初めての「ル・マンジュ・トゥー」
とっても楽しみにしていました~~~
前から、オーナーシェフでもある谷さんのお料理はおいし~~と聞いていたし、
絶対、食べに行きたいと思っていたお店
なかなか行けなかった理由は、ランチは営業していない!
そして、日曜日はお休み!
と、なると、土曜日の夜ぐらいしか行けないのです。。。。
土曜日の夜は一番混む日
がんばって、予約をとらないことには・・・
で、ついに念願のこの日がやってきました~~~
わぁ~~~、楽しみ!楽しみ!
場所は新宿区納戸町!市ヶ谷から歩いて行きました
しかし、これが微妙で曲がるところを一本間違えたらとんでもないところへ
道がゆるやかなカーブ
で知らないうちに遠ざかって
いろいろ道で会うガードマンに尋ねながらいきました。
今回は、4人でお邪魔することになっていたのですが、
一人から、メールが入り、「10分ほど遅れます」と、
時計を見たら、あら19時!
予約の時間ではありませんか!
これはまずいと、お店に電話したら、つながらず。
これはがんばって自力で行くしかないと、
そうこうしていたら、また別の友人からも「道に迷いました、少し遅れます」と
ひゃ~~~~、急がなきゃ!
なんとか、たどり着けました。4人の方に教えていただきました
ありがとうございます
お店へ入ると、一階はキッチンで、谷さんがキッチンの中からお出迎え、
「すみません、迷ってしまって、遅刻しました。そして残りの友人たちも
迷っているようで、多分、そのうち来ます!ごめんなさい」と、
にっこり、大丈夫ですよ~、と谷さん。
そして、2階へ。
そこは、14席しかない、お部屋。
着席したら、まもなく、友人到着!
楽しみにしていたお料理の始まりです
まずは、アミューズ・ブーシュは、エスカルゴの串焼き!
歯ごたえカリカリと、香ばしくておいしかった
エスカルゴの串なんて、初めていただきました~~~
そして、前菜
『北海道産 時不知(ときしらずという名前のサーモン)のオウメ と
新たまねぎとイタリア産菜花 パセリを混ぜたロックフォールチーズのソース』
なんと、このサーモンは、北海道で今の時期にしか揚がらないので、
時しらずと、いわれているらしい。しかもその中でもピカッ
と輝く100匹に1匹しか
いないリーダー的存在、オウメ!?を使っているそうです。
このサーモンを特別なオリーブオイルを加え、真空パックして、
40℃の低温で30分だけ火を入れている調理法。
サーモンは、ねっとりと旨みたっぷりでおいしかった。
しかも、新たまねぎは、しっとりと甘~~~いっつ
そこに菜花の苦味、そしてロックフォールのコクがなんとも絶妙でした
おいしかったし、楽しかった
次は、『ホワイトアスパラのグリエ トリュフソースがけ 北海道の柴田農園の野菜』
ホワイトアスパラガスは、ジューシーで歯ざわりもよく、ボリュームたっぷり。
そして、柴田農園の新鮮な野菜たち。野菜たっぷりでうれし~~~
次は、お肉料理
牛のリードヴォー(胸線肉)といろいろキノコ
とっても柔らかく
キノコとの食感が相性よく、
おいしかった~~~
次は、お魚料理
平目のポアレ マンゴーソース
マンゴーのソースには、なんとガラムマサラが入っています。
なので、ピリリとスパイシー
おもしろ~~~い
そして、このオブラートのようなものがありますが、
これは、ほたて貝のピューレをシート状に焼き上げたもの。
これが、パリッとしてなくって、食べるとぎゅ~~~っと、
噛んで食べる。ほたての凝縮された旨みが楽しめます
そして、お肉料理
豚肉をじっくり低温で焼き上げ、ビーツのピューレとブータンノワールのソースで
ピレネー山脈の上のほうにいるのが、イベリコ豚!?
これは、麓の豚だそうで、
一時期、80頭まで減少したことのある希少な豚だそうです。
とても身が赤く、牛肉と見間違えるほどです。
低温でじっくり火を入れてあるので、とってもジューシー。
そこに、とってもなめらかなビーツのピューレに、
一度作ったブータンノワールを崩した、贅沢なソース
これがやわらかくて、とってもおいしかった。
ビーツピューレ、ブータンノワール、それにこの豚と一緒に食べると、
口の中で、なんともおいし~~~
豚豚ですね。
そして、お口直し
ハラペーニョ入りアボカドとリンゴのアイス グレープフルーツ添え
ねっとりとコクのあるアボカドに、爽やかな甘酸っぱいリンゴを加え、
ピリッとハラペーニョで、お口直しにピッタリ
です!
次は、
オレンジのデザート
オレンジを使った、いろいろデザート
あ~~~、どれもおいしかった
小菓子
ちょっとミニサイズの小菓子!
カヌレは、しっかり焼き上げられ香ばしく、美味しかった。
ごちそうさま~~~。
すっかり、ワイワイ食べて、23時過ぎになってしまった。
1階へ降りていくと、谷さんが・・・
友人が、せっかくですから、写真を一緒に!お願いしたら
じゃあ、とキッチンで。と、
なんとキッチン入れていただきました。
あまりに綺麗
なので、
きれいですね?とお聞きしたら、
毎晩、これから2時間ほどかけて掃除します!と、
なるほど
だって換気扇の網のところや、裏側のネジまで、
汚れがないんですよ
すごいです
そして、なんと冷蔵庫の中も見せていただき、
そしたら、なんと全部きちっと、規則正しく並べられ、
ソースや、ピューレなんかもまっすぐ!平!
すご~~~い。
そして、今日の料理の時不知のサーモンの調理方法なども教えていただき、
ブータンノワールも。
聞けば聞くほど、手がこんでる~~~
とっても時間をかけて、調理されていて、あの味も納得です
三ツ星ロオジエ、二ツ星ル・マンジュ・トゥー
これまでミシュランの本に対して、いまひとつ賛同できなかったのですが、(今もですが)
今回、2店を訪れてみて、ミシュランがいい刺激となって料理、サービスともに質が向上し、
さらに上を目指していくポジティブさを感じました。
これは、食べる側の私たちにとっては非常にありがたいことです。
2店ともこれからが非常に楽しみなお店です。
ミシュランに対して、ちょっと考えを改めました
しかし、あ~~~~、
また行きたいお店が増えちゃった
今度、いついこっかなあ~~~~???
■『Le Mange-Tout ル・マンジュ・トゥー』
住所:東京都新宿区納戸町22
電話:03-3268-5911
お休み:日曜日
営業:18:30~