【4月第2週:GE~グッド・エンディング~(作・流石景)】
http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10406.html#581
【漫研】
http://www.tsphinx.net/manken/
少年チャンピオンで新連載の「任侠伝レイラ」(原作・梶研吾、漫画・米井さとし)が良かったですね。かなり完成された第一話だったと思います。短期集中という事ですが、これは直ぐに本格連載に入って欲しいなあという力がありますね。マガジンやサンデーなんかでは、連載の第1回というと、かなりどーん!とページ数とって来たりするんですが、そのワリに分りづらいというか…何がしたいのか分らない感じのものが少なくなかったり。(特にマガジンは……けっこう複雑なストーリーものを組んできたりしているので、致し方ない面もあるのですが…)そこらへん「レイラ」の方はアイデアが良ければ、情報はシンプルな方が、返って惹きつけられるような好例になっているかと思います。
もうほとんど「女子高生レスラーが男のプロレスラーと対戦するマンガってどうだ?それって面白ろそうだろ?」ってプレゼン一本で終わっている。(プロレスものだと…女子プロに流れちゃう事もあって、ありそうで無かった?そんな事もない?「エアマスター」とかどう考えるか?って感じだと思うけど…)あとは冒頭で、主人公の父親が失踪している事~この娘、父親捜しで仮面レスラー始めたんですかね?~と、キャラが、刺青で仮面の主人公に、道化回しのグレイトフル帝都?無論、細かい情報は「読んで」いきますが、ほとんどそれだけで第1回、ヒイちゃっていますよね。でも、もう何か物語の情報として「必要充分」で、何がしたいか分るし、次を読みたくさせてくれる。
逆に50Pとか取って、情報シンプルってワケにもいかない所があって、大して話が進んでいないと、え?なにそれ?って感じがしちゃうし、かといって情報詰め詰めでも、1話でどんだけ消化しきれるのか?って事もある。…たとえば今の「レイラ」に今後登場させる事を予定しているキャラクターを(ページの関係で)放り込んだらどうなるか?僕は、情報を取捨して出したシンプルさ=必要充分さが損われて冗長な印象を受けたり、テーマの伝達性が落ちるような気がするんですよね。…ネームを綺麗に仕上げる限り、誤差レベルに過ぎないでしょうけど…。
読者を掴むのに1話で完結する所まで持って行く、その為(あるいは単行本都合という気もするけど)にページを多く取る、という話に裏付けがあるのであろう事は分るんですけどね…。そこまで1回で起承転結つける事の意味が分っていて、なんで連載では「今、起承転結のどのあたり」か俄に分らない程、ずぶずぶに1エピを引き延ばすの?とも思っちゃいますけどねw(←ここらへんの話が「速度論」に繋がってきます)
まあ、でも何かチャンピオン、今、全体的に連載陣がけっこういい感じですし、短期の「ジョギリ屋ジョー」とか、これを観てもいい周期に入って来ている気がしますね。今、いい周期って言いましたけど、それはマンガ雑誌として安定感がないって話でもあって“弱い”雑誌って事でもあるんですけどね(汗)
ジャンプに出る程才能は無くて、サンデーに出る程上手くは無くて、マガジンに出る程徹する事は出来ない……それでも何かちょっと「面白い」、ちょっとアウトローな感じの人がチャンピオンに寄って来る事もあるんですよね。今、チャンピオンの大看板の板垣先生がそもそもそんな感じでしたよね。まあ、そんなワケで“いい周期”のチャンピオンは好きです(`・ω・´)(←おい!)応援したいです。
http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10406.html#581
【漫研】
http://www.tsphinx.net/manken/
少年チャンピオンで新連載の「任侠伝レイラ」(原作・梶研吾、漫画・米井さとし)が良かったですね。かなり完成された第一話だったと思います。短期集中という事ですが、これは直ぐに本格連載に入って欲しいなあという力がありますね。マガジンやサンデーなんかでは、連載の第1回というと、かなりどーん!とページ数とって来たりするんですが、そのワリに分りづらいというか…何がしたいのか分らない感じのものが少なくなかったり。(特にマガジンは……けっこう複雑なストーリーものを組んできたりしているので、致し方ない面もあるのですが…)そこらへん「レイラ」の方はアイデアが良ければ、情報はシンプルな方が、返って惹きつけられるような好例になっているかと思います。
もうほとんど「女子高生レスラーが男のプロレスラーと対戦するマンガってどうだ?それって面白ろそうだろ?」ってプレゼン一本で終わっている。(プロレスものだと…女子プロに流れちゃう事もあって、ありそうで無かった?そんな事もない?「エアマスター」とかどう考えるか?って感じだと思うけど…)あとは冒頭で、主人公の父親が失踪している事~この娘、父親捜しで仮面レスラー始めたんですかね?~と、キャラが、刺青で仮面の主人公に、道化回しのグレイトフル帝都?無論、細かい情報は「読んで」いきますが、ほとんどそれだけで第1回、ヒイちゃっていますよね。でも、もう何か物語の情報として「必要充分」で、何がしたいか分るし、次を読みたくさせてくれる。
逆に50Pとか取って、情報シンプルってワケにもいかない所があって、大して話が進んでいないと、え?なにそれ?って感じがしちゃうし、かといって情報詰め詰めでも、1話でどんだけ消化しきれるのか?って事もある。…たとえば今の「レイラ」に今後登場させる事を予定しているキャラクターを(ページの関係で)放り込んだらどうなるか?僕は、情報を取捨して出したシンプルさ=必要充分さが損われて冗長な印象を受けたり、テーマの伝達性が落ちるような気がするんですよね。…ネームを綺麗に仕上げる限り、誤差レベルに過ぎないでしょうけど…。
読者を掴むのに1話で完結する所まで持って行く、その為(あるいは単行本都合という気もするけど)にページを多く取る、という話に裏付けがあるのであろう事は分るんですけどね…。そこまで1回で起承転結つける事の意味が分っていて、なんで連載では「今、起承転結のどのあたり」か俄に分らない程、ずぶずぶに1エピを引き延ばすの?とも思っちゃいますけどねw(←ここらへんの話が「速度論」に繋がってきます)
まあ、でも何かチャンピオン、今、全体的に連載陣がけっこういい感じですし、短期の「ジョギリ屋ジョー」とか、これを観てもいい周期に入って来ている気がしますね。今、いい周期って言いましたけど、それはマンガ雑誌として安定感がないって話でもあって“弱い”雑誌って事でもあるんですけどね(汗)
ジャンプに出る程才能は無くて、サンデーに出る程上手くは無くて、マガジンに出る程徹する事は出来ない……それでも何かちょっと「面白い」、ちょっとアウトローな感じの人がチャンピオンに寄って来る事もあるんですよね。今、チャンピオンの大看板の板垣先生がそもそもそんな感じでしたよね。まあ、そんなワケで“いい周期”のチャンピオンは好きです(`・ω・´)(←おい!)応援したいです。