
「今日の舞台を観るのを楽しみにしています。」とジャクロ以外の人たちにも伝えることができたのは良かった。ジャクロに限らず、舞台に出演していた俳優さんたちはみなさん素晴らしい人たちだったから。もちろん、劇場のスタッフの人たちも。
一通りサインをもらった後もなお時間が余ったので、劇場の周りをぐるぐる回って劇場の周りのコーヒー屋さん(PRET A MANGER)やお弁当屋さん(itsu;お寿司などもおいてる)を覗いて珈琲を買っていたり。珈琲もお寿司も美味しゅうございました。
ちなみに後日、他の観客のツイートにて、ジャクロがこれらのお店でお昼ご飯?を買っていた事実が判明し、またしても遭遇?を逃していたかもしれないことが判明して悶絶したというオマケが。自分でご飯も用意するんですね、ジャクロ…。←ジャクロが買っていた日付が私が行った日付と被っていたかは不明です。
そうして時間を過ごした後は、劇場内へ。2回目なので、もはや馴染の客のように?(うそうそ、また迷子になってた)、劇場の中をウロチョロ。劇場内にあるバー、2階席などなどを歩き回った後、座席に着席。今度は舞台上手側の1階席です(前回は1階下手側)。
今度はどんな風景が見れるかな…と思いながら観劇しましたが、観劇から数か月たっても印象に残ってるシーンをいくつか。
<劇のあらすじ/概要については前日の日記(ジャクロ(の舞台)のためにイギリスへ@舞台鑑賞編(鑑賞1回目))をご参照まで。
<前半/1600年代パート>
・ルーチオの小市民的なあれこれ
ルーチオ(イザベルの兄であるクローディオの顔見知り)が婚前性交渉によって恋人ジュリエットを妊娠させて投獄されたクローディオに、イザベルに助命嘆願を公爵にしてくれるように頼まれた際の表情が、また良くて。
けっして義侠心だけでクローディオを助けるわけでもない、自らの思惑(自分にとっても都合が悪いから?、あるいはアンジェロに一矢報いてみたいから?)もあったルーチオの表情が。
ルーチオは、劇中では、いわゆる小市民の愚痴や、(やや)ゲスい部分の感情をしゃべる役割りを備えていたのかな?狂言回しのような。
後に、イザベルに対して助言?(アンジェロに助命嘆願をしにいくならこうするのよ…的な)やコーチング(イザベルが公爵に助命嘆願をしてた時、後ろで「よし、いいぞ!」とヤイノヤイノと応援してた)をしていた時とかにも、それを顕著に感じました。しらんけど。
<後半/現代パート>
・アンジェロのお着替え
現代パートに登場した最初の時点で、ジャクロは細身の黒のジーンズをはいておりました。それを脱いで後にだぶっとしたスウェットのズポン(楽なやつ)に着替えております。このときに見えた太ももに「ふぁっ」となりました…(すまん)。鑑賞2回目の時の席の位置が、ちょうどドンピシャだったせいで、よく見えました。尻が。あと、太もものラインが(以下自粛)。
・イライラなアンジェロ
投獄されてしまった兄弟分(クローディオ)を助けなければ、でもなんだか懇願先の女性(イザベラ)は自分に迫ってくるし、なんだかちょっと…で、ストレス過多でイライラしたアンジェロがついにそれに耐えかね、タバコをくわえてスパーっと煙を吐き出すところ。
お、アンジェロいらついてるな、さっきから…と思っていたら、おもむろに靴下の中から、(隠していた)1本のむき出しのタバコを抜き取り、煙をスパーっとした表情。イザベラや公爵から向けられてくる好色なアプローチをはねのけることもできず(べったべったと体を触られてる)、イライラとストレスを抱える青年の表情。傷つきやすい力なき青年の姿が伝わり、思わず手のひらを握ってしまいます。
演技をするというのは、俳優の中にひそむ様々な人物の欠片(自身の内からお出まし願うもの…というようなことを誰か(日本の芸能人の誰か)が言っていたのですが、ジャクロの中にもあんな繊細な弱弱しい青年としての欠片がどこかにあるのかな…?と思いながらガン見してました。
・迫られるアンジェロと笑う観客
修道士(に扮する公爵)に(クローディオを助けるための)様々なアドバイスを受け、諭されるアンジェロだが、修道士に執拗なボディタッチ+キスを受ける。
この時の観客(特に地元?の人たち)の反応がちょっと気になって。笑ってたんですよね。ここがね、私が空気を読めてないだけなのかもしれないけど、あそこに笑う要素、どこにあったのかなあ?と不思議で。
イギリス人的にはメジャーな反応なのか?演出側は狙ってたのか?それとも私だけの感情なのか?男性(アンジェロ)が男性(公爵)に迫られてる場面を観客(観てる側)が笑うってのが、よくわからない…。良い悪いとかのジャッジいうより、ただ不思議に思う。
・イザベラの独白(本作ラスト、シェークスピア台本の最後にある公爵の求婚の台詞の後にでてくる本作オリジナル演出の部分)
ボス(公爵)はアンジェロに求婚し、手籠めにし損ねる。その後、舞台は暗転した後、暗闇の中で1人立つボスの背後に修道女姿のイザベルが現れる。イザベルの静かな独白と共に、舞台は暗くなり、終幕…。
となるのですが、この時のイザベルの静かな表情と独白にゾワワワとしました。公爵(加害者)を断罪しているかのように、あるいは、誰かに訴えているかのように見えるんですよね(私には)。
効果音も何もなく、暗い空気の中、静かに独白するイザベルから何を観客は受け取ったのか?
←この時のイザベルの台詞、どっかで聞いた覚えがあるので劇中の誰か(アンジェロだったかな)が言ったやつだと思うんですが、ちょっと記憶が行方不明。
カーテンコールの後は、劇場の外(劇場の玄関前あたり)にてジャクロがでてくるのを様々な国籍のローデンレディースに交じってボンヤリ待機。前日に渡し損ねた手紙+αを渡したかったし、あわよくばツーショットを撮りたかったという思惑で。
ということで、ぼんやり待つこと数分でジャクロが登場。
色めき立つ我々の間をひょいひょいと動き回り、サインやツーショットなどのサービスをバッシバッシとしていきます。前日に引き続き、あっちこっち飛び石状態なファンの間を長い脚でぴょんぴょん動いてる感じです(キチンと並んでるファンの列があってそれを順番にスライドして移動…という感じではない)。
そんな中、ワタクシ、なんとか勇気をだしてツーショと手紙+αを渡すことに成功しました(ゼイゼイ)。写真の中の顔が嬉しさで崩れかけてましたが、まあ、これも良い思い出です…。遺影はこれにしよう。
・ツーショを頼む不審な日本人
ワタシ「Mr. Lowden, Can I take a picture with you?」
ジャクロ「Sure!」
(私のiphoneをジャクロに渡して撮ってもらう←自撮りしたことないから)
ワタシ「ひええええええ」(思いのほか距離が近いジャクロに戦く←肩をよせて写真をとってくれました…)
・ツーショの後にお土産を手渡す不審な日本人
ワタシ「あああの、、これですが、This is a photo book related to Japanese scenery.」
(がっさごっそと音をたてながら、手紙と、日本の風景写真集を渡す)
ワタシ「I hope you can come to Japan.」
ジャクロ「Of course! Thank you for your kindness.」
ワタシ「ああああ。 I’m looking forward to your next work!」
(ジャクロ、遠ざかりつつ手をふって頷く)
ワタシ「My life can be summed up by your acting…」
(この時点でジャクロはだいぶん遠くに離れたからたぶん聞いてない←間抜け)
という訳で、無事ジャクロとのツーショをとる+手紙と写真集を手渡した私は、体が崩れ落ちそうになりながら、その場を離れたのでございました。
Veni, vidi, vici! (I came, I saw, I conquered!)
体がこんにゃくのようにフニャフニャになった私は適当な店でコーヒー休憩をして頭を落ち着かせたのでした。ゼイゼイ
そして数時間後。
またドンマー劇場に舞い戻りました。ええ、夜公演のために。
ということで、次はMeasure for Measure(尺には尺を)の観劇3回目にして最後の観劇になります。
I shall return (2).
Ref)
1. ウィリアム・シェークスピア(2016年)尺には尺を(シェークスピア全集28)(松岡和子 翻訳)ちくま文庫
2. William Shakespeare (2015年)Measure for Measure (PENGUIN CLASSICS)
3. William Shakespeare/Josie Rourke (2018年) Measure for Measure (methuen/drama) ←今回の舞台スクリプト
大興奮の夜があけた次の日の朝、私はホテルの部屋のデスクでウンウンと頭をひねっておりました。
言わずともしれたことですが、泥縄的準備のためでございます。
この日は昼公演と夜公演が控えている、しかもこれが私にとって最後の観劇の機会となる..ということもあり、なるべく下知識+α(耳を英語に慣れさせる)を頭に叩き込んでおきたかったのです。
この字面だけ見るとなんと健気で真面目なファンだ..などと我ながら思うのですが、第1の目的は観劇中に寝ないためなので、努力のクオリティーとしては大したものじゃないという... orz
2時間ほどウゴウゴ勉強した後は朝ご飯をモリモリ食べ、Sherlockの撮影地にもなったらしいラッセルスクウェアの公園を通り抜け、最寄り駅へ。
最寄り駅までの光景
最寄り駅からは地下鉄に乗ってロンドンブリッジ近くにあるHMSベルファスト号へ(*)。ここで内部見学をしたり写真をバッシバッシと撮った後は2回目の舞台鑑賞をするべくドンマー劇場へ移動です。
*HMSベルファスト号の見学については別記事(続・旅ケルクの記録2(ロンドン編2)@ダンケルク ロケ地・ゆかりの地を巡る旅)を参照のこと。
ここで私、ちょっと会場に来るのが早くて(開場2時間以上前に到着してしまった(汗))、劇場近くのお店で時間をつぶそうとウロチョロしてました。会場入りするジャクロに遭遇しないかなあと邪な思いをここでも抱いておりましたが、やっぱりジャクロに会うことはありませんでした。ちなみに、この時に会場近くでたまたま立ち話をした英国人のオバちゃん(たぶん舞台鑑賞ベテランのオタ;以降、心の中で舞台先輩の名前で呼ぶ)から、「彼は午前中の早い時間に会場入りしたわよ」との情報が。ジャクロの朝は早いのでござる。
まあ、
ジャクロに会うことは出来ませんでしたが、舞台先輩と喋っている最中に、舞台に出演していた俳優さんたち(マリアナを演じた女優さんとかイロイロ)に次々と遭遇することが出来たので、やっぱりラッキーだったかも。
舞台先輩がサインをリクし始めたお陰で、その尻馬に乗って、幾人かの俳優さんたちのサインを頂くことが出来ました(舞台先輩、ありがとうございます。もうロンドンに足を向けて寝ない。)。
「今日の舞台を観るのを楽しみにしています。」とジャクロ以外の人たちにも伝えることができたのは良かった。ジャクロに限らず、舞台に出演していた俳優さんたちはみなさん素晴らしい人たちだったから。もちろん、劇場のスタッフの人たちも。
一通りサインをもらった後もなお時間が余ったので、劇場の周りをぐるぐる回って劇場の周りのコーヒー屋さん(PRET A MANGER)やお弁当屋さん(itsu;お寿司などもおいてる)を覗いて珈琲を買っていたり。珈琲もお寿司も美味しゅうございました。
ちなみに後日、他の観客のツイートにて、ジャクロがこれらのお店でお昼ご飯?を買っていた事実が判明し、またしても遭遇?を逃していたかもしれないことが判明して悶絶したというオマケが。自分でご飯も用意するんですね、ジャクロ…。←ジャクロが買っていた日付が私が行った日付と被っていたかは不明です。
そうして時間を過ごした後は、劇場内へ。2回目なので、もはや馴染の客のように?(うそうそ、また迷子になってた)、劇場の中をウロチョロ。劇場内にあるバー、2階席などなどを歩き回った後、座席に着席。今度は舞台上手側の1階席です(前回は1階下手側)。
今度はどんな風景が見れるかな…と思いながら観劇しましたが、観劇から数か月たっても印象に残ってるシーンをいくつか。
<劇のあらすじ/概要については前日の日記(ジャクロ(の舞台)のためにイギリスへ@舞台鑑賞編(鑑賞1回目))をご参照まで。
<前半/1600年代パート>
・ルーチオの小市民的なあれこれ
ルーチオ(イザベルの兄であるクローディオの顔見知り)が婚前性交渉によって恋人ジュリエットを妊娠させて投獄されたクローディオに、イザベルに助命嘆願を公爵にしてくれるように頼まれた際の表情が、また良くて。
けっして義侠心だけでクローディオを助けるわけでもない、自らの思惑(自分にとっても都合が悪いから?、あるいはアンジェロに一矢報いてみたいから?)もあったルーチオの表情が。
ルーチオは、劇中では、いわゆる小市民の愚痴や、(やや)ゲスい部分の感情をしゃべる役割りを備えていたのかな?狂言回しのような。
後に、イザベルに対して助言?(アンジェロに助命嘆願をしにいくならこうするのよ…的な)やコーチング(イザベルが公爵に助命嘆願をしてた時、後ろで「よし、いいぞ!」とヤイノヤイノと応援してた)をしていた時とかにも、それを顕著に感じました。しらんけど。
<後半/現代パート>
・アンジェロのお着替え
現代パートに登場した最初の時点で、ジャクロは細身の黒のジーンズをはいておりました。それを脱いで後にだぶっとしたスウェットのズポン(楽なやつ)に着替えております。このときに見えた太ももに「ふぁっ」となりました…(すまん)。鑑賞2回目の時の席の位置が、ちょうどドンピシャだったせいで、よく見えました。尻が。あと、太もものラインが(以下自粛)。
・イライラなアンジェロ
投獄されてしまった兄弟分(クローディオ)を助けなければ、でもなんだか懇願先の女性(イザベラ)は自分に迫ってくるし、なんだかちょっと…で、ストレス過多でイライラしたアンジェロがついにそれに耐えかね、タバコをくわえてスパーっと煙を吐き出すところ。
お、アンジェロいらついてるな、さっきから…と思っていたら、おもむろに靴下の中から、(隠していた)1本のむき出しのタバコを抜き取り、煙をスパーっとした表情。イザベラや公爵から向けられてくる好色なアプローチをはねのけることもできず(べったべったと体を触られてる)、イライラとストレスを抱える青年の表情。傷つきやすい力なき青年の姿が伝わり、思わず手のひらを握ってしまいます。
演技をするというのは、俳優の中にひそむ様々な人物の欠片(自身の内からお出まし願うもの…というようなことを誰か(日本の芸能人の誰か)が言っていたのですが、ジャクロの中にもあんな繊細な弱弱しい青年としての欠片がどこかにあるのかな…?と思いながらガン見してました。
・迫られるアンジェロと笑う観客
修道士(に扮する公爵)に(クローディオを助けるための)様々なアドバイスを受け、諭されるアンジェロだが、修道士に執拗なボディタッチ+キスを受ける。
この時の観客(特に地元?の人たち)の反応がちょっと気になって。笑ってたんですよね。ここがね、私が空気を読めてないだけなのかもしれないけど、あそこに笑う要素、どこにあったのかなあ?と不思議で。
イギリス人的にはメジャーな反応なのか?演出側は狙ってたのか?それとも私だけの感情なのか?男性(アンジェロ)が男性(公爵)に迫られてる場面を観客(観てる側)が笑うってのが、よくわからない…。良い悪いとかのジャッジいうより、ただ不思議に思う。
・イザベラの独白(本作ラスト、シェークスピア台本の最後にある公爵の求婚の台詞の後にでてくる本作オリジナル演出の部分)
ボス(公爵)はアンジェロに求婚し、手籠めにし損ねる。その後、舞台は暗転した後、暗闇の中で1人立つボスの背後に修道女姿のイザベルが現れる。イザベルの静かな独白と共に、舞台は暗くなり、終幕…。
となるのですが、この時のイザベルの静かな表情と独白にゾワワワとしました。公爵(加害者)を断罪しているかのように、あるいは、誰かに訴えているかのように見えるんですよね(私には)。
効果音も何もなく、暗い空気の中、静かに独白するイザベルから何を観客は受け取ったのか?
←この時のイザベルの台詞、どっかで聞いた覚えがあるので劇中の誰か(アンジェロだったかな)が言ったやつだと思うんですが、ちょっと記憶が行方不明。
カーテンコールの後は、劇場の外(劇場の玄関前あたり)にてジャクロがでてくるのを様々な国籍のローデンレディースに交じってボンヤリ待機。前日に渡し損ねた手紙+αを渡したかったし、あわよくばツーショットを撮りたかったという思惑で。
ということで、ぼんやり待つこと数分でジャクロが登場。
色めき立つ我々の間をひょいひょいと動き回り、サインやツーショットなどのサービスをバッシバッシとしていきます。前日に引き続き、あっちこっち飛び石状態なファンの間を長い脚でぴょんぴょん動いてる感じです(キチンと並んでるファンの列があってそれを順番にスライドして移動…という感じではない)。
そんな中、ワタクシ、なんとか勇気をだしてツーショと手紙+αを渡すことに成功しました(ゼイゼイ)。写真の中の顔が嬉しさで崩れかけてましたが、まあ、これも良い思い出です…。遺影はこれにしよう。
・ツーショを頼む不審な日本人
ワタシ「Mr. Lowden, Can I take a picture with you?」
ジャクロ「Sure!」
(私のiphoneをジャクロに渡して撮ってもらう←自撮りしたことないから)
ワタシ「ひええええええ」(思いのほか距離が近いジャクロに戦く←肩をよせて写真をとってくれました…)
・ツーショの後にお土産を手渡す不審な日本人
ワタシ「あああの、、これですが、This is a photo book related to Japanese scenery.」
(がっさごっそと音をたてながら、手紙と、日本の風景写真集を渡す)
ワタシ「I hope you can come to Japan.」
ジャクロ「Of course! Thank you for your kindness.」
ワタシ「ああああ。 I’m looking forward to your next work!」
(ジャクロ、遠ざかりつつ手をふって頷く)
ワタシ「My life can be summed up by your acting…」
(この時点でジャクロはだいぶん遠くに離れたからたぶん聞いてない←間抜け)
という訳で、無事ジャクロとのツーショをとる+手紙と写真集を手渡した私は、体が崩れ落ちそうになりながら、その場を離れたのでございました。
Veni, vidi, vici! (I came, I saw, I conquered!)
体がこんにゃくのようにフニャフニャになった私は適当な店でコーヒー休憩をして頭を落ち着かせたのでした。ゼイゼイ
そして数時間後。
またドンマー劇場に舞い戻りました。ええ、夜公演のために。
ということで、次はMeasure for Measure(尺には尺を)の観劇3回目にして最後の観劇になります。
I shall return (2).
Ref)
1. ウィリアム・シェークスピア(2016年)尺には尺を(シェークスピア全集28)(松岡和子 翻訳)ちくま文庫
2. William Shakespeare (2015年)Measure for Measure (PENGUIN CLASSICS)
3. William Shakespeare/Josie Rourke (2018年) Measure for Measure (methuen/drama) ←今回の舞台スクリプト
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