だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

開館10周年の三菱一号館美術館へ

2020-10-07 20:40:49 | 展覧会
サントリー美術館の「日本美術の裏の裏」に続き、丸の内の三菱一号館美術館で開催される「1894 Visions ルドン、ロートレック展」。

オディロン・ルドンは、フランスのボルドー出身(1840~1916年)。『眼=気球』(1878年)に代表される真っ黒な…

石版画(リトグラフ)が有名。ポスターの左側にある静物画は『グラン・ブーケ(大きな花束)』(1901年)、それにしても美しい。

ルドンが鮮やかな色彩を用いるようになったのは、50歳を過ぎてからだそう。油彩、水彩、パステルを用い、花瓶の花を多く描いています。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックは、南仏アルビ出身(1864~1901年)。ロートレックと言えば、パリのムーラン・ルージュなどの…

ダンスホールやバーを舞台に娼婦や踊り子たちの姿を多く描いています。ポスターの右側は『アリスティード・ブリュアン 彼のキャバレーにて』…

(1895年)のアリスティードで、彼はシャンソン歌手だったそうです。本展では他にも、ルドン作『神秘的な対話』(1896年頃)や…

フェリックス・ヴァロットン作『入浴』(1894年)も展示。ところででタイトルにある「1894年」は、三菱一号館が竣工された年。開国間もない明治27年。

日本政府が招聘した英国人建築家ジョサイア・コンドルによる設計で、1968年老朽化のため解体。2010年4月6日、美術館として開館。

その1894年にちなんで、山本芳翠作『浦島』(1893~95年頃)も展示されます。展覧会グッズにも注目してくださいね。

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