Long Ming Diary ~I'll show you myself honestly~

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"LongMingのオススメ"-Elements of Style

2006年04月23日 22時32分45秒 | Book Review
今回のオススメは、ちょっとむずかしめのものです。それは、「英語で文章がうまく書けるようになるためにはどうしたらいいかなぁ」という方のための本です。

それが、

『Elements of Style』 By William Strunk Jr. and E.B.White


です。長いので「EOS」と略します。このEOSは、アメリカ人が国語の授業(=英語の授業ね)で使う教科書だそうで、語法や間違えやすい語句の使い分けなんかが書いてある本です。といっても、薄っぺらいものなので、すぐ読み終わってしまいます。ちなみに、この本はずっと昔からある本です。この本は、僕が大学1年のときの英作文の授業で使いました。価格はそのときのもので5ドル95セント。700円ほどでしょうかね。

この本の第1章は、
I. Elementary Rules of Usage
となっていて、最初は
Form the possessive singular of nouns by adding 's.
です。

つまり、「語法の初歩的ルール」―「名詞の単数形の所有格は'sを加えて作る」と書いてあります。いきなり、名詞の所有格ですね。

そして、第2章が、
II. Elementary Principles of Composition
ということで、いよいよ作文の基本に入ります。その中で、日本人が良くやってしまう間違いというか、欧米人との違いとして上げられるのが、
Use the active voice.
ということです。つまり、「能動態を使え」ということです。まぁ、日本人は受動態好きだといわれています。結局、主語である"I"を出すことへのためらいがあるのかもしれませんが、主張するところではしないといけませんからね。

普通の世界ではあまり英作文をする機会がないかもしれませんが、もし書くことになったらば参考してください。

《参考リンク》
・"Elements of Style"のAmazon.co.jpのページ ⇒ こちら