「シャイニング」(1980年・英・米)
監督 スタンリー・キューブリック
原作 スティーヴン・キング
撮影 ジョン・オルコット
音楽 べラ・バートク
出演 ジャック・ニコルソン
シェリー・デュヴァル
ダニー・ロイド
生涯ただ一度の恥辱。
怖さに耐え切れず10分で映画館を飛び出してしまった作品(二人の女の子
が映って血がドバ~の所)。
今回の企画で長年引き摺っていたものをメデタク断ち切ることが出来ました。
鑑賞後の感想>ちっとも怖くない!(笑)
そして、これが一番の問題なんだけど、観る時を完全に逸した・・・。
30年前に、ちゃんと観てれば今よりずっと怖かったと思います。
この作品と「カッコーの巣の上で」でJ・ニコルソンがどんな演技(顔)をするか
周知の事となってしまったし、こういうタイプの映画が以後量産されてしまった
ので今更の驚きが全然無かった。
(ニコルソンのような狂気を演じる人も、以後何人か出たし)
良かった所。
「2001年 宇宙の旅」に似た無機質で冷たい画調を用いたのが面白い。
「たたり」のような情念の世界を描くのに、不向きというか正反対の画質を使
った意味は解らないのですが、閉塞された広大な空間という矛盾した世界、人
間世界から隔離された疎外感と冷え冷えとした孤独感は上手く出ていたと思い
ます。
構図は流石なものが有りましたが、もっとバランスを崩したほうが良かったか
も。
奥さん役のシェリー・デュヴァルは好演だと思いますが、子役は世評程良いと
は思いませんでした。
しかし、黒人の料理長ハロランは何を見たんでしょうね。
子供に危機が差し迫ってる所?
子供の目に写ったニコルソンの狂気?
それなのに大きな声を上げながらホテル内を探し回るなんて、軽率の極み。
脱出用の雪上車を運ぶ為に必要な都合上の役だったのでしょうか。
エンド・クレジットの後で「何か」が起きたと思うんですけど、「何か」が有った
のならあの写真は何で飾ってあるんでしょう、記念は記念だから?(笑)
最後のあの写真で急に安い「因果話」に堕ちてしまった気がします。
全体的にキューブリックにしては・・・、の感が有りました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ああいうリゾート・ホテルって好きなんですよね、行ってみたいなァ。(海より山が好き)
NZのマウント・クックの麓にあるリゾート・ホテルを思い出しました(新婚旅行で行った)。
スケールは二回り位小さいのですが、周りの雰囲気は似ています。
宿泊?
しませんよ(笑)、飛行機の待ち時間が有ったので「お茶」を飲みに寄っただけ。
海外旅行も飛行機が怖いので、それっきりです。
日本のお薦めは長野県美ヶ原の頂上にある「王ヶ頭ホテル」
http://www.ougatou.jp/
天気に恵まれればロケーションは日本一だと思います。
料理も2000mの山の上とは思えない美味しさだし、何よりスタッフのホスピタリティが素晴ら
しい(これも日本一だと思う)。
セレブ気分に浸りたいなら「上高地帝国ホテル」
部屋は梓川向きでベランダ付きがベスト、但し、財布には堪えます。
(道路側の部屋だと景色悪いわバスの音がウルサイわで印象悪くなります)
河童橋からの眺めは日本っぽくなくて素晴らしいけど、諸事全般、物価が高いのが玉にキズ。
(高所なのでアルコールの回りが早くなるから注意が必要、ぶっ倒れて前歯折った人を見ました)
監督 スタンリー・キューブリック
原作 スティーヴン・キング
撮影 ジョン・オルコット
音楽 べラ・バートク
出演 ジャック・ニコルソン
シェリー・デュヴァル
ダニー・ロイド
生涯ただ一度の恥辱。
怖さに耐え切れず10分で映画館を飛び出してしまった作品(二人の女の子
が映って血がドバ~の所)。
今回の企画で長年引き摺っていたものをメデタク断ち切ることが出来ました。
鑑賞後の感想>ちっとも怖くない!(笑)
そして、これが一番の問題なんだけど、観る時を完全に逸した・・・。
30年前に、ちゃんと観てれば今よりずっと怖かったと思います。
この作品と「カッコーの巣の上で」でJ・ニコルソンがどんな演技(顔)をするか
周知の事となってしまったし、こういうタイプの映画が以後量産されてしまった
ので今更の驚きが全然無かった。
(ニコルソンのような狂気を演じる人も、以後何人か出たし)
良かった所。
「2001年 宇宙の旅」に似た無機質で冷たい画調を用いたのが面白い。
「たたり」のような情念の世界を描くのに、不向きというか正反対の画質を使
った意味は解らないのですが、閉塞された広大な空間という矛盾した世界、人
間世界から隔離された疎外感と冷え冷えとした孤独感は上手く出ていたと思い
ます。
構図は流石なものが有りましたが、もっとバランスを崩したほうが良かったか
も。
奥さん役のシェリー・デュヴァルは好演だと思いますが、子役は世評程良いと
は思いませんでした。
しかし、黒人の料理長ハロランは何を見たんでしょうね。
子供に危機が差し迫ってる所?
子供の目に写ったニコルソンの狂気?
それなのに大きな声を上げながらホテル内を探し回るなんて、軽率の極み。
脱出用の雪上車を運ぶ為に必要な都合上の役だったのでしょうか。
エンド・クレジットの後で「何か」が起きたと思うんですけど、「何か」が有った
のならあの写真は何で飾ってあるんでしょう、記念は記念だから?(笑)
最後のあの写真で急に安い「因果話」に堕ちてしまった気がします。
全体的にキューブリックにしては・・・、の感が有りました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ああいうリゾート・ホテルって好きなんですよね、行ってみたいなァ。(海より山が好き)
NZのマウント・クックの麓にあるリゾート・ホテルを思い出しました(新婚旅行で行った)。
スケールは二回り位小さいのですが、周りの雰囲気は似ています。
宿泊?
しませんよ(笑)、飛行機の待ち時間が有ったので「お茶」を飲みに寄っただけ。
海外旅行も飛行機が怖いので、それっきりです。
日本のお薦めは長野県美ヶ原の頂上にある「王ヶ頭ホテル」
http://www.ougatou.jp/
天気に恵まれればロケーションは日本一だと思います。
料理も2000mの山の上とは思えない美味しさだし、何よりスタッフのホスピタリティが素晴ら
しい(これも日本一だと思う)。
セレブ気分に浸りたいなら「上高地帝国ホテル」
部屋は梓川向きでベランダ付きがベスト、但し、財布には堪えます。
(道路側の部屋だと景色悪いわバスの音がウルサイわで印象悪くなります)
河童橋からの眺めは日本っぽくなくて素晴らしいけど、諸事全般、物価が高いのが玉にキズ。
(高所なのでアルコールの回りが早くなるから注意が必要、ぶっ倒れて前歯折った人を見ました)
あんまり納涼にはならなかったようで、残念でした…(怖くなくて残念というのも変な感じですね)
細かいところは覚えてませんが、料理長は確かに都合上必要な役って感じだったかも。
あと、ラストの写真は、ニコルソンの魂がホテル(の亡霊たち)にとり込まれたんだと思いました。
今回もご参加ありがとうございます♪
怖くなくて残念>怖くなくてホッとしています。(笑)
僕の解釈(独断と思い込みです)
インディアンの墓地に建てられた不吉なホテル。
初代オーナーが引き起こした惨劇の後も、ホテルは生贄の血を欲っし続けた。
そんなホテルへ50年の時を経て、オーナーの生まれ変わりであるジャックがやって来て再び血と命を捧げることに・・・。
今日、再チェックしてみました。
ちょっと勘違いで記事を書いていて・・・。(汗)
現在飾ってある写真に昔の音を被せてるのかと思い違いをしました、何か宵乃さんを誤誘導してしまったみたいです。
ニコルソンの魂がホテル(の亡霊たち)にとり込まれた>むしろ、取り込まれる前の写真だと思いました。
あのGOLD ROOMは(映画の)現在のGOLD ROOMではありませんでした。(入口正面に壁は無いし場所も現在と違う~初見時に気付かなかった)
写真とエンドロールの音楽、その後のざわめきは、写真の舞踏会の後に行われた別の舞踏会の時なんだと思います。
あの後、多分、最初の惨劇があったんでしょう。
「盛況ですな」のおじさんは、もしかしたら、この時の被害者なのかもしれません。
現在のホテルには、2Fのコロラド・ラウンジの柱、支配人室入口横の壁、ゲーム・ルームの壁、1Fの廊下に昔の写真が飾ってあるのですが、あの写真だけは見付けられませんでした。
あの写真と一緒に有った沢山の写真は今も飾ってあるんですが、アレだけが無い。
あの写真が現在も飾ってあったら、奥さんが気付くと思うんです、何せ暇だから写真なんか一枚一枚全部観ると。
(どうもキューブリックさん、写真の写るシーンでは同じ(ような)写真を使い回してるみたい~笑)
映画はキューブリックの作品というより、ニコルソンの作品でした。
この映画からニコルソンを引いたら「何も残らない」ような気がします。
まあ、解釈はひとそれぞれですね。
>この映画からニコルソンを引いたら「何も残らない」ような気がします。
不気味なホテルも捨てがたいですよ!
コメントありがとうございます!
宵乃さんの見方も「有り」だと思います。
僕も100人観れば100の感想と見方があると思っています。
だから、映画は面白い。
不気味なホテルも捨てがたいですよ!>幽霊さえ居なければ!(笑)
宝くじに当たったら1週間位、あのホテルでバカンスを過ごしたいです。
ああいう所、大好きなんです。
誰も居ないホテルの留守番>
東宝の№10ステージは、足場板から落ちた照明さんの幽霊が出るって噂がありました。
そこで一度だけですが夜中の0時~1時まで一人で留守番した怖い想い出が蘇ります。
(スタッフ全員夜食休憩で誰もいない、場所も離れ小島のようで周りに何も無い)