セピア色の映画手帳 改め キネマ歌日乗

映画の短い感想に歌を添えて  令和3年より

「タレンタイム〜優しい歌」 その2 DVD発売記念

2021-04-13 08:31:05 | 外国映画
 気がついたら先月発売になってました、早速、ポチ。
 初回のように号泣とはいかなかったけど、優しい素敵な映画に変わりは無かった。
 粗い所、無駄に思えるカットがあっても、優れた群像劇であり、アジアに於ける素晴らしい
音楽映画だと思います。

   へだつるは 人それぞれに 訳あるも
     赤子の声に 変わりありしか

                 寂庭

 R3.3.11
 DVD
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日乗

2021-04-04 21:03:27 | 歌日乗
 長年に亘り世話になった人によせて

  悠久の 時にとけにし 町びとの
   魂安かれと 祈り捧げん


 氏神様へ奉納 御神木たる夫婦銀杏によせて

  縁(えにし)あり 夫婦(めおと)となりて 幾百年
   町の盛衰 ともに歩まん
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哀悼 田中邦衛さんへ

2021-04-02 23:08:02 | 雑記
 貴方に初めて会ったのは怪獣映画と抱き合わせだった「若大将シリーズ」
 もう、あれから半世紀以上が経ちました。

   永遠の 嘘をついてくれと みゆき問う
    つきとおした君よ 何に例えん

                  寂庭
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お知らせ

2021-03-21 14:00:01 | 雑記
 「学生時代前後に観た作品で好きなもの、世間に埋もれてしまったものを鉦と太鼓でアピールしよう」
 そんなつもりで始めた当ブログでしたが、知らせたいような古い作品は既に品切れ、近年は
新しい作品が多くなりブログ名と乖離していくばかりとなりました。
 また、鑑賞数も減少傾向にある現在、少し方向を変えて続けていくことと致しました。

 新しいブログ名は「キネマ歌日乗」とします。
 ド下手の歌だか何だかよく解らんものを臆面もなく載せてきましたが、影響を受けた名コラムニ
スト、故 山本夏彦氏によれば江戸時代までは下は長屋の八つぁん熊さんから、上は畏き辺りまで、
日常的に歌詠みが習慣としてあったとの事、庶民に於いては巧拙は問わず好きに詠んでいたと。
 その「巧拙問わず」をただ一つの言い訳として、これからは、少しノンビリとやっていこうと
思っています。
 皆様には懲りずに今まで同様にお付き合い頂ければ幸いです。

 尚、HNも鉦鼓亭から寂庭(一桜庵 寂庭〜家の前に桜があるもんで)に変更します。
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「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」

2021-03-20 16:42:08 | 映画日記/映画雑記
 「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」(「Booksmart」、2019年、米)
   監督 オリヴィア・ワイルド
   脚本 エミリー・ハルパーン  サラ・ハスキンス 
      スザンナ・フォーゲル  ケイティ・シルバーマン
   撮影 ジェイソン・マコーミック
   音楽 ダン・ジ・オートメーター
   出演 ケイトン・デヴァー
      ビーニー・フェルドスタイン
      ビリー・ロード

 Book smart(ガリ勉)の生徒会長が同級生の進路を聞いて「フザケンナ!やってられねー!!」とキレる物語。

   予告編 https://www.youtube.com/watch?v=xMsFAzRqB3U

 青春モノとしては先月観た「スウィート17モンスター」の方を僕は買います、本作は小さく纏まりすぎてる気がしました。
 もう歳なんですね、ハイスクールもの、特に女性視点のものはどうでもよくなった、特にこの作品はそれなりの暮らしをしてる連中の物語で、その辺も「ナンダカナ」と思ってしまうのです、男子なら同性ゆえ未だ少しは共感性が残ったかもしれない。
 
  春や春 浮かれまいぞと 野暮天の
   歩む姿は 千鳥足かな

※生活環境という意味で2017年のタイ映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」を思い出してしまった、あのヒロイン、ここなら順調に首席で卒業してたでしょう、諸行無常だね。

 R3.3.20
 DVD
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「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」

2021-03-04 10:43:46 | 映画感想
 「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」(「Knives Out」、2019年、米)
   監督 ライアン・ジョンソン
   脚本 ライアン・ジョンソン
   撮影 スティーヴ・イェドリン
   音楽 ネイサン・ジョンソン
   出演 ダニエル・クレイグ
      クリストファー・プラマー
      アナ・デ・アルマス
      クリス・エヴァンス
      リンダ・ドライズデール

 世界的に有名な老作家が血まみれの死体となって発見された、葬儀も終わった或る日、警察が探偵と一緒にやって来て再捜査を始める・・・。

   予告編 https://www.youtube.com/watch?v=oCyTeY50wys

 21世紀に観る古典のような探偵物語、観終わった時は「まぁ、面白いけど上出来のTVサスペンスに毛が生えたくらい」と思った、でも、時間が経つと、中々、味があって噛み応えがある作品かなと。重くなり過ぎず軽くなり過ぎずで観返すに耐えられる作品だと思います。
 出だしが1972年の「探偵/スルース」(監督 ジョセフ・L・マンキウィッツ)と雰囲気似てたんで、心理系ミステリーかと思ったら普通のミステリーでした。(汗)

  古き酒 新しきグラスで 飲み干せば 
   ベル・エポックの 香り浮き立つ

※マズイ!本作、「フイシャーマンズ・ソング〜」、「私はダニエル・ブレイク」、ヒロインが皆、同じに顔に見える。(目が衰えた?)
※年齢不詳のお婆ちゃん、「オーケストラ!」(2009年、仏)でコケにされたパトロンのお婆ちゃんのような気が。
※「ナイブズ・アウト」とは刃の出てるナイフ、要は鞘に入っていない抜き身のナイフの事とか、「本当に良い刀は鞘に入っているものですよ」by城代家老夫人。

 R3.2.28
 DVD
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「スウィート17モンスター」

2021-02-23 20:27:06 | 映画日記/映画雑記
 「スウィート17モンスター」(「THE EDGE OF SEVENTEEN」、2016年、米)
   監督 ケリー・フレモン・クレイグ
   脚本 ケリー・フレモン・クレイグ
   撮影 タグ・エメット
   音楽 エトリ・オルヴァルッソン
   出演 ヘイリー・スタインフェルド
      ウディ・ハレルソン
      ヘイリー・ルー・リチャードソン
      ブレイク・ジェナー

 拗らせ女子高生の青春物語

   予告篇 https://www.youtube.com/watchv=7heWJJbqo1s

 持て余すほど肥大化した自意識と孤独、きっと誰にでも有る思春期を描いた作品として悪くはないと思う、でも、ヒロインがね、プロムのクィーン・コンテストに出ても充分戦えるキュートさを持ってるので「誰にも相手にされない」という役の説得力が弱くなってる、僕たちの世代ならミア・ファローとかシシー・スベイスクのような美貌でなく個性、存在感で勝負する女優さんの役だと思うのだけど、今は洋の東西を問わず'70年代、'80年代のような個性派は影を潜めて美男美女ばかりの世界、個人的にはそこが面白くない時代だと思っています。
 戦前、職業婦人のハシリだった飯田蝶子が松竹の女優採用面接を受けた時、蒲田撮影所長の城戸四郎に笑われ彼女が言い返した啖呵、「美男美女ばかりの世界は薄っぺらい、アタシみたいなのが居て主役が引き立つし、話に説得性が出る」、これで採用、大部屋から原節子のような幹部女優に昇進、僕の感想はそこに尽きます。
 最近ではグレタ・ガーウィグ監督の「レディ・バード」に於けるシアーシャ・ローナンが、この手では出色だったかな、彼女ならではの説得力が有った。

  思う人
   春の陽もなく
    期はすぎて

   朱夏白秋玄冬と
    青き春を思いし

 R3.2.23
 DVD 
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「シュヴァリエの理想宮 ある郵便配達員の夢」

2021-02-12 10:54:21 | 映画感想
 「シュヴァリエの理想宮 ある郵便配達員の夢」(「L'INCROYABLE HISTOIRE DU FACTEUR CHEVAL」、2018年、仏)
   監督 ニルス・ダヴェルニエ
   脚本 ファニー・デマール  ニルス・ダヴェルニエ  ロラン・ベルトーニ
   撮影 バンサン・ガロ
   音楽 バチスト・コルー  ピエール・コルー
   出演 ジャック・ガンブラン
      レティシア・カスタ
      ゼリー・リクソン

    予告篇 https://www.youtube.com/watch?v=CevjadzaWBk

 春秋の 哀しみ喜び 走馬灯
  凍てつく夜にも つづく足跡

 良かったけれど、僕は中国の「山の郵便配達」が好き。

 R3.2.11
 DVD
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「きっと、またあえる」

2021-02-07 22:44:31 | 外国映画
 「きっと、またあえる」(「Chhichhore」、2019年、印)

   スシャント・シン・ラージプートの魂がシャンティ(平安)たらんことを

  監督 ニテーシュ・ティワリー
  脚本 ニテーシュ・ティワリー  ビコーシュ・ダプタ  ニキル・マルホートラ
  撮影 アマレンドゥ・チョードリー
  音楽 サミール・ウッディーン
  出演 スシャント・シン・ラージプート
     シュラッダー・カプール
     ヴァルン・シャルマ
     ムハンマド・サマド

 ボンベイ工科大学を出て順調に裕福な生活をしているアニ、息子ラーガブも父母と同じ大学を受験するが仲間が合格する中、一人落第してしまう、「人生の負け犬」の烙印を押されたと悲観した彼は飛び降り自殺を企てる、幸い一命を取り留めるも予断を許さぬ状態が続いていた。
 超優秀と思ってた父は学生時代、負け犬組の一人で、その友人達も同じだった、彼らは親友を心配して何十年ぶりに再会、ラーガブを励ます・・・。

  予告篇 http://www.finefilms.co.jp/chhichhore/

 こんなに優秀な学校でなく日東駒専グループだけど、学生時代を思い出しました、僕たちはこんな優しい先輩じゃなかったし、よく後輩たちが辞めずにいたものだと感謝してるけど、この仲間感は心底、シンクロしてしまいした。(クラブ同期の六人とは50年近く経った今でも仲間で、首都圏に居るのは電話一本で集まれる)
 悲観に暮れるアニと学生時代マドンナだった別れた妻マヤ、二人に対する親友たちの思いやりに何度も涙が出ました。僕の学校も一学年、会計学科100人、経営学科200人、商業学科500人だったかな、もう記憶があやふやだけど、女子学生が非常に少ないのは共通してた、映画よりもっと酷くて一学年に30人も居なかった(笑)、僕が映画研究会に入部したのも映画好きという理由の他にここなら女子がいるかもという不純な動機も間違いなく有りました。
 映画はそんな「きっと、うまくいく」を彷彿とさせる前半から、寮対抗のスポーツ対決という昔々の「若大将」シリーズへ雪崩れ込んでいきます。(あのマドンナの位置と「若大将」の星由里子が思いっ切り被る)

 ちょっとラスト、「時代は巡る」(by中島みゆき)という狙いは解るけどクドイかな、ラーガブが皆に見送られて手術室のドアが閉まり手術中のランプが点いた所で終わっても、その後の事は想像つくのだから。(特に、日本ではタイトルが説明してるようなもの)
 皆、裕福な点が「きっと、うまくいく」と違って引っ掛かるとしても、面白かったし個人的にはかなり泣けた作品でした。

 (インド映画界の闇)
 以前、インド映画界を門閥が幅を利かす日本の歌舞伎界のような所と書きましたが、もう一つ書かなかった事があります。
 それはマフィアのファミリーにも近いという事、門閥同士の派閥争いが激しくマフィアと同じく警察とも癒着してる、邪魔な役者を役から無理矢理降ろしたり、言うことを聞かないと誘拐、幽閉もどきの事を平気でやるらしい、幾つか殺人事件も噂されてるらしいけど、警察は動かないとか。
 スシャント・シン・ラージプートは、この作品でアタリを取り沢山のオファーが舞い込んだにも関わらず、ある日を境に潮が引くようにキャンセルの嵐となりアッという間にオファーがゼロに、そして自殺体となって発見される、警察は短時間の調査で「鬱病による自殺」と発表。この作品の後二つ出演作があるから噂にすぎないのかもしれないけど、親交のある人達からは複数の再捜査願いが出されてるのは事実のようです。

 スシャント・シン・ラージプート 日本ではアーミル・カーンとアヌシュカ・シャルマの「PK」で、ヒロイン ジャグーの恋人であるパキスタン人を演じた役者さんと言えばピンとくる方も多いはず。

※インド映画って、結構、下ネタぶち込んでくる。(笑)
※キャストにシャルマの名があってヒロインの顔が似てる時もあり、てっきりアヌシュカの妹かと思ったら先輩のエロ男だった。(笑)

  友の顔 月日ながれて 皆老いし
   髪の名残りを 意味なく競う

 R3.2.7
 DVD

  (オマケ)
※エンディングのインド恒例ダンスシーンが秀逸なのでUPしときます。
 20年前と20年後の同一人物(同じ役者)が一緒に踊るという趣向なのですが映像的にまるで違和感がないのが凄い。
 0:48、ヒロインが二人になる(この作品のヒロインは一人)、ここから昔と今の同一人物が一緒に踊り出します。

  https://www.youtube.com/watch?v=mxva6l4bCSI
 
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2020年 ベスト11

2021-01-01 00:00:00 | ベスト10
 あけましておめでとうございます
  皆様にとって本年が良い年でありますように
   今年も宜しくお願い致します

     令和三年 元旦


 2020年、印象に残った作品(初見のみ)
   ☆印は本年公開作

    劇場 2本 DVD 40本
    外国映画 30本(2本) 邦画 12本(3本)
    初見 37本 再見 5本
    新作 7本  旧作 35本
    ※( )内は再見

1.  「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
    役者、演技、構成、演出、どれを取っても素晴らしかった
2. 「天国でまた会おう」
    悲劇の中にある絶妙なデカタンス、ほろ苦きレジスタンス
3. 「ジョジョ・ラビット」☆
    これはラストが全て
4. 「グリーンブック」
    定番なれど定番のフォーマットをしっかり創り上げてる
5. 「マルホランド・ドライブ」
    不思議な映画、何度も観ることに耐えられる作品
6. 「テルアビブ・オン・ファイア」
    世界で一番危なく繊細な対立をコメディに落とし込む力量、しかし、強者からの喜劇視点でもある
7. 「あなたの名前を呼べたなら」
    従順さを求められる職業と越えられないカースト、その中でヒロインの控えめながらもしっかりした自我が繊細に表現されてた
8. 「ラスト・クリスマス」 (2019年)
    クリスマスくらいハッピーに(笑)、主役二人の相性の良さ
9. 「三十四丁目の奇蹟」
    クリスマスくらいハッピーに!!
10.「翔んで埼玉」
    ひたすらナンセンスに突き進む潔さと物語をしっかり成立させるセンス

11.「プレーム兄貴 王になる」
    ソーナム・カプールのキュートな美貌に見惚れてる内に映画が終わった(笑)

  (監督)
・グレタ・ガーウィグ 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」

  (主演男優)
・ジャック・ブラック 「キング・コング」(2005年版)
    上手い下手でなく2020年観た主演男優で一番印象に残ってるから

  (主演女優)
・シアーシャ・ローナン 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
    新旧の演技上手の中、主役として微塵の揺るぎもない存在感と演技
・エミリア・クラーク 「ラスト・クリスマス」
    4年前「世界一キライなあなたに」で人数が多すぎるとハネた借りがある、合わせ技一本
    ミア・ファローの個性と自我、ゴルディ・ホーンを彷彿とさせるコメディエンヌとしての才能、メグ・ライアンと似たラブコメとの相性の良さは可能性の塊だと思う

  (助演男優)
・ナウエル・ペレス・ビスカヤール 「天国でまた会おう」
    象徴的な仮面の助けがあるとしても、複雑な心情を演技で見事に表現していた
・サム・ロックウェル 「ジョジョ・ラビット」
    儲け役ではあるが、楽しそうに個性を生かし切ってる

  (助演女優)
・フローレンス・ピュー 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
    主演のシアーシャ・ローナンと甲乙つけ難い演技と存在感、素晴らしい

  (ベスト・フォトジェニック)
・ソーナム・カプール 「プレーム兄貴 王になる」
    キュートで美しい、何も言う事なし


  (監督)
・アルベール・デュポンテル 「天国でまた会おう」
・タイカ・ワイティティ 「ジョジョ・ラビット」
・ピーター・ファレリー 「グリーンブック」
・デヴィット・リンチ 「マルホランド・ドライブ」

  (主演男優)
・ティモシー・シャラメ 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
・アルベール・デュポンテル 「天国でまた会おう」
・GACKT 「翔んで埼玉」 
・ヴィゴ・モーテンセン 「グリーンブック」

  (主演女優)
・ナオミ・ワッツ 「マルホランド・ドライブ」
・ティロタマ・ショーム 「あなたの名前を呼べたなら」
・スカーレット・ヨハンソン 「ジョジョ・ラビット」
 
  (助演男優)
・マハーシャラ・アリ 「グリーンブック」
・ジョニー・デップ 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」 
・アヌパム・カー 「ホテル・ムンバイ」

  (助演女優)
・トーマシン・マッケンジー 「ジョジョ・ラビット」
・ローラ・ハリング 「マルホランド・ドライブ」
・ローラ・ダーン 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
・エリザ・スカンレン 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」

※ 草彅さんの「ミッドナイトスワン」とフランス映画「燃ゆる女の肖像」をコロナ過の為、観に行けなかったのが心残り。
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2020年 下半期ベスト

2020-12-31 13:26:13 | ベスト10
 2020年上半期 印象に残った作品ベスト(初見のみ)
   ☆印は本年公開作

1 「天国でまた会おう」
2. 「ジョジョ・ラビット」 ☆
3.  「グリーンブック」
4. 「テルアビブ・オン・ファイア」
5. 「あなたの名前を呼べたなら」
6. 「ラスト・クリスマス」
7. 「三十四丁目の奇蹟」
8. 「プレーム兄貴 王になる」 ☆
9. 「ホテル・ムンバイ」
10.「誓い」
11.「Love Letter」

   (監督)
・アルベール・デュポンテル 「天国でまた会おう」
・タイカ・ワイティティ 「ジョジョ・ラビット」
・ピーター・ファレリー 「グリーンブック」

   (主演男優)
・アルベール・デュポンテル 「天国でまた会おう」
・ローマン・グリフィン・デイヴィス 「ジョジョ・ラビット」
・ヴィゴ・モーテンセン 「グリーンブック」
・デヴ・パテル 「ホテル・ムンバイ」

   (主演女優)
・スカーレット・ヨハンソン 「ジョジョ・ラビット」
・ソーナム・カプール 「プレーム兄貴 王になる」
・ティロタマ・ショーム 「あなたの名前を呼べたなら」
・エミリア・クラーク 「ラスト・クリスマス」

   (助演男優)
・サム・ロックウェル 「ジョジョ・ラビット」
・ナウエル・ペレス・ビスカヤール 「天国でまた会おう」
・マハーシャラ・アリ 「グリーンブック」
・アヌパム・カー 「ホテル・ムンバイ」

   (助演女優)
・トーマシン・マッケンジー 「ジョジョ・ラビット」
・ルブナ・アザバル 「テルアビブ・オン・ファイア」 

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映画手帳 2020年7月~12月

2020-12-31 11:37:38 | 映画手帳
 ☆本年公開作 ※再見 無印DVD
 ( )内数字は再見
 21本【外国映画17本(1)、邦画4本】
 劇場1本、DVD20本
 本年公開作6本(劇場1本)

  (7月)
22.「天国でまた会おう」、23.「ロレンツォのオイル/命の詩」、24.☆「フィッシャーマンソング コーンウォールから愛を込めて」、
25.☆「ジョジョ・ラビット」

  (8月)
26.☆「1917 命をかけた伝令」、27.「誓い」、28.「銀嶺の果て」、29.「突撃」、30.「恋恋風塵」
31.※「渚にて」
  
  (9月)
32.「グリーンブック」、33.「ホテル・ムンバイ」、34.☆「プレーム兄貴 王になる」
35.「あなたの名前を呼べたなら」

  (10月)
36.☆「浅田家!」、37.「テルアビブ・オン・ファイア」

  (11月)
38.「キャラメル」、39.「三十四丁目の奇蹟」、40.「ラスト・クリスマス」

  (12月)
41.「Love Letter」、42.☆「ラストレター」
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「ラストレター」 

2020-12-15 10:45:12 | 映画日記/映画雑記
 「ラストレター」(2020年、日本)
   監督 岩井俊二 
   原作・脚本 岩井俊二
   撮影 神戸千木
   音楽 小林武史
   出演 松たか子
      福山雅治
      広瀬すず
      森 七菜  庵野秀明
      豊川悦司  中山美穂

 「Love Letter」の主役二人も出てるので、観る前は手紙を真ん中に置いた何組かのオムニバス映画かと想像したんだけど、全然違った。(笑)
 でも、ファーストシーンとセカンドシーンの繋げ方、片や同姓同名、片やそっくりさんという同一性、学校の使い方とか結構なぞってるとは思う。

 姉 未咲の法要、その姉宛に来た同窓会の知らせ、妹の裕里は会場に姉の死を知らせに行くが“そっくり”な為、姉と間違えられてしまう、そこには高校時代から未咲を忘れられずにいた乙坂も来ていた・・・。

   予告編 https://www.youtube.com/watch?v=EvkzNshmjCA 

 作品は悪くないと思います、ノスタルジーと現実の相剋、仄かな想いとか、終盤、ウルウルする所も有ったし(汗)、でも、それ以上のものは感じられませんでした。
 松たか子も福山雅治も好演だと思うし広瀬すず、森七菜は如何にも岩井監督好みの少女性を出してるしで皆、頑張ってると思うんだけど、この作品、未咲の人生を滅茶苦茶にし自殺に追い込んだ豊川悦司演じる阿藤の無頼派になり損ねた只のクズっぷりと、その内縁の妻中山美穂の底辺っぷりが強烈で、作品の美しい印象全部がこの二人の背中に隠れてしまった、豊川悦司なんて僅かワンシーンなのに。(笑)
 「Love Letter」を観ていなかったら感じ方は違っていたかもしれない、なまじ二つの作品に繋がりが有る(スタイルとか無くはないけど)のかと思って続けて観てしまったのが運の尽き、まぁ、登場人物は監督の創造物だから監督がどうしようと勝手なのだけど天国と地獄ってやつですかね。(笑)
 前の記事で博子(中山美穂)にまるで生活感が無いと嫌味を言ったら、なら「生活感をどうぞ」と返されました、これは苦笑いするしかないでしょう、そんな作品でした。

  思い出は 遠くにありて 想うもの
   浮世のことは ほろ苦きなり

 R2.12.13
 DVD

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「Love Letter」

2020-12-14 14:26:30 | 映画感想
 「Love Letter」(1995年、日本)
   監督 岩井俊二
   脚本 岩井俊二
   撮影 篠田 昇
   音楽 REMEDIOS
   出演 中山美穂
      豊川悦司
      酒井美紀
      柏原 崇
      笵 文雀  加賀まりこ
      篠原勝之

 山で遭難死した婚約者の法事、その実家で卒業アルバムを見せられた博子は、未だ忘れられないその人の当時の住所をメモし「お元気ですか」とアテもなしに手紙を出す、幾日かして死んだ筈の藤井樹(ふじい いつき)から返事が来た・・・。

   予告篇 https://www.youtube.com/watch?v=M0UA1yrUTfs

 まぁ、同じクラスに同姓同名の女子が居たという事なんだけど、この二人が文通を交わしていく内に同姓同名故に揶揄われた厭な思い出ばかりだと思ってた裏側に自分では気付かない恋心が育っていた事を知る、博子の思い出補完で始まった本格的文通が樹の知らずいた恋心を自覚させる事になり、それが「Love Letter」の意味と重なる。このナイーブな設定は中々面白くて良かったし、又、綺麗に撮ってもらってる中山美穂と酒井美紀の魅力が遺憾なく発揮されて魅せるものが有りました。

 只、博子が小樽を訪ねた際に二人はすれ違い博子だけが樹に気が付く、それは樹が自分にそっくりだったから。そこで博子に自分がもう一人の樹、つまり初恋の相手の代用品ではなかったのかという疑念に苛まれるのてすが、この葛藤に対する解決をウヤムヤにしてるのが凄く気になりました。
 それと博子って何をして生活してるのか、まるで生活感がない、亡き婚約者の山仲間からプロポーズされてる現状は高橋留美子氏の名作マンガ「めそん一刻」の響子さんと同じ状況なのですが、この人には葛藤はあれど誰にでも有る自我がまるで無い、岩井監督の経営する岩井牧場の柵の中で大人しく飼われている雌羊のよう。
 この監督さんの「リップヴァンウィンクルの花嫁」も観てるけど、あのヒロインも自我が無く流されてばかりでしたね、だけど、最後は自分の足で立って歩くまでに成長した、でも、この博子さんは最後まで流されるまんまに感じてイマイチ共感性が薄くなってしまいました。

 ピュアでメルヘンチックな良い作品だと思うけど、ヒロインの主体性の無さに「これ、どうなの?」と思った作品でもありました。

 R2.12..6
 DVD
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「ラスト・クリスマス」(2019年)

2020-11-22 18:42:44 | 外国映画
 「ラスト・クリスマス」(「Last Christmas」、2019年、米)
   監督 ポール・フェイグ
   脚本 エマ・トンプソン  ブライオニー・キミングス
   原案 エマ・トンプソン  グレッグ・ワイズ
   撮影 ジョン・シュワルツマン 
   音楽 セオドア・シャピロ
   出演 エミリア・クラーク
      ヘンリー・ゴールディング
      ミシェル・ヨー
      エマ・トンプソン  リディア・レオナルド

 まだ一ヶ月以上先だと言うのに前回に続きクリスマス映画。(汗)

  予告篇 https://www.youtube.com/watch?v=BrxmTcYdw84 

 観るもの無くて近所のGEO物色してたらE・クラークの準新作が有ったのでチョイス、「世界一キライなあなたに」('16)のキュートでユニークな個性&眉芸がどう進化したか興味も有りました。
 最初、ヒロインの勤め先が中国系女主人のクリスマスショップ、相手役も通りすがりの中国系なのでハリウッドの中国市場ヨイショ作品かと思ってゲンナリ、視聴意欲ダダ下がりになったけど我慢して観てたら、これ「いいんじゃん!」(笑〜中国市場を意識してるのは間違いないけど、作品が良ければ全然OK)
 女主人の相手役が何処から湧いてきたのか謎で、その一点だけ引っ掛かったけど、それ以外はクリスマスらしい良い話でした。(もう一つ有った、スケート靴、どう始末したの(笑))
 まぁ、これも色んな作品のエキスをシャッフルしてまして、思い付くだけで「ノッティングヒルの恋人」(ベンチとかマーケット風景)、「フォロー・ミー」のロンドン巡り(使われなかったラストシーンなんてクリストフォルーがロンドン案内してるようなもの)、「ゴースト〜ニューヨークの幻」も要素、入ってるよね、ホームレス施設でのクリスマスってのも何処かで観た気がするするし、作品の根本的な設定も漫画か映画か判らないけど、どっかで見たような気がしてしまいました。(これは牽強付会だけどラブラブな二人のアイススケートだと「ある愛の詩」を思い出してしまう)
 物語は旧ユーゴからの移民で、歌手志望ながら何もかも上手くいかず、一夜の宿を求めて男と直ぐ寝るようなしょうもないヒロインが生きる事の素晴らしさに気づくまでという、実にクリスマスらしい、そして、ありきたりな話なんだけ心温まる話で主役二人の好演もあってホンワカと涙しました。相変わらずE・クラークはユニークな女性を演じさせたらピカイチかもしれない、そういう意味で当人は嫌だろうけどミア・ファローの系譜、只、今以上太ったらオバさん役しかこなくなりそう、気をつけた方がいいかも。

 物語も要素も全然違うけど、この作品、21世紀の「三十四丁目の奇蹟」って気がする、「何処が?」って聞かれると何処も似てないのだけど、クリスマス期間の奇跡の話だからかな。(笑〜「三十四丁目の奇蹟」より「クリスマス・キャロル」の男女逆転版が正解に近いかもしれない)
 鉦鼓亭が今年のクリスマス映画として推薦します、ご興味があれば、どうぞ。

※1984年発表のワム!の楽曲「Last Christmas」(去年のクリスマス)に誘発された作品だとか。

  Last Christmas, I gave you my heart   去年のクリスマス、君に僕の心を捧げた
  But the very next day you gave it away   でもすぐ次の日に君は捨て去ってしまった
  This year, to save me from tears   今年は、涙を流さないように
  I’ll give it to someone special   特別なだれかにあげるんだ

※ちょっと、演説は要らなかったかな(短いんだけどね)。
※相変わらずE・クラークの眉はよく動く。(笑)

 R2.11.22
 DVD

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 R2.11.23 (追記)

 ラストシーンを書きますので、そのつもりで

 自分だったらラストはこうしたかったと言う一案

 映画はホームレス達のシェルターハウスでのクリスマスショーから建物全景、そして、ヒロイン カタリナと家族達のクリスマスパーティーへと移り、続いて公園のベンチに座ってるカタリナとなるのですが、ボーナストラックにある幻のラストシーンを観て思ったのは、
 家族団欒のシーンは、その前のクリスマスショーのシーンで家族の和解が成立してるのだがら殊更に必要ないと思う、このシーンの意味は母親が長女のレズを認めるという以外ないし、それも前シーンの長女の相手を含めた家族和解で充分理解出来ると思う、ここの代わりに幻のラストシーンである「Look up」と印したの黄色いキャップ(黄色は中国では皇帝専用の色で今でも高貴な色として中国人が好む色)を被ってツアー客のロンドン案内をしてるカタリナの最後のアップから続けて本編ラストのベンチに繋げた方が僕としては良かったと思う。
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