「もしお許し願えれば女について話しましょう」(「Se permettete parliamo di donne」、1964年、伊)
監督 エットーレ・スコラ
脚本 エットーレ・スコラ ルッジェーロ・マッカリ
撮影 サンドロ・デヴァ
音楽 アルマンド・トロヴァヨーリ カルロ・アルベルト・ロッシ
出演 ヴィットリオ・ガスマン
シルヴァ・コシナ エレオノラ・ロッシ=ドラーゴ
ジャンヌ・ヴァレリー アントネラ・ルアルディ
「パリジェンヌ」(1961年、仏)のイタリア版といったところ、9話からなるオムニバス形式の艶笑喜劇。
第一話 「案ずれば損をする」←物語の何かの伏線かと思ったら、そんな事まるで無く唖然、呆然。早トチリの話だが、まぁ、あり得ん。
第二話 「おもて笑顔でうちしかめっ面」←おしゃべり男のひたすら五月蝿い話。一番、面白くなかった。
第三話 「よその女房を寝取るよろこび」←あり得ん2(笑)。
第四話 「ミイラとり」←シチリアだったら蜂の巣にしただろう、薄情な兄だ。
第五話 「結婚式風景」←皮肉っぽいけど、只、それだけ。
第六話 「高級パン助と無賃乗車」←セコい男の話、二番目に面白くなかった。
第七話 「知らぬは亭主ばかりなり」←オメデタイ囚人の話。
第八話 「女のはらいもの」←有閑マダム。
第九話 「じらしにじらす結果は」←何事も限度っちゅうものがある、シルヴァ・コシナを見るだけの話。
只、「パリジェンヌ」はパリの女の強かさをコミカルに描いて面白かったけど、こちらはヴィットリオ・ガスマンという知らん男優の9変化を楽しむ作品で、さして面白いとは思えませんでした。(全話、役は違えど男はガスマン一人、1話ごとに女優が変わる)
話として面白かったのは第七話、女房の情夫を殺して7年の服役中の男が、女房の尽力で2日の外出を許される、そうなればヤル事は一つ。刑務所に戻って1ヶ月後、女房が訪ねて来て妊娠を告げる、嬉しくて有頂天になる男、しかし、それは女房の策略だった・・・、女房役のジャンヌ・ヴァレリーが中々に魅力的なのも良かった。
第九話のシルヴァ・コシナもコケティッシュで可愛くて目の保養、この作品を借りた動機エレオノラ・ロッシ=ドラーゴ(第八話)も、かなりの年増になっちゃったけど、この頃はまだ美しさが残ってました。
1話が10分くらいで終わるのだけが救いの作品。
エスプリも ユーモアもなく 本能の
おもむくままに イタリア映画
※デ・シーカの「昨日・今日・明日」が懐かしい。
R5.5.15
DVD
監督 エットーレ・スコラ
脚本 エットーレ・スコラ ルッジェーロ・マッカリ
撮影 サンドロ・デヴァ
音楽 アルマンド・トロヴァヨーリ カルロ・アルベルト・ロッシ
出演 ヴィットリオ・ガスマン
シルヴァ・コシナ エレオノラ・ロッシ=ドラーゴ
ジャンヌ・ヴァレリー アントネラ・ルアルディ
「パリジェンヌ」(1961年、仏)のイタリア版といったところ、9話からなるオムニバス形式の艶笑喜劇。
第一話 「案ずれば損をする」←物語の何かの伏線かと思ったら、そんな事まるで無く唖然、呆然。早トチリの話だが、まぁ、あり得ん。
第二話 「おもて笑顔でうちしかめっ面」←おしゃべり男のひたすら五月蝿い話。一番、面白くなかった。
第三話 「よその女房を寝取るよろこび」←あり得ん2(笑)。
第四話 「ミイラとり」←シチリアだったら蜂の巣にしただろう、薄情な兄だ。
第五話 「結婚式風景」←皮肉っぽいけど、只、それだけ。
第六話 「高級パン助と無賃乗車」←セコい男の話、二番目に面白くなかった。
第七話 「知らぬは亭主ばかりなり」←オメデタイ囚人の話。
第八話 「女のはらいもの」←有閑マダム。
第九話 「じらしにじらす結果は」←何事も限度っちゅうものがある、シルヴァ・コシナを見るだけの話。
只、「パリジェンヌ」はパリの女の強かさをコミカルに描いて面白かったけど、こちらはヴィットリオ・ガスマンという知らん男優の9変化を楽しむ作品で、さして面白いとは思えませんでした。(全話、役は違えど男はガスマン一人、1話ごとに女優が変わる)
話として面白かったのは第七話、女房の情夫を殺して7年の服役中の男が、女房の尽力で2日の外出を許される、そうなればヤル事は一つ。刑務所に戻って1ヶ月後、女房が訪ねて来て妊娠を告げる、嬉しくて有頂天になる男、しかし、それは女房の策略だった・・・、女房役のジャンヌ・ヴァレリーが中々に魅力的なのも良かった。
第九話のシルヴァ・コシナもコケティッシュで可愛くて目の保養、この作品を借りた動機エレオノラ・ロッシ=ドラーゴ(第八話)も、かなりの年増になっちゃったけど、この頃はまだ美しさが残ってました。
1話が10分くらいで終わるのだけが救いの作品。
エスプリも ユーモアもなく 本能の
おもむくままに イタリア映画
※デ・シーカの「昨日・今日・明日」が懐かしい。
R5.5.15
DVD
私、スコラ監督大好きなんですがこの作品は未見で
チラッと読ませていただきました!
救い(笑)。
9話もあってはね~(笑)。
いつか見たいと思います♪
>エスプリも ユーモアもなく 本能の
>おもむくままに イタリア映画
(笑)。(笑)。(笑)。
そんな作品でしたか?
デ・シーカ監督も大好きです♪
またお話しできると良いですね~!
お元気にしていますか?
本当に暑くなってきましたね~ご自愛くださいませ~。
.
コメントありがとうざいます!
いつか見たいと思います♪
〉奇数話+第8話がそこそこ、偶数話はイマイチでした。(filmarksの感想見ても7話目が一番評判がいいようです)
艶笑モノですが、多少の色気くらいで他人と見ても気まずくはならない(と思います)。
この監督は調べてみたら「お初」でした、デ・シーカは「ひまわり」、「昨日・今日・明日」が印象に残ってますが、全部「ふたりの女」に隠れてしまった感じです、あれは高校生には中々、強烈でした。
何とかやっていますが、ちょっと右足首に危険信号というか時限装置のスイッチが入っちゃった感じで、少し覚悟しています。(最悪でも命取られる訳ではないので、まぁ、なんとかなるでしょう)