海洋資源が豊富な平和な島の様だ、沖縄県は戦後70年間米軍基地が
あり、米軍が駐留、米軍基地はいらないと叫び続けていることで知られ
ている。日本も戦後二度と戦争をしないと憲法で定めて70年間過ぎてき
ている。最近はかって戦った中国が著しく経済成長、絶えず２０世紀まで
列強国の侵略の憂き目にあい、悲惨な目に合っていたので、日本も攻め
入った国でもあった。そのようなことから今後何としても、そのような憂き目
に合わないようにと思うのであろう。経済力が付いたことから、他国からの
脅威を守るために、軍事力の強化を図っている。それになんとなく脅威を
感じているのが、世界の警察官と自負していたアメリカである。が中国の
経済の好調に比べて、アメリカは衰退の兆候である。そのようなことから
同盟国である日本に、負担を求めてきているのが最近の動きである。
だが遡ればアメリカが、日本に軍事面の参加を求めていたのは、朝鮮
戦争後の、ソ連邦との冷戦がはじまった頃からであった。
だが、アメリカは戦後二度と日本が、戦争を起こすことをできなくすべく、
憲法において第9条①〔戦争の放棄、軍備及び交戦権の否認〕②前項の
目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の
交戦権は、これを認めない。との憲法条文によって、アメリカの要請を受
けないで歴代自民党政権は来ている。ところが近年の中国の著しい経済
の好調そてに伴う自国を守る防衛力の増強に、アメリカが脅威を抱いてき
ている。一方アメリカ経済が衰退傾向にある。それを補いたい、同盟国の
日本にその負担を要請してきている。日本は民主党政権の失政が、一度
支持を失いかけていた、自民党の復活に手を貸した形で復活した。ところ
がそのリーダが国民が決して望んでいない、アメリカの要請を受け入れて
もよしとする。戦前の日本のように軍事力を強化したいという、願望のリーダ
であることから、それを実現すべくと進めている。そうしてそれを国を守る
ための国策で国家の専権事項であるから、自治体や国民の反対は、受け
入れられないと、強硬に進めようとしているのである。
戦後７０年間もの長い間、植民地でない限りいくら同盟国であっても、基地や駐留軍がいる国はない。沖縄県民が反対するのは当然であろう。
反対する運動をポピュリズムというが決してそのような表現は当てはまら
ない。下記の伊那国島は出来れば自衛隊といえども基地はないほうがよ
いであろうが、自国の自衛隊でもあり、米軍基地とはおのずと違う感情が
住民にもある。国防上を考えての賛成が多数を占めたのは理解できる。
中国は他国を侵略するために、軍事力を増強していないであろうが、
それにしても国益を守るには、ある程度の軍事力とそれに応じての備え
もやはり必要であろうから、そのための伊那国島への自衛隊配備はよしと
することもありうる。
与那国島とは 与那国島の風景
●人口1,618人 ●面積28.88km2 ●周囲27.49km ●最高標高231.4m
与那国島は石垣島と台湾のほぼ中間にあり、日本最西端に位置する島です。 波が荒い外海の中の孤島で昔は「渡難(どなん)」といわれるほど訪れるのが大変な島でした。 100mもの岸壁が垂直に海に落ち込んでいたりと起伏に富んだ地形で、人跡未踏の亜熱帯ジャングルもあります。 与那国島の海は黒潮が直接ぶつかるので潮通しがよく、カジキのトローリングなどの大物釣りをはじめ、ダイビングではハンマーヘッドシャークの群れが見られる大物ポイントとしても有名です。
与那国島の位置と地図
与那国島の位置
与那国島マップ
集落と島の風景
与那国島には北部に祖納（そない）、西部に久部良（くぶら）、南部に比川（ひがわ）の3つの集落があり、800世帯1618人が生活しています。 最も人口が多いのは祖納集落で、町役場をはじめ商店や民宿なども集中しています。 石垣島からのフェリーが入港する久部良には漁協があり漁業に従事する世帯が多いのが特徴です。 比川は3集落のなかでも最も人口が少ない静かな集落です。 美しい比川浜があり、ドラマ「Dr.コトー診療所」の撮影もここを中心に行われました。
与那国島の主な産業は、漁業、サトウキビ農業、酪農、観光で、島の海岸沿いには北、南、東牧場で馬や牛が放牧されています。
与那国島・北部の祖納集落 与那国島・西部の久部良集落 祖内集落のスーパー
北部の祖納集落
西部
🔣伊那国島住民投票は、いろいろと問題があったようであるが、一つの区切りを
つけるためには、そうもいえない面もある。
