カモのいろ色日記~今日は何色?

日常の出来事、感動した事、ときめいた事etc

シネマ歌舞伎!

2015-01-28 | 映画
「シネマ歌舞伎」観て来ました
以前から、銀座の東劇ではシネマ歌舞伎、上映されているのは知っていましが、遠いなあ~と…
今回、川崎・チネチッタや横浜桜木町・ブルク13で上映されるというので、行ってみようかと
今日は、川崎・チネチッタで鑑賞 大人¥2100です。
歌舞伎を劇場で観ると思えば、お安いかと・・
1月早々から、玉三郎さん藤娘が観られるとあらば、行かねばね

演目は、坂東玉三郎さんと中村七之助さん「二人藤娘(ににんふじむすめ)」
それからもう一作品は「日本振袖始(にほんふりそではじめ) 大蛇退治」

藤娘は、2人の藤の精の舞踊
玉三郎さんの妖艶な美しさと、舞姿にうっとりです
映画は、表情がよく見えるのがいいですね~~
昔と変わらず、男性とは思えない身のこなし~~
七之助さんはお若いから、娘の初々しさの美しさが好いですね
2人で踊ると、華やかさが倍
もっとです~~

そして、オープンニングに玉三郎さんが、演目の説明をしてくれます。
これがあったおかげで、分かりやすかったですね!
「日本振袖始」は、近松門左衛門文楽の為に作った作品と。
歌舞伎でもしばらく上演されてなかった作品だそうです。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)八岐大蛇(やまたのおろち)退治のお話ですが、
素戔嗚尊と人身御供にされる稲田姫(いなだひめ)(中村米吉)とのラブロマンスあり~

玉三郎さん演じる八岐大蛇は前半は岩長姫に姿を変じて現われる!
その昔、瓊瓊杵命(ににぎのみこと)は、姉の岩長姫ではなく、美しい妹の咲耶姫(さくやひめ)を后に選んでしまった。
岩長姫は、それを恨み…
八岐大蛇に化身し、美しい女をこの世から消し去ろうと
ただの八岐大蛇のお話以上に、岩長姫の恨みやら悲しみの感情が加わり、お話に深みが増していると。
最初にこれらの説明を聞いていると、いくぶん分かった気になって観ることができます

玉三郎さん1人で頭が8つの大蛇八岐大蛇をどのように表すのかと思ったら
なるほどです
ちゃんと頭、8つありました~~

(「シネマトゥデイ」より)
中村勘九郎さんの素戔嗚尊と玉三郎さんの八岐大蛇(隈取りスゴくて玉三郎さんとは分からないくらい)の大立ち回り~
勘九郎さんの見えと華やかさとダイナミックさ
このエンターテイメントさが、まさに歌舞伎だなあ~と
久々の歌舞伎、感慨深く観てしまいました。。

舞台鑑賞と違って、舞台裏の映像も
化粧してる様子や舞台脇で着替えて舞台に臨む、緊張高まる瞬間

映画内の観客の拍手につられて、拍手しそうに
歌舞伎、観に行きたくなりました

「日本振袖始」の振袖は、稲田姫が高熱の病の時、素戔嗚尊が稲田姫の袖下を裂いて、
そこから熱を逃がし、熱を下げたことに由来するらしいです。(最初の解説より)
振袖は、脇開いてますからね!これが始まりってことでしょうか?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿