Long Ming Diary ~I'll show you myself honestly~

イルミネーションが街を彩ります。このblogは幅広い話題で彩りますよ

世界同時株安やぁ~

2007年08月18日 01時26分04秒 | LongMing的資産運用"ろん"
えらいことですわ。私も少ないながらも株をやってますけど、この数日で一気に含み益が飛び去ってしまい、含み損を抱える展開に。投資資産の約2割が吹っ飛びました。ま、もともとそんなに多い金額を投資してるわけじゃないんですけど、それでもイタイ・・・

今回の原因は、一応アメリカで問題になっている「サブプライムローン」が原因らしい。

そもそも聞きなれない言葉だ。Wikipediaによれば、「サブプライムローン」というのは、優良顧客(=プライム)向けではないローンのことだそうです。これでも理解がしづらいですがね。要するに、信用力がそんなに高くない人たち向けのローンということらしい。

で、そういう人たちにお金を貸しても大丈夫なの?というのが素朴な疑問ですね。だって、貸したお金がきちんと返せると信用できる人、いわゆる信用力の高い人であれば、銀行だってお金を貸してくれますが、そうじゃないから銀行もお金を貸してくれないわけですよね?ということで、当然に貸し倒れのリスクが高いために、金利もそれなりに高いらしい。それでも、貸し倒れリスクをまかなうには大変なので、このローンの債券を細かく証券化して、それを機関投資家や一般投資家に販売することでリスクを分散するという手法で行われているのが「サブプライムローン」というわけ。

今問題になってるのは、このサブプライムローンを運営している会社が次々と業績不振になっていたりしてることで、それによって証券化された債券が焦げ付くことがあるのです。ということは、投資したお金が返ってこないということになり、株式市場が非常に混乱したことが原因ということです。

もっと混乱に拍車をかけたのが、このサブプライムローンの借り手が主なターゲットになっているスーパーマーケットチェーンのウォルマートが、業績の下方修正を出したこととも言われてます。つまり、借り手の人たちの購買意欲が減退している、すなわち、アメリカ経済が減衰に向かうのでは?という憶測があるのです。

そして、ニューヨークがクローズすると次に開くのが東京市場ということで、東京市場も流れに乗って、株価が下落したんですよ。理由は海外の投資家が日本市場から資金を回収するために売り攻勢に出たとか、アメリカの状況を見て狼狽した投資家が投売りに出たとかとも言われてます。

東京の次に開く、上海、香港、台湾やシンガポール、インドなどのアジア圏の市場もズルズルと流れに飲まれて、そして、ヨーロッパも同じように動いたんです。こうやって地球を1週しちゃったんですね。

日本の株式市場には、直接の影響はあまりないはずなのですが、まだまだ外部からの要因には弱いですね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿