睦月
独り身の 蜜柑の皮も ただひとつ
炬燵に潜る 寝正月かな
如月
淡雪や 梅の蕾に 薄化粧
冬の名残りか 如月の末(すえ)
弥生
見下ろせば 果てなくつづく 春霞
沖ゆく船の 汽笛しきりと
卯月 本歌取り
君去し ひとりこの部屋 目覚めれば
ハンカチーフの 歌、我は憎まん
皐月
五月晴れ 若き葉繁り 匂い立つ
紋白蝶 何処(いずこ)ともなく
水無月
六月 鎌倉にて
雫落つ 篠つく雨に 紫陽花の
色鮮やかに 夏のくるまで
文月
鵜飼舟 勇ましきかな 篝火(かがりび)よ
見上ぐる空に 十五夜の月
葉月
暗闇に 五山送り火 燃え上がり
「いけず」呟(つぶや)く 罰当たりかな
長月
秋祭り 神輿納まり 日は落ちて
仕舞い神楽に 夏は終わりぬ
神無月
谷川に 紅(くれない)ひとつ 流れきて
ふと見上げれば 秋深まりし
霜月
多分、1966年から1968年頃、偶然だけど2回見た。
二度とも公園で友達と遊んで帰る時の新大塚交差点、春日通り。自衛隊記念日には当時、神宮外苑に近隣の部隊が集結したのだろう。
そこから練馬駐屯地、朝霞駐屯地への帰り道だったと推測、61式中戦車、装甲車、牽引された砲、兵員輸送車(要するにトラック)、
部隊ごとに隊列組んで国道を走っていった、沿道は見物人の行列、今では考えられん。(笑)
街駆ける 戦車見る子は 我忘れ
熱き眼差し 今、跡形もなし
師走
数年前訪れた、名勝 雨晴海岸を思い出して
風凪ぎし 雨晴らしの浜 佇めば
波はひたりと ただ静かなり
独り身の 蜜柑の皮も ただひとつ
炬燵に潜る 寝正月かな
如月
淡雪や 梅の蕾に 薄化粧
冬の名残りか 如月の末(すえ)
弥生
見下ろせば 果てなくつづく 春霞
沖ゆく船の 汽笛しきりと
卯月 本歌取り
君去し ひとりこの部屋 目覚めれば
ハンカチーフの 歌、我は憎まん
皐月
五月晴れ 若き葉繁り 匂い立つ
紋白蝶 何処(いずこ)ともなく
水無月
六月 鎌倉にて
雫落つ 篠つく雨に 紫陽花の
色鮮やかに 夏のくるまで
文月
鵜飼舟 勇ましきかな 篝火(かがりび)よ
見上ぐる空に 十五夜の月
葉月
暗闇に 五山送り火 燃え上がり
「いけず」呟(つぶや)く 罰当たりかな
長月
秋祭り 神輿納まり 日は落ちて
仕舞い神楽に 夏は終わりぬ
神無月
谷川に 紅(くれない)ひとつ 流れきて
ふと見上げれば 秋深まりし
霜月
多分、1966年から1968年頃、偶然だけど2回見た。
二度とも公園で友達と遊んで帰る時の新大塚交差点、春日通り。自衛隊記念日には当時、神宮外苑に近隣の部隊が集結したのだろう。
そこから練馬駐屯地、朝霞駐屯地への帰り道だったと推測、61式中戦車、装甲車、牽引された砲、兵員輸送車(要するにトラック)、
部隊ごとに隊列組んで国道を走っていった、沿道は見物人の行列、今では考えられん。(笑)
街駆ける 戦車見る子は 我忘れ
熱き眼差し 今、跡形もなし
師走
数年前訪れた、名勝 雨晴海岸を思い出して
風凪ぎし 雨晴らしの浜 佇めば
波はひたりと ただ静かなり