映画「エクソダス 神と王」

映画「エクソダス　神と王」観ました。
監督は、リドリー・スコット監督。
大作の多い監督ですが、今回も超大作
旧約聖書の「出エジプト記」の映像化

クリスチャン・ベール演じるモーゼは、エジプトの王家の養子として、
エジプト王ラムセス（ジョエル・エドガートン）と兄弟のように育てられます。
ある日、預言はモーゼが奴隷として働かされているヘブライの民の指導者となるであろうと。。
そして、モーゼは、自分がヘブライ人であることを知り、
この虐げられているヘブライの民を救わねばならないという信念のもと、
４０万のヘブライの民を引き連れ、「約束の地」を求め、困難な旅へと。

昔観た「十戒」大好きなので、今回とても楽しみに～
あのスペクタクルシーンが、どのように今回映像化されるのか～～
エジプト全土を襲う「10の災い」
血に染まるナイル川、カエルやイナゴの大発生！
そして、あの海が割れるシーン
最新の技術によって、さらに大迫力
今回、どの災いも奇跡というより原因があって、災いが起こったのだという意味付けがあるので、
格段に現実味を増して迫ってきます。
海が割れたのも、津波の前触れで、海の水が引いたせいと。

とは言え、やっぱり昔観た「十戒」と比べてしまいます。。
災いに意味付けがあるので、なるほどと思う一方、神々しさが薄れたような…

スケールは最新の映像技術によって数段上がったと思いますが、
もっと神がかった奇跡を期待してたかな～
昔はその奇跡が、ファンタジーのように感じ、ドキドキして観た気がしますから～

全体にスペクタクルシーンの連続ですが、俯瞰する映像がまた何とも壮大でスゴい


ただ数日前に、イスラム国の人質殺害のニュースがあったばかり…
大衆の面前で罪もない人々が絞首刑にされるシーンが数回あるんですが、何とも重苦し気分に。。