人間の身勝手さが生む悲劇

昨日、福岡まで行ってきたわけですが、福岡空港でとても興味深い展示をやってました。

『ちいさな瞳のメッセージ　福岡空港写真展』

というタイトルで、内容としては"処分される"動物たちを写真におさめたものです。

人間はとても身勝手な"動物"です。自分たちの趣味のために犬や猫などの動物をペットとして飼い始め、手がかけられなくなると"処分する"んです。"処分"っていっても、ゴミじゃないのです。人間と同じ生き物。"処分する"＝"殺す"ことなんです。

展示会では、その瞬間を待つ犬たち、猫たちのつぶらな瞳がとても胸を打ちました。そこにつけられたコメントも考えさせられます。

犬たちを実際に処分しなければいけない担当者の方は、「処分してくれと言ってきた人たちはのうのうと暮らしてるのに、なんで私たちだけがつらい思いをしなければならないのか」と。

また、写真を見た小学生は、「なんで殺されるの？」「いらなくなったからだよ」「じゃぁ、ぼくもいらなくなったら殺されるの？」「キミは人間だから。人間は殺されるわけじゃないよ」「だってぼくと同じ命なんでしょ」と。

こういったイベントをもうちょっと大規模に出来ればいいと思うのです。今回は福岡空港の国際線ターミナルという、はっきり言って誰も来ないところでやってますが、せめて国内線ターミナルでやればもっと多くの人に考えさせることが出来るんじゃないかと思います。ＨＰはこちら。（http://www.fuk-ab.co.jp/topics/hitomi/hitomi.html）
活動をされている「ＮＰＯ　福岡どうぶつ会議所」のページはこちら。（http://www.animal-fukuoka.org/）

コレとは違いますけど、人間がやってるもうひとつ身勝手なコト。それは、「ミックス」です。巷では「ミックス犬」という犬が流行ってるそうです。昔で言う「雑種」っていうヤツです。悪い意味じゃなくて、純粋に同じ犬種同士を掛け合わせたと言うことじゃなく、違う犬種同士を掛け合わせたということです。これが自然に行われたんならいいんですけど、わざわざ人が違う犬種を無理やり交配させるんです。その結果生まれる子犬がどちらの系統をもつかで"かわいさ"が変わってくる。"かわいさ"がある「ミックス犬」は売れるし、そうじゃないのは売れない。結果、処分されると。確かに異種の交配は、より寒さに強い犬が必要とか、そういうために行われることはあるかもしれないけど、"かわいさ"だけを求めるために行うのはどうか？生態系にも影響を及ぼすだろうし。

なんだか世の中がおかしいと思いませんか？

"秘宝館"って...

先日、ブログで紹介した「ＮＤＳＫ～日本だめスポット研究会～」のページですが、更新されてました。

今回もダメっぷりが出てましたが、中でも「伊勢元祖国際秘宝館」というのがありましたので紹介します。紹介ページはこちらを。http://www.geocities.jp/taka_show_choo/ndsk/ndsk14.htm

それにしても"秘宝館"って大体がエロい内容を想像するんですね。ちゃんとした（？）秘宝財宝の類を展示してるところもあるんだろうけど。

何とか空港にたどり着きました

今日は強い偏西風の影響で、東から西へ向かう飛行機が遅れているみたいで、私が乗っていく飛行機も、到着時間が遅れるため、折り返しとなる私が乗る便も出発時間が遅れたんですよ。２０分でしたが。

それにしても帰りの飛行機は満席だったんですけど、ひとつ最悪なことが。

隣に座ったのがサラリーマンだったんですけど、靴を脱いでるみたいで、もわ～んと臭いが...機内はエアコンをつけてるんで、空気はだんだんと下から上へとあがってきますよね。それがまたつらいのです。

ちょっと気持ち悪くなったりしました。