炬燵と薪ストーブやエアコンとの相性が悪い。布団なんてかけたら中は冷たいままなのでヒーターのスイッチをオン。それは無駄っぽいので布団を取った。すると掘り炬燵との相性が悪いというのも分かった。暖かい空気は上、冷たいのは下だから足を下ろした所は何気にひんやり。そこで折角の掘り炬燵を止めてそこに畳。夏用ということだったけどボッケ家は1年中掘り炬燵状態だった。今年の夏は掘り炬燵状態に戻すかな、でも面倒だからこのままかな。掘り炬燵は位置を変えられないけどそうでないのは自由に変えられる。
畳の縁、最初のはこんな灰色だったんだな
今後気をつけないといけないのは足を腰掛けのように出来ないので背中が丸まらないようにすることだ。ちなみに岩場から帰ってきたヨメは毎日遊んで後ろめたいのか夕飯を作ってくれた。食べ始めてから約30分、ようやく掘り炬燵ではないというのに気がついたという違いの分からない女。
今後気をつけないといけないのは足を腰掛けのように出来ないので背中が丸まらないようにすることだ。ちなみに岩場から帰ってきたヨメは毎日遊んで後ろめたいのか夕飯を作ってくれた。食べ始めてから約30分、ようやく掘り炬燵ではないというのに気がついたという違いの分からない女。
「 車貸してくれます? 」 |
「 どした? 」 |
「 (自分の)車に水筒忘れたんで飲み物買ってこようかと 」 |
「 一緒に行こうか 」 |
「 大丈夫ですよ 」 |
「 ま、そりゃそうだな 」 |
先に岩場に行くことにした。着くとまだ日が当たってなかった。やっぱり待ち合わせは9時で良かった。岩は寒々としてた。
20分くらい遅れて来るのかなと思ってたけどAさんは中々現れない。車停める所から微かに岩は見えるけど岩場からは車は全然見えなかった。ちょっと電話してみるかと電話。こんな山の中でも通じるっては有り難い。舗装路の路地を1つ間違えて歩いちゃったらしい。さっきそれに気付いたのでもう大丈夫という返事。山道を既に歩いていたようだ・
それから30分くらい経った。それにしても遅いねぇ、また電話してみるかと電話。通じた。 今度は山の中を彷徨っていた。道ったって獣道と大差ない殆ど使われてない細い作業道。間違えやすい。「迎えに行くから確かな所まで降りてくれ」と伝えて俺はスマホ持たずに駆け下りた。スマホ落としたらそれはそれで困ると思ったんだけど、考えてみたら見つけても上に居る人と連絡が取れないので引き返した。そしたら上の方で会話。見つかったらしい。
この林の上、岩場より上から降りてきた。Aさんは上に出れば見晴らしが良くなって分かると思ったらしい。良く聞く山で迷子になった時、『下に行ってはいけない、特に沢に下ってはいけない』ってやつだ。だけど間違えずに歩けば10分程度だからこの場合は下った方が確実。そもそも里に近いから見晴らしの良い所なんて無い。それにしても電話が通じて良かった。何より怪我などが無くて良かった。まぁこんなプチ遭難ではあるけど色々と教訓が沢山あるもんだなとシミジミ。
迷子になったAさんは自分が何処に居るのか分からない。俺は電話が通じるからこちらの居場所を示した Google マップのスクリーンショットを送りたかった。Aさんは自分の位置と送られたスクリーンショットを見比べれば位置関係が分かる。だけどササッと出来そうになかったのでそれは止めて人海戦術、といっても2人だけどさ。電話が通じる所なら分かれて行動する時はお互いの居場所がスマホで分かるようにしておけば良いのかな。
コロナ騒ぎの影響などもあってAさんの冬休みは10連休。それを全て全てクライミングに当てる計画だ。なのでAさんのお守りは数人がかり。ちなみにヨメはその半数以上の担当だ。
「 冬休み何日あるの? 」 |
「 10日ですよ、なのでクライミング強化週間です 」 |
「 お言葉ですが1週間は7日ですけど 」 |
迷子になった日は7日目。筋肉だけでなく神経も疲れてるんじゃないのかな。脳からの司令を伝えるために神経伝達物質がある。それが平常時よりも減ってるんじゃないか、と。なので今日はリードしない方が良いんじゃない?とトップロープの勧め。そしてそれ以降は何事も無く無事1日を終えた。