またまたずっと行きたかったお店に行ってきました
昨年もずっと電話しては、撃沈
さすが人気店
でも、休みができる~~~、じゃあ、「明日は?空いてますか?」
「明後日は?」
二、三日前ではだめなら、
「一週間前に・・・」と予約しても。
キャンセル待ちのお客様もおられます。。。とお店の方。
そのお店に先日、やっとお邪魔できました~~~
まず、12時に予約したので、10分前にお邪魔したら、
ちょっとお待ちください。と、
一番乗りでした。
カウンターでお昼をいただきました。
カウンター12席ほど、そして二階もあるようでした。
奥の厨房は、見えませんが、
カウンターの目の前に、お釜があり、ご飯が炊かれていました。
釜の横には、炭の焼き場があります。
何が出てくるのか、楽しみです
一つ目は、
上に写真にあります。八寸!
かご盛りになってでてきましたが、上に紫陽花が添えられ、
季節を感じ、素敵です
『八寸』
どれも手が込んでいました。
中央にあるちょっと赤紫色のそら豆は、「夕焼け豆」だそうで、
皮をむくと、緑色のお豆・・・
香ばしくておいしかった~~~
そして、その下にある魚は、
秋刀魚の稚魚だそうで、干物になってました。
この時期に獲れるのだそうで、美味しかったですね
横の貝は、タニシ
中からかわいらしい身が出てきます。
食べられるんですね
見た目にも楽しく、おいしい一品でした
『じゃがいものお味噌汁』
いや~~~、これは本当に美味しかった
是非、また食べたいし、
野菜の美味しさを知り尽くしている中東さんだから、
こんなお汁ができるのかな
なんて、思ってしまいました。
これは、じゃがいもの白味噌を使ったお味噌汁ですが、
真ん中にまあるく、輪切りになったじゃがいもがありますが、
アンデスじゃがいも
これを、すって、お味噌に入れているんですって、
これがなんとも、まったりとして、
甘~く、滋味深い味で
本当においしい
飲むと、ほっこり、和む味わいなんです。
あ~~~また食べたいなあ。。。。。
『鮎の塩焼き 蓼酢添え』
カウンターの目の前の焼き場で、焼かれていた鮎!が出てきました。
滋賀の川、名前忘れちゃったの鮎だそうです。
もうずいぶん、大きなサイズになりました
鮎の焼き加減は本当に難しいと思います。
焼く人の手次第で、味わいは全くことなると思います。
鮎の中の脂を、回しながら、焼いていくことが必要で、
頭は、香ばしくカリッと、
でも身はしっとりとジューシーに焼き上げる!
焼いている間も、向きを変え、
角度を変え、中東さん自ら、焼き上げられていました
お味のほうは・・・
あ~~~おいしいなあ。。。。
どちらかというと、まだ香りは薄いような気がしましたが、
おいし~~~い。
『お造り ~鯉~』
お造りで、鯉が出てくるとは、珍しい感じですね
鯉は、ちょっとどろ臭いような感じがして、
ちょっと苦手ですが、
これが面白くて、
真ん中にあるのが、キュウリ、その横にあるのが、(ちょっと冬瓜ぽいの)
キュウリのジュレ?ムース?
鯉と一緒に、白醤油につけて、食べてください。と言われ、
食べた
なるほど、キュウリのムースを固めたものは、
ふわっとした食感で、全くのきゅうり味
そこにシャキシャキとした塩もみしたキュウリも入るので、
鯉の泥臭さは全く感じずに、
あっさり、さっぱりと美味しくいただけた。
鯉をきゅうりで食べたのは、初めてかも
『炊き合わせ ~田中とうがらしと揚げ、はちく~』
はちくと、田中とうがらし(万願寺とうがらし)と揚げが、炊かれ
美味しかったです
素材そのものの味を楽しめました
『ご飯と香の物』
そして、ずっと目の前で炊かれていたご飯です。
その前に1つ、レタスの煮物が出てきましたが写真をとるのを忘れてしました。
そしてそして、このご飯が出る前に、
中東さんから、『お米がご飯に変わる直前の煮え花?です』と、
ちょっとご飯をいただきました。
なるほど~~~
ホント!お米でもあり、ご飯でもあり
目の前にお釜があるから、このようにいただくことができるのは、
いいですね
このご飯をいただいた後に、
おこげもいただきました
これが美味しい
だって、おせんべいみたいに、パリッとしていて、
香ばしくって美味しかった~~~
あ~~~、おこげもまた食べたいなあ。。。
『デザート びわとよもぎのアイス』
よもぎのアイスクリームを食べたのは、初めてかも
よもぎの苦味がさっぱりとさせてくれて、
美味しかった余韻を引き伸ばす感じでしょうか
草喰なかひがし
おいしかったなあ。。。
1つ1つ、ほっこりと素材そのものの味を楽しませてくれるお店でした。
カウンターで、説明を受けながらいただき、
なかなかの雰囲気に、写真なんて撮っちゃダメかな?と思って聞いてみたら、
「どうぞ、どうぞ、なんでも撮ってください」と
びっくり
やっぱり、それだけ自信がおありなんでしょうね。
隠すことは何もない。
こういうお店は本当に美味しいです。
よく、お料理のレシピで、
きちんと、グラム数まで出されるシェフと、そうでないシェフがいます。
(・・・適量ばっかりのレシピとか。。。)
そうでないシェフは、企業秘密だからと、
もちろん、企業秘密の部分もあると思いますが、
グラム数まで出されるシェフは、
後進の人たちに少しでも参考になれば・・・と、
なるほど~~、頭が下がります。
そして、また
またきっちりレシピを出したところで、
同じ味は再現できない!とはっきり言われます。
本当にその通りです。
一流の人たちは、
微妙な火加減や、その素材の持ち味を生かした調理法!!!
素材1つにしても産地が違えば、味が違う。
同じ産地でも時季が違えば、味も違う。
あらゆる知識や経験があって、美味しいお料理をつくられます♪
そして、本当に違うんです。
もちろん、レシピ通りに作っても美味しいものができるんですよ。
でも、美味しいな。と思っていても、
一流のシェフが作られた料理を食べると、全く味が違う。。。。
味わいが広がるというのが、口の中でふわ~~~と、美味しさが
様々に広がるんです。
ははは。
一流のシェフたちの手は魔法の手です
さてさて、草喰なかひがし
今度は、夜にお邪魔したいなあ。。。。。
■『草喰なかひがし』
住所:京都市左京区浄土寺石橋町
電話:075-752-3500
営業:12:00~14:00 18:00~21:00
お休み:月曜日